八方尾根は一部を残し夏道となりました。高山植物がお花畑となってきました。
天気・気温
山と周辺の状況
朝からの霧雨で今日は肌寒いです。
まだ池の中央に残雪の残る八方池周辺の登山道では、多種の高山植物が彩りを添えています。
オオ
サクラソウ
サクラソウ
は、八方尾根 下の樺上部周辺に咲いています。葉緑の鮮やかさと 輪状に咲く紫紅の花色がひときわ目を引きます。
シラネアオイ
シラネアオイ
は、下の樺周辺で見頃となっています。
キヌガソウは、扇の雪渓下部の登山道沿いに咲いています。
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
は、八方尾根・唐松岳頂上山荘周辺の登山道沿いに咲いています。
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
は唐松岳頂上山荘周辺に群落を作り
クロユリ
クロユリ
と一緒に咲いています。
ミヤマクワガタは、唐松岳頂上山荘周辺が見頃となっています。唐松岳頂上山荘周辺には、ミヤマクワガタの群生地があります。
唐松岳頂上山荘周辺はお花畑となっています。
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
・
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
・
クロユリ
クロユリ
が混生しながらお花畑を作っています。
唐松岳頂上山荘周辺一帯に広がる砂礫地は、貴重な
コマクサ
コマクサ
の植生地です。登山道からお楽しみ下さい。
登山道の状況
・八方尾根は、「下の樺」から「扇の雪渓」経由の夏道ルートに変更となりました。
丸山周辺にはまだ残雪があります。丸山より上部~桟橋手前までの登山道では、尾根伝いの登下山となります。足もとに充分気をつけて下さい。現在、夏道に残雪が残り、夏道を通行できないのはこの部分だけです。
八方尾根最上部 唐松岳頂上山荘~桟橋手前までの間、夏道が開通しました。
八方尾根の登山道状況は日々変化します。変更になりましたらご案内致します。http://karamatsu.jp/photos2012_2.html
・唐松岳~五竜方面 大きな支障の報告はありません。
・唐松~不帰は上級者コースです。
登山装備
3000m級の夏山登山装備が必要です。
雨具、セーターやフリースなどの薄手防寒着、日焼け止め、ヘッドランプ、地図必携。
注意点
・水分は多めに持ってきて、行動中はしっかり補給してください。水分不足による高山病が多発するころになりました。こまめに水分、塩分、少々の糖分を採りましょう。
・午後になると雷雨がくることがある時期となりました。早出早着を守りましょう。
お知らせ
・電話が繋がりにくい時があります 電波状態により、日中の電話が繋がりにくくなることがあります。時間を変えるとかかるようです。夜は20:00までお電話を受けております。
・山荘から「氷河」が見えます。日本初の「氷河」として 認定された3ヶ所の氷河(北アルプス立山連峰の三ノ窓雪渓、小窓雪渓、雄山御前沢雪渓)を真正面に見ることができます。この夏は山荘で氷河を見ながらの夕食をどうぞ。
昨年の今頃の様子は?
2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27
2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11
2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24
営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。7/11以降の予約は6/11からWEBほかで受付。7/10まではHP参照2023.06.08
唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子
唐松岳頂上山荘
- 電話番号:
- 090-5204-7876
- 連絡先住所:
- 長野県北安曇郡白馬村北城6336