尾瀬沼は早くも秋の様相。ゴゼンタチバナが赤い実をつけ、ヤナギランの丘は最後の見頃です。
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
今朝、外に出ると雲一つない青空が広がっていました。今日は秋晴れの一日になりそうだと思っていたら、午後になってからなにやら立ち込める雲・・・。尾瀬は山、山の天気はやはり変わりやすいです。
そんな尾瀬沼周辺は早くも秋の様相です。例えば
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
は、その名の由来となった「橘のような鮮やか赤い実」をつけています。
花たちにも秋の気配が感じられます。林内では秋に見られるオヤマリンドウが咲き、ビジターセンター近くの奥ッ沢(おくっつぁわ)では、秋を彩る花・オゼミズギク見事な姿をたくさん見せてくれています。
また、平野長蔵さん親子の墓のある、
ヤナギラン
ヤナギラン
の丘と言われている場所で、その呼び名の由来となった
ヤナギラン
ヤナギラン
が最後の見頃を迎えています。ピンクの花々が青空に映えます!
なお、大江湿原の花で今、咲いている花は、
イワショウブ
イワショウブ
、
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン
、ミヤマワレモコウ、ゴマナ、
ヤナギラン
ヤナギラン
、マルバダケブキ、
サワギキョウ
サワギキョウ
、
サラシナショウマ
サラシナショウマ
、ミヤマ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、オク
トリカブト
ヤマトリカブト
。など
林内ではオヤマリンドウ、ジョウシュウオニアザミ、
ヨツバヒヨドリ
ヨツバヒヨドリ
など。
尾瀬では晴れた日に朝霧がよく発生します。これは放射冷却現象により、地表が冷やされ気温が下がるため空気中の水蒸気が水滴となり霧となったものです。
登山道の状況
尾瀬沼周辺の登山道で問題箇所は特にありません。
小淵沢田代から尾瀬沼ビジターセンターへ向かう途中には、少しきつい傾斜が続きます。足元にご注意下さい。
小淵沢田代分岐から小淵沢田代へ向かう道は、木道のない林内を通る登山道のため、雨上がりなど、かなり道に泥濘があります。
登山装備
急な天候の変化に対応できる装備でお願いします。
注意点
・入山前に靴に着いた土をしっかり落とすようお願いします。(下界の植物の種子を尾瀬に持ち込まないためです)
お知らせ
尾瀬沼のキャンプ場は張れる数が決まっているため完全予約制です。すでに大変混雑しています。キャンプ場では食器の洗浄、排水捨てることはできません。食事の工夫をお願いします。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: