10/8初霜です!大江湿原の草紅葉は当たり年。防寒具必携。小屋締めやトイレ閉鎖の日程注意。
天気・気温
山と周辺の状況
今朝起きると、空は真っ青、そして湿原は白くキラキラと輝いていました。今朝起きると、空は真っ青、そして湿原は白くキラキラと輝いていました。紅葉した葉っぱを白く縁取る霜はとっても綺麗でした。
今年の大江湿原の草紅葉(くさもみじ)は当たり年だと思います。特に
キンコウカ
キンコウカ
の葉がオレンジ色に輝き、湿原に彩りを添えています。奥に見える桧ノ突き出しや周辺の木々も少しずつ色づきはじめてきました!
三本カラマツ付近で咲いている、ウワミズザクラ(バラ科)も葉が赤く染まっています!湿原の木道近くのダケカンバはまだ、黄葉(こうよう)には早いようです。
尾瀬沼では南岸から対岸を見ると、色とりどりの紅葉が見られます。
キンクロハジロなどの冬ガモたちが百十数羽もやってきています。
尾瀬ヶ原では、草紅葉の色も深まり、秋の尾瀬が楽しめます。木々も赤や黄色へと染まりだしています。ヤマウルシ、ツタウルシ、
ヒツジグサ
ヒツジグサ
などが色づき、アブラガヤが秋の湿原にアクセントをつけています。
キンコウカ
キンコウカ
やマムシグサは実となっています。エゾリンドウは青紫の濃淡が美しい花を咲かせています。水芭蕉は来年の準備の芽を出しています。
白砂田代の草紅葉が濃いオレンジ色に染まっています。白砂峠~見晴の間の木々も赤や黄色に染まりだしています。三条の滝は紅葉の見頃まであと少しです。
登山道の状況
濡れた木道は滑りやすいので注意。
周辺の木道、登山道に整備の入る時期となりました。ご注意下さい。
尾瀬沼南岸ルートは木道が傷んでいるところがあり注意して下さい。
大清水入山口から1時間20分ほど歩くと一ノ瀬、ここからいよいよ山道という感じになってきます。その先、一ノ瀬~岩清水の木道階段の補修が行われました。木々の色づきが日に日に良くなっているこの時期にありがたい補修でした。
赤田代付近で木道工事が始まっています。
竜宮周辺の工事も予定されています。春には新しい木道となります。
ヨッピ橋補修工事のため、ヨッピ橋~東電小屋の間は10/15以降通行止めとなります。
白砂峠あたりは、雨後にはぬかるみに注意。石や枝にも十分ご注意下さい。
見晴らし近くは落ち葉で滑りやすくなっています。足元注意。
三条の滝方面 10/15から展望デッキ通行止めとなります。
登山装備
朝夕は冷え込みますので防寒着は必ずお持ち下さい。天候急変急にご注意下さい。雨具は必ず持ち歩きましょう。
注意点
日の入りが早くなりました。余裕のある計画を立て、早めの到着を。
入山前に靴に着いた土をしっかり落とすようお願いします。(下界の植物の種子を尾瀬に持ち込まないためです)
お知らせ
赤田代トイレの閉鎖は10/30までです。見晴らしのトイレの閉鎖は10/27頃。沼尻トイレの閉鎖は10/15。沼尻の休憩所の営業は10/14までです。三平下沼山休憩所の営業は10/20までです。尾瀬沼ビジターセンターの休憩所や売店は10/31まで利用できます。その他の山小屋、トイレの営業も順次終了となります。あらかじめ確認の上、ルート計画を立て下さい。小屋への宿泊は事前に予約が必要です。
尾瀬沼キャンプ場はウッドデッキの上にテントを張るので、快適です。数に限りがあるので必ず予約をして下さい。(尾瀬沼ヒュッテ090-7064-4183)
見晴らしキャンプ場は今シーズンいっぱい使えません。テントは尾瀬沼キャンプ場(要予約)か山の鼻キャンプ場をご利用下さい。尾瀬沼のキャンプ場は張れる数が決まっているため完全予約制です。キャンプ場では食器の洗浄、排水捨てることはできません。食事の工夫をお願いします。
ニホンジカのわな猟実施のご注意 ニホンジカによる植生被害対策として10/1~10/31に大江湿原、浅湖湿原及びその周辺地域と、見晴、赤田代その周辺地域でわなによる捕獲を行います。登山道から外れないようにご協力下さい。ニホンジカのいる場所にはむやみに近づかないでください。安全には十分配慮して実施しますが、あわせて皆様のご理解とご協力をお願いします。なお、この作業に伴う登山道への影響はありません。問い合わせ先は環境省檜枝岐自然保護官事務所(電話0241-75-7301)、檜枝岐村役場(電話0241-75-2500)
ビジターセンター窓口にはオコジョコーナーを作りました。
今年はオコジョが沢山目撃されています。オコジョ目撃情報をビジターセンターにお知らせいただけますと、オコジョ発見証を発行します!
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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