尾瀬沼・燧ヶ岳 | 尾瀬沼ビジターセンター

10/24に燧ヶ岳は初冠雪、尾瀬沼周辺でも積もりました。センター開所は10/31までです。

尾瀬沼ビジターセンタースタッフ (2012.11.01 尾瀬沼ビジターセンター )
尾瀬沼ビジターセンタースタッフ (2012.11.01 尾瀬沼ビジターセンター )
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天気・気温

10/25(木) 天候は、晴れ、09:00の気温+4.3℃、最高気温+10.4℃、最低気温+0.8℃。
会津若松市の天気予報
明日
25℃
7℃
明後日
29℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月2日 18:00発表
みなかみ町の天気予報
明日
26℃
5℃
明後日
28℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月2日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

昨日は雲に隠れていた燧ヶ岳がやっと姿を現しました。
10/24に尾瀬沼は初雪が降り、燧ヶ岳は初冠雪となりました。昨シーズンの初雪は10/3でしたので、ちょうど3週間遅れの初冠雪です。木道も真っ白の雪道となりました。燧ヶ岳も同日初冠雪しました。いよいよ尾瀬にも冬がやってきました。

尾瀬沼はすっかり冬の装い。シーズン終盤となり、山小屋や休憩所は冬に向けて雪囲いを終えたところもあります。雪の上にはかわいい足跡をみることもできます。

このところの天候と気温です。
10/24の天候は、雪のち曇り一時晴れ、09:00の気温+1.2℃、最高気温+3.6℃、最低気温-0.7℃。
10/23の天候は、曇りのち雨、09:00の気温10.2℃、最高気温10.3℃、最低気温6.5℃

登山道の状況

尾瀬沼南岸ルートは木道が傷んでいるところが多くあります。気をつけて通行して下さい。
朝方の木道は霜や、融け残った雪、濡れた落ち葉の影響で大変滑り易いのでご注意ください。小刻みに歩くと転倒事故になりにくいようです。

登山装備

初雪初冠雪を観測しています。防寒対策はしっかりと!天候急変急にご注意下さい。雨具は必ず持ち歩きましょう。

注意点

■ニホンジカのわな猟実施の注意
ニホンジカによる植生被害対策として10/1~10/31に大江湿原、浅湖湿原及びその周辺地域と、見晴、赤田代その周辺地域でわなによる捕獲を行います。登山道から外れないようにご協力下さい。
安全には十分配慮して実施しますが、ニホンジカのいる場所にはむやみに近づかないでください。なお、この作業に伴う登山道への影響はありません。

●各山小屋、休憩所、キャンプ場などの営業終了予定
http://ozenavi.blog85.fc2.com/blog-entry-3141.html
●尾瀬ヶ原の各橋の橋板取り外しに伴う通行止めのお知らせ
http://ozenavi.blog85.fc2.com/blog-entry-3142.html
●車道の冬期通行止め、尾瀬周辺のバス路線運行情報
http://www.oze-fnd.or.jp/main/access/access1/toukiheisa.html

お知らせ

尾瀬沼ビジターセンターは10/31に閉所します。閉所にあたり通常の閉館時間は16:00ですが、前倒しになることもあります。ご了承下さい。

昨年の今頃の様子は?

尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17

ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31

尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子

  • カラマツの紅葉も終盤の尾瀬
  • 今朝は冷え込んで霧氷が付きました
  • 高い霜柱が立ちました
  • カラマツの黄葉がピークです
  • 三本松カラマツもすっかり色づきました
  • 三本カラマツも色づき始めました
  • 尾瀬沼周辺の紅葉
  • 一ノ瀬付近の紅葉
  • 霜が下りて真っ白になりました
  • だいぶ樹木の紅葉が進みました
  • 草紅葉は盛りですが、樹木はまだこれからです
  • 大江湿原の草紅葉

尾瀬沼ビジターセンター

電話番号:
連絡先住所:

地図で見る

施設の詳細を見る

関連する山

福島県 / 南会津・尾瀬

燧ヶ岳・柴安嵓 標高 2,356m

福島県南会津郡桧枝岐村に位置し、日光火山群の一峰である。福島県の最高峰であり、これより北にはこれ以上高い山はない。しかし、東北の山というよりは尾瀬のシンボル的な山である。  山頂は、最高峰(西峰)である柴安嵓(しばやすぐら)(2356m)、三角点の置かれた爼嵓(まないたぐら)(2346m)、ミノブチ岳(2220m)、赤ナグレ岳(2249m)、御池(みいけ)岳(2280m)の五峰が居並ぶ。山は円錐形で、輝石安山岩からなる。日本最大の高層湿原である尾瀬の成立には、この燧ヶ岳火山が大きく関わっている。すなわち、只見川はこの燧ヶ岳の火山活動によって堰止められ、尾瀬が出現したと考えられている。ヒウチの名は火打ちで、火山に由来していると思われる。一説には、会津駒ヶ岳側から望むと「火打ちばさみ」の雪形が見られるためともいわれる。  燧ヶ岳を開山したのは、尾瀬沼のほとりに建つ長蔵(ちようぞう)小屋の初代平野長蔵であった。当時桧枝岐に住んでいた長蔵は、沼畔に小屋を仮設して燧ヶ岳登山の足掛かりにした。長蔵は燧ヶ岳を信仰の対象として開山したのであった。燧ヶ岳の祭神は「燧大権現」でカツラギヒトコヌシ神という。爼嵓山頂にその石祠が祭られている。  尾瀬のシンボルというだけあって、その展望の主役は尾瀬ガ原と尾瀬沼である。向こうにもう1つのシンボル至仏岳の姿が美しい。展望は日光連山も主役である。最高峰である白根山をはじめ、金精山、温泉ヶ岳、男体山などの峰々から、また那須連峰、上信越の山々、越後三山、会越の山々から飯豊連峰まで、関東と東北の山がずらりと並び圧巻である。山頂付近の火口ガレ場地帯にはコマクサの花が咲くが、株が極端に少ないため、現在一般の立ち入りが禁止されている。  登山道は5コースある。長英新道とも呼ばれる燧新道は、平野長蔵と長英が親子2代にわたって切り開いた道で、長蔵小屋から3時間15分。尾瀬沼畔である沼尻からの沼尻コースは、最も古いコースで、ナデッ窪の急な斜面を一気に登り、所要2時間30分で、ミノブチ岳の途中で長英新道と合流する。湿原地帯を抜ける変化に富んだ御池コースは、熊沢田代や広沢田代を経て所要3時間30分。以上3コースは、燧ヶ岳山頂に直接登るものだ。  一方、下田代や温泉小屋からのコースは、いずれも柴安嵓に登るコース。下田代からのコースは見晴新道と呼ばれ、温泉コースとともに樹林帯を登る静かなコースである。どちらも2時間30分で山頂に達する。この2コースはいずれも急登の連続である。

群馬県 / 南会津・尾瀬

至仏山 標高 2,228m

 尾瀬ガ原の西端に位置し、東の燧ヶ岳とともに尾瀬を代表する名山である。ミズバショウの花咲く湿原のかなたに残雪の至仏山、といった写真はよく目にすることだろう。  山頂から眼下に見る尾瀬ガ原はすばらしい。西には奥利根、谷川の山並みを望む。足元には蛇紋岩地特有のホソバヒナウスユキソウやオゼソウなど、貴重な高山植物が多い。山名の故か、百名山登頂の最後にこの山を登る人たちもあると聞く。山名は、仏教には関係なく、ムジナッ沢(つあわ)の別名「渋ッ沢」に由来するという。  山ノ鼻から直登するコースは植生保護のための通行禁止が平成9年に解除された。ただし状況によっては再び通行禁止となる場合もある。山ノ鼻から頂上まで所要2時間30分。鳩待峠からは緩やかで展望のよいコースがある。鳩待峠から頂上まで所要2時間40分。  鳩待峠は、その昔片品村の男たちが、厳冬期に入山し、木地師として木工品を作っていたころの仕事場であった。鳩は寒中はふもとの村にいて、暖かくなると山奥へ移る習性がある。峠の近くで鳩が鳴けば、男たちは久々に里へ下り、田植えを始める。雪深い山中で、鳩が来る春の日を待ち続けたことから、鳩待峠と呼ばれた。

栃木県 群馬県 / 南会津・尾瀬

鬼怒沼山 標高 2,141m

 栃木県の北西部、日光市と群馬県片品村との境にあり、別名、絹沼山などとも書かれる。  山頂近くには高層湿原では日本一の高所にある、鬼怒沼がある。鬼怒沼は大小50余りの池塘からなり、まさに高山植物の宝庫である。また、湿原からは遠く尾瀬の山々や白根山が望める。周辺にはコメツガ、オオシラビソなどの自然林も多く、カモシカなどの野生動物の貴重な生息地となっている。  鬼怒沼山は眺望に恵まれないためか、登る人はまれで、不遇をかこっている。  しかし、山麓には奥鬼怒四湯として知られる秘湯があり、温泉プラス山旅で存分に楽しめる。  バスの終点女夫淵温泉から鬼怒沼湿原まで3時間40分、鬼怒沼山まで4時間20分。  群馬県側の大清水から物見山経由で3時間30分、丸沼から湯沢峠経由でも入山可能。

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