落ち葉で登山道が不明瞭なところや、滑りやすいところがあります。雲取山北面へはアイゼン携行のこと。
天気・気温
山と周辺の状況
大量に落葉し、木々は冬枯れの状態になりつつあります。おかげで冬鳥がよく見られるようになりました。11月上旬にクマの目撃情報があり、注意勧告が出されましたが、それから目撃情報はありません。しかし奥多摩のクマのなかには冬眠しない個体もいます。念のためクマ鈴などで音を出していくことをオススメします。
紅葉はむかし道、氷川渓谷、御岳渓谷などで、色付きの遅いイロハモミジなどがまだキレイです。日が当たるとよく映えます。
登山道の状況
登山道は大量の落ち葉で、踏み跡が不明瞭なところがあります。道迷いに注意して下さい。また濡れた落ち葉は滑りやすくなっています。落ち葉の下に凍結しているとこもあります。また霜や凍結がゆるみぬかるんでいるところもあります。
雲取山方面では、北面の登山道で凍結しているところがあり、念のため6本爪アイゼンを携行しましょう。
川乗山方面では、細倉橋~百尋ノ滝間は、滑りやすい箇所があるため、通行注意。大丹波川沿いの登山道は通行可となりました。大ダワから北東方面に向かう登山道は、途中の桟橋が崩落しているため、通行できません。大ダワ~足毛岩間は、登山道崩壊のため通行止めです。
林道の日原街道は、道路災害防除工事の為、11/29~12/1(予定)まで20:00~翌6:00は通行止です。22:00~22:30は一時開放。
白丸駅周辺道路の道路新設工事は、渓山窯から数馬の切通し方面が全面通行止めでしたが、工事完了し通行可となりました。
その他の情報についてはこちら http://www13.ocn.ne.jp/~okutamav/tozandou.html
登山装備
地形図、コンパス、レインウェア、ヘッドライトなどの必要装備を忘れずに。気温が下がっているので防寒具も必要です。ぬかるみ対策として靴は防水性の高いものが良いです。スパッツがあると良いでしょう。ルートによりアイゼンの用意が必要です。
注意点
・日没が早いです。15時台には下山する計画で登山しましょう。
奥多摩は森が深く下山口近くなるほど早く日が差し込まなくなるため、日没がとても早く感じます。登山の際はヘッドライトを忘れずに。16時には暗くなります。
・充分な事前準備をして、余裕をもったスケジュールで登山しましょう。奥多摩の山は高低差が大きく急峻です。山頂までの道程は長くありませんが、登山口から急な登りが続きます。
・狩猟期(11/15~翌年2/15)には、目立つ色の服装で、登山道を外れないように注意しましょう。
お知らせ
登山の前には、登山計画書を出しましょう。登山計画書は青梅警察署山岳救助隊のホームページからダウンロードできます。青梅警察署山岳救助隊はこちら http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/9/ome/05sangaku/01sangaku.htm
登山計画書は、青梅警察署、管内の交番・駐在所、JR青梅線の各駅(登山届ボックスあり)にて受け付けています。
ビジターセンターの山岳情報コーナーには、登山の基礎から情報があります。登山を始めたい方、初心者の方も、ぜひお気軽にご利用ください。
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