山間部では強風や凍結、霧氷、積雪もあり軽アイゼン必要。雪山未経験者の入山は危険です。
天気・気温
12月17日 天気:曇り、デッキの気温:10℃(12:00)(標高約1300m)、風:無風、登山者数:17名。
■太忠岳 (標高1497m)
12月15日 天気:雨、山頂の気温:11℃(12:00) 風:北の風強い、積雪:なし、登山者:なし。
■宮之浦岳 (標高1936m)
12月13日 天気:晴れ、積雪:10㎝ 山頂の気温:4℃(12:40) 風:微風、登山者:7名。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■まもなくクリスマス。
屋久島の南部では道路脇に植えられたポインセチアの赤い色が目を引きます。ポインセチアといえば、卓上の鉢植えを思い浮かべますが、屋久島では、こんもりと3m!ほどの木に育っています。メキシコ原産ですので、暖かい屋久島の麓は生育に適しているのかもしれません。
一方、山間部では、先週は寒気の影響をうけ標高1000m以上ので降雪がありました。
12/13は青空が広がりましたが朝方は冷え込み、山頂近くの巨岩が真っ白い霧氷のマントを羽織っていました。宮之浦岳山頂付近の積雪は10㎝程度でした。その後は暖かい日が多く、雪もほとんど溶けましたが、今週半ば、再び寒気の影響を受けそうです。
このように寒暖を繰り返しながら屋久島も冬本番を迎えます。
山間部の雪と温暖な地域に育つ植物の情報を同時に提供できるのは、
南国でありながら九州最高峰の宮之浦岳を有する屋久島ならではと言えるかもしれません。
現在の屋久島の日の出時刻は07:10頃、日の入り時刻は17:20頃です。
登山道の状況
■縄文杉ルート 町道荒川線入口~荒川登山口の車両乗り入れ規制が解除され、荒川三叉路から荒川登山口までの車両乗り入れが可能です。
荒川登山口は駐車スペースが非常に少なく、場合によっては路上駐車をすることになります。
冬期は積雪、路面凍結にご注意ください。積雪、凍結などの場合は車両通行止めになることもあります。屋久島の道路通行規制情報はこちら http://www2.pref.kagoshima.jp/dourokisei/cgi-bin/mapframe.cgi?num=yakushima。
縄文杉の大枝の基部に約3m程度の長さの空洞が見つかり、大枝の落下危険防止措置として、展望デッキの一部立ち入り制限を行っています。詳しい情報についてはこちらで確認できます。 九州森林管理局ホームページhttp://www.rinya.maff.go.jp/kyusyu/
宮之浦岳は歩道上凍結しているところがありり、軽アイゼン着用しましょう。
■縦走ルート
強い寒波が到来すると一夜で状況は一変します。天候やルート状況など最新の情報を確認して入山してください。
淀川登山口までの車道は、凍結や積雪により通行止めになることがあります。
登山道は積雪、凍結する可能性があります。12月以降は、雪山登山経験のない方の入山はお勧めできません。稜線では体が飛ばされそうなぐらい強い風が吹くことがありますのでご注意ください。とくに投石平付近は強風の吹きやすい場所です。
登山装備
冬期はスノースパイクやアイゼン、ストック、ピッケル等の雪山装備をご用意ください。
屋久島での登山は想像以上に行動時間がかかることがありますので、日帰り登山でもヘッドライトは必須です。
注意点
屋久島では、登山グッズレンタルショップのほか幾つかのホテル、エコツアー会社などで登山グッズのレンタルを行っています。装備に不安のある方はご利用ください。
お知らせ
登山道、周辺の状況など詳しい情報につきましては、株式会社屋久島ガイド協会(0997-49-4191)までお気軽にお問い合わせ下さい。
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屋久島ガイド協会周辺の過去の様子
屋久島ガイド協会
- 電話番号:
- 0997-49-4191
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- 〒891-4207 鹿児島県熊毛郡屋久島町1436-56