危険地区の融雪期における雪崩事故防止のための登山禁止期間は、3月22日(金)~4月30日(火)24時までです。
天気・気温
山と周辺の状況
ルート上は、朝のうち雪は締まって歩きやすい状態ですが、日中の気温上昇とともに柔らかくなり足を取られる雪に変わります。
踏み抜きや転倒、ツリーホールなど注意が必要です。また沢筋などの通過の際は、上部からの落雪、雪崩にも十分注意してください。
また沢筋などの通過の際は、上部からの落雪、雪崩にも十分注意してください。
なお、センター前ではまだ、約1m程度の積雪があります。
本年度は例年に比べすこし積雪が少ないように思われますが各登山道とも深い雪に覆われています。
登山道の状況
天神尾根も積雪により登山道(夏道)は隠れています。ルート上には山岳会などが設置した赤布が目印としてありますが、あくまでも目安として登山者自身で位置の確認、ルートの確認を行ってください。
山頂までの各登山道はもちろん、山麓の湯檜曽川沿いの新道や国道291の旧道もしっかり雪に覆われています。特にマチガ沢よりさきが雪の斜面となり、トラバースする形になりますので装備が必要です。
今の時期の登山には、完全な雪山装備と経験と技術が必要です。
谷川岳遭難防止条例に基づく今期の「危険地区の融雪期における雪崩事故防止のための登山禁止期間」は、3月22日(金)~4月30日(火)24時までの40日間となりました。
期間中は危険地区に立ち入らぬようお願いします。
登山装備
暖かい日など必要を感じない方もいるようですが、天候の急変により雪面が凍結する状況もあり、アイゼン、ピッケルなど冬山装備は必携です。
注意点
17日に発生した遭難事故(41歳単独の男性)は、一ノ倉沢にて谷川岳警備隊により本日も早朝から捜索が行われています。今の時期はこの時期の登山には完全な雪山装備と経験と技術が必要です。単独行は避けてください。
肩ノ小屋と平標山ノ家は、冬期無人避難小屋として利用できます。熊穴沢避難小屋は、雪に埋まっているため使用できません。
天気予報を確認し十分計画してから入山ください。
登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
指導センター隣接の休憩舎は24時間利用可能ですが凍結のためトイレは使えません。外の湧水は給水可能です。
登山指導センター先のゲート(国道291号線)は冬期閉鎖中のため車での通行は出来ませんのでご注意ください。
また、指導センターの建物周辺に駐車場はありません。ロープウェイのパーキングを御利用下さい。(24時間利用可能です。緊急車両通行につき路上駐車はご遠慮下さい。)
昨年の今頃の様子は?
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽