朝日岳方面ホソバヒナウスユキソウが咲き始め。お花が増えてきました。ルートによりアイゼン・ピッケル必要です。
天気・気温
山と周辺の状況
梅雨らしくないお天気が続いていますが、昨夜から未明にかけて霧雨が降りました。センター周辺ではお天気が良いとエゾハルゼミが元気に鳴いています。
お花は、この周辺で
タニウツギ
タニウツギ
が満開となっています。尾根上のルートでは、
シラネアオイ
シラネアオイ
、
シャクナゲ
シャクナゲ
、
スミレ
スミレ
サイシン、
イワカガミ
イワカガミ
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、ナエバキ
スミレ
スミレ
、
タムシバ
タムシバ
が開花中。朝日岳方面でホソバヒナ
ウスユキソウ
ウスユキソウ
が咲き始めています。
ブヨが多く飛んでいます。虫除けスプレーがあった方が良いでしょう。南面(谷川温泉方面)ではヤマビルも出始めました。ヒルには食塩水、忌避剤が有効です。
登山道の状況
・天神尾根の肩ノ広場、肩ノ小屋の下の雪田は約50~60mほど、まだ雪が残っています。ロープウェイが張ってありますが、ロープ沿いに進めば小屋に到着します。
ただし、斜度が急なため、雪田の斜面(特に下り)で転倒する方が多く、軽アイゼンやストック、靴底のしっかりしたトレッキングシューズが必要です。
・馬蹄形では、一ノ倉沢~茂倉岳、七ッ小屋山~清水峠、清水峠~ジャンクションピークに残雪があります。軽アイゼンがあれば安心です。
・西黒尾根は肩ノ小屋手前を除き雪が消えました。アイゼンは不要です。
・巌剛新道は上部2ヶ所に雪渓が残り、急斜面のトラバースがあります。距離は僅かですが滑落の危険があり通過には慎重を要します。
・中芝新道の沢側斜面、及び芝倉沢から清水峠間の旧道、蓬峠から白樺避難小屋間の沢、登山道に雪渓が多く残り通過に注意が必要です。崩落、滑落の危険及び雪でルートが不明瞭なため現在中級者以上のルートになっています(アイゼン、ピッケル必要)。
・尾根上のルートは、ほとんど夏道が出ており、心配も少ないと思いますが、蓬峠への新道や蓬新道、清水峠への旧道などの雪渓をトラバースする箇所は、十分に注意してください。
●水場情報:茂倉避難小屋、蓬峠~新潟県側は利用可能です。その他は雪の下です。朝日岳は残雪の上部と下部で取水できます。
登山装備
ルートにより軽アイゼンまたは8本爪アイゼン、ピッケルまたはストックが必要です。
虫除けスプレー、ヒル用食塩水、忌避剤。
注意点
・ブヨが多くなってきました。虫除けスプレーがあった方が快適です。
・南面(谷川温泉方面)ではヤマビルも出始めました。食塩水、忌避剤が有効です。
・登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
・肩ノ小屋、平標山の家、蓬ヒュッテは営業しています。(宿泊は要予約)
各避難小屋は利用可能になりましたが水場の多くは雪渓の下になっている為、雪渓の隙間から汲むか雪を溶かしての利用となります。
・登山指導センター先のゲートは閉鎖されています。本年度は通年マイカー規制となります。
乗り合いタクシーが6月15日(土)運行予定となっています。詳しくはみなかみ町役場までお問い合わせください。
・谷川ロープウェイ、リフト点検運休
ロープウェイ:6月24日(月)~28日(金)
観光リフト:6月24日(月)~30日(日)
昨年の今頃の様子は?
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状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽