本谷橋を渡って20分ほど歩いたところまでは、夏道が出ています。そこから上は雪。涸沢から上は10本爪以上のアイゼン・ピッケル。
天気・気温
山と周辺の状況
雨が降り融雪が進みましたが、ヒュッテ周辺はまだ一面の雪で埋もれてます。それでも小屋の辺りでは、フキノトウが出てきましたが、お花はまだです。
本谷橋あたりでは、木々の緑が濃くなってきました。
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に日が当たるモルゲンロートが楽しめます。
登山道の状況
●本谷を渡って20分ほど歩いたところまでは、夏道が出ています。
そこから上は雪の上を歩きます。硬く氷化した部分もありますので軽アイゼンの着用をおすすめします。
ルートは南岳の分岐を左へ沢沿いに上がって来てください。マーキングをしてありますので、マーキング通りでお願いします。
●ザイテングラードは雪が融けているところもあります。
涸沢から上部は10本以上のアイゼンとピッケル、それを使いこなせる技術のある方のみになります。落石にも注意してください!
登山装備
入山には、気温差に対応できる服装や装備が必要。天候が崩れると一桁の気温になりますので防寒着も必要です。
テントの方は、十分な防寒装備必携です。
涸沢ヒュッテまでは、ストック、軽アイゼン。涸沢から上は、ピッケルと10本爪以上のアイゼンを用意してください。
注意点
融雪により、石や岩が緩んでいますので、落石には十分ご注意ください。
到着が遅くなる方が増えています。横尾大橋を14:00までに通過できない場合は入山をお控えください。
天候は急変することがあり、無理せず安全登山を心がけましょう。
お知らせ
現在、涸沢のテント場は全面雪の上です。
昨年の今頃の様子は?
昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27
一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10
一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
本日大雨と霧。雨後は最新情報得て入山を。涸沢はまだ雪山装備が基本。サングラスも必須2023.06.02
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F