各登山道の草刈りが進んでいます。作業者の後ろから通過する際は、声をかけるなどしてご注意ください。

天気・気温

山と周辺の状況

コバイケイソウ、 ニッコウキスゲ ゼンテイカ 、 ハクサンフウロ ハクサンフウロ 、ミヤマ シシウド シシウド 、 クガイソウ クガイソウ 、オオバギボウシ、ジョウシュウオニアザミ、ウラジロヨウラク、アカモノ、 サラシナショウマ サラシナショウマ 、ノリウツギ、トリアシショウマ、エゾアジサイ、 ミヤマキンポウゲ ミヤマキンポウゲ など夏の花が咲いています。
暗い空に雲の動きが早く、肩の小屋付近は風速15m位あるそうです。

登山道の状況

・各登山道の草刈りが進んでいます。草が伸び足元が見えづらい箇所もありますが、順を追って作業中です。特に作業者の後ろから通過する際は、声をかけるなどしてご注意ください。
・宝川や中ゴー尾根など沢幅が広い渡渉点は、草が伸び、対岸のルートの入口が不明瞭な個所があります。刈り払い作業するまでは読図力が必要です。
・宝川広河原の渡渉点は、飛び石では渡れません。靴を脱ぐか、靴を濡らす覚悟が必要です。
・茂倉岳避難小屋の水場は、細く枯れる恐れがあります。
・朝日岳、清水峠の水場も水量が少なくなっています。
・旧道の武能沢は雪渓崩落によりしばらくは通行困難です。巻道もなく滑落の危険もあるので、蓬峠、清水峠方面に行く方は、新道を利用して下さい。
・蓬峠～白樺避難小屋間の沢、及び清水峠間の旧道の沢に雪渓が残り通過に注意が必要です。崩落、滑落の危険及び雪でルートが不明瞭なため現在中級者以上のルートになっています。（軽アイゼンが必要です）
・芝倉沢も例年より多くの雪渓が残り、崩落が進んでいます。中芝新道は取り付きから状態がよくないうえ、ルートも尾根に取り付くまでは不明瞭です。
・南陵テラスまでは、7月16日現在の時点で、雪渓がかなり薄くなっていました。状況は多少変化していると思われますが、高巻きのルートで取り付くつもりで入山ください。
・7月22日に谷川警備隊と山岳航空隊の合同救助訓練を開催。隊員からの情報によると一ノ倉のテールリッジの取り付きの雪渓は、例年と比較するとしっかりしていたということですが、末端の雪渓は薄い個所もあり、これからの時期は日々崩落が進みますので、慎重なルート選びが必要です。
・中芝新道は芝倉沢の雪渓の状態が悪く、場合によりロープやアイゼンが必要になります。

登山装備

天候の急変に対応できるよう、晴れの予報でもカッパは必ず持ってください（気象変化は富士山などより激しい山です）。
地図、ヘッドランプ必携。
各水場は水量が少なく水は持参してください。
虫除けスプレー、ヒル用食塩水、忌避剤。
ルートによりアイゼン必要。

注意点

夏山では日没で行動不能になり遭難救助要請する登山者が毎年います。夜間行動の予定がない日帰り登山でも「ヘッドライト」は必ずお持ち下さい。
降雨が少ない影響もあり、各水場は水量が少ないです。
天候によりブユが飛び、アブも飛び始めました。
南面（谷川温泉方面）ではヤマビルも出始めました。食塩水、忌避剤が有効です。
登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。

お知らせ

一ノ倉沢までの国道291号線は本年度は通年マイカー規制となります。
ロープウェイベースプラザより有料の乗り合いバスが運行しています。詳しくはみなかみ町役場までお問い合わせください。
肩ノ小屋、平標山の家、蓬ヒュッテは営業しています。（宿泊は要予約）

昨年の今頃の様子は？

雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25

状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02

残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09

登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16

例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23

天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30

谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子

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