先週は異常に気温が高かったのですが、気温低下のまま行けば、紅葉も進み、週末辺りから見頃を迎えるでしょう。
天気・気温
山と周辺の状況
先週は異常に気温が高かったせいか、紅葉が止まってしまったように感じます。
今週に入り、一気に気温が下がり、身体が順応できず、余計に寒く感じます。
一ノ倉沢出合も下部はまだ青葉が広がり、紅葉とは言えない状態ですが、気温低下のまま行けば、紅葉も進み、週末辺りから見頃を迎えるでしょう。
稜線付近の紅葉は台風に加え、先週末の強風でもまれて、葉が茶色くなったり、飛ばされたりしてしまいました。
昨年の谷川岳の初冠雪は10月24日でした。
これからは、日によって、山頂付近の最低気温は氷点下まで下がります。
登山道の状況
主要な登山道に異常はありません。
他ルートなども新たな崩落や通行不可などの情報は入っていません。
・田尻尾根は尾根の中の登山道は問題ありませんが、ロープウェイベースプラザから登山道入口までの間の重機道は、台風時に増水した影響で転石が流出し河原状になり非常に歩きにくくなっています。(下山時、暗くなるとルートが分かりにくくなります)
・旧道幽ノ沢から約100m一ノ倉沢寄りの林道が崩落しました。通行止めではありませんが、再崩落の可能性もあり、通過する際は、極力、山側を歩き、崩落、転落のないよう細心の注意が必要です。
・旧道「武能沢」周辺の登山道が崩壊し、崩れた崖のトラバースになっています。
雨で土が流され、常に地形が変化していますので、状況により判断する必要があります。
不安な方は新道の利用をおすすめします。
・西黒尾根の下山は経験者向きです。特に下山時は体力不足や怪我の遭難事故が多く、上部ガレ場は下山時にはペイントが見にくいためルートを外しやすく道迷いも発生しています。初めての方は登りで利用し、ルート確認を行って下さい。
・蓬峠、清水峠から土合までの間は、新道の方が歩き易く安全に利用できます。
・谷川温泉牛首~二俣間も、補修ができないほど崩落しています。水量が少ない場合は、河原を歩いて通過できますが、増水時は通行不可能になります。地形を熟知している方以外は行かない方が無難です。
登山装備
昨年の谷川岳の初冠雪は10月24日でした。
これからは、日によって、山頂付近の最低気温は氷点下まで下がります。
防寒手袋やニット帽、ダウンなどの防寒装備が必要です。
日没も早まっています。日帰り登山の予定でもヘッドランプなど照明類は必ずお持ち下さい。体調を崩したり、想像していたペースで下山できないこともあります。山登りされる方は小さなヘッドランプをいつも携帯するようにしましょう。
地図を持たない人が多く、道に迷う人が増加しているため、必ず地図もお持ちください。
注意点
・10月の天気のいい週末は、沢山の方が谷川岳を訪れます。ロープウェイが混んだり、登山道が混んでなかなか自分のペースで歩けないことも予想されます。時間には余裕を持って行動しましょう。
・登山届もお忘れなく。登山カードを必ず登山指導センターに提出してください。
お知らせ
今年から一ノ倉沢までの国道291号線は、全面マイカー規制となっています。一般車は通行できませんのでご注意下さい。
昨年の今頃の様子は?
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谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
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