今年の紅葉は進みが早く、川苔山では山頂から下り始めています。日没が早くで登山は早出早着で。
天気・気温
山と周辺の状況
今年の奥多摩の紅葉は進捗が早いです。紅葉前線は早くも山腹から山麓へと進んでいるところもあります。
標高2000m付近(雲取山) 落葉
標高1800m~1500m付近(鷹巣山、三頭山など) 散り始め
標高1000m付近(御岳山、奥多摩周遊道路など) 見頃
標高800m~600m付近(奥多摩湖周辺、日原鍾乳洞など) 色づく
標高500m~300m付近(むかし道、氷川渓谷、鳩ノ巣渓谷、御岳渓谷) 色づく
・川苔山では、早くも山頂の紅葉は散り始め、徐々に下ってきています。踊平周辺が見頃です。
・鷹ノ巣山南側の登山コース、浅間尾根は、中腹あたりが見頃です。
また、奥多摩湖周辺もかなり色づいてきました。(11/5)
渓谷沿いでは、赤くなるカエデ類はこれからですが、黄色やオレンジの色はかなり華やかに色がついてきて見頃となっています。
多摩川沿いも、赤色はこれからですが、オレンジや黄色は色づいてきています。
●熊の目撃情報
・11/6 高水山から惣岳山の間
※単独の方は、熊鈴などで音を出し、熊に人間の存在を知らせて下さい。
登山道の状況
登山頂付近では、早くも落葉が進んでおり、落ち葉で滑りやすくなっているところがあり、足元には充分注意して下さい。また降り積もった落ち葉で道が不明瞭になっているとこもあり、地図やコンパスなどでしっかり確認して下さい。
●川苔山
・細倉橋~百尋ノ滝間の登山道は、台風18号の影響により川苔谷に架かる木橋が流失したため通行不可でしたが、石積みによる仮整備が行われ通行可となりました。ただし、台風26号の影響により増水しているため通行注意。
・古里駅から赤杭尾根、スマド山の西側の道は大きな倒木があり通行止めです。下山には、ツマド山北側の分岐に川井駅へ下る道を利用して下さい。地図では破線になっている道ですが、通行を確認してあります。
そのほかの登山道についてはこちら、
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/
登山装備
ハイキング装備、ルートによっとは秋山の登山装備が必要です。
・雨具、防寒具は携行しましょう。
・日帰りでもヘッドライトは必ず持ちましょう。
注意点
●スズメバチに注意
今年の夏は暑く、雨が少ないせいか、スズメバチが多いようです。 廻りを飛んでいても手で払ったりしない、しつこく飛ぶようならばその場所から静かに離れるなど、山に行く前にハチに遭ってしまった場合の対処法を勉強しておきましょう。
・日没が早くなっているので注意しましょう。標高が下がるにつれ人工林が多くなり、針葉樹で真っ暗になります。気温も下がるので早めに下山するようにしましょう。
お知らせ
ビジターセンターの山岳情報コーナーには、登山の基礎から情報があります。登山を始めたい方、初心者の方も、ぜひお気軽にご利用ください。
●イベント 詳細はhttp://www.okutama-vc.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/
・奥多摩カクネ里、巨樹と石仏の峰集落をたずねて 開催日11月21日(木)。申込締切11月10日(日)
●登山計画書を出しましょう。
登山計画書は青梅警察署山岳救助隊のホームページからダウンロードできます。 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/9/ome/05sangaku/01sangaku.htm
登山計画書は、青梅警察署、管内の交番・駐在所、JR青梅線の各駅(登山届ボックスあり)にて受け付けています。
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