旧道一ノ倉沢までの舗装路の雪は、ほとんど融けましたが、各登山道に雪あり。天神尾根と西黒尾根はトレースあり。
天気・気温
山と周辺の状況
本日はとても良いお天気です。
旧道一ノ倉沢までの舗装路の雪は、ほとんど融けてしまいました。
登山には冬山装備が必要ですが、お車でお越しの際もスタッドレスタイヤやチェーンなどの滑り止めが必要です。
天候の変化に注意しながら自分の体力、装備にあった登山にしましょう。
登山道の状況
登山にはアイゼン、ピッケルなど雪山装備が必要になります。
また岩場に印したルートなども雪で隠れている為、ルートファインディングも必要です。
天候の変化に注意しながら自分の体力、装備にあった登山にしましょう。
・天神尾根はほぼ雪で、夏道ルートにトレースがついており、けっこう雪は締まっています。スノーシューよりアイゼンをお薦めします。
・天神平スキー場はまだオープンしていません。
・西黒尾根もトレースはついており、よくしまっています。まだ雪庇はありません。熊笹や鎖場が出ているところもありますので、アイゼンなどひっかけないようご注意ください。鉄塔より少し上がったところから雪がついています。
・中芝新道は芝倉沢渡渉点付近がが崩壊しています。草付きを高巻かなければならず、滑落の危険があります。
状況に応じてバイルやロープを装備する必要があるバリエーションルートとお考え下さい。
・田尻尾根は尾根の中の登山道は問題ありませんが、ロープウェイベースプラザから登山道入口までの間の重機道は台風時に増水した影響で転石が流出し河原状になり非常に歩きにくくなっています。(下山時、暗くなるとルートが分かりにくくなります)
・旧道幽ノ沢から約100m一ノ倉沢寄りの林道が崩落しました。自己責任で脇を通過する際は極力、山側を歩き崩落、転落のないよう細心の注意が必要です。(再崩落の恐れあり)
・西黒尾根の下山は経験者向きです。特に下山時は体力不足や怪我の遭難事故が多く、上部ガレ場は下山時にはペイントが見にくいためルートを外しやすく道迷いも発生しています。初めての方は登りで利用し、ルート確認を行って下さい。
・旧道「武能沢」周辺の登山道が崩壊しています。 降雨により崩壊が進み、常に地形が変化しています。状況により通過困難になります。
・蓬峠、清水峠から土合までの間は新道の方が歩き易く安全に利用出来ます。
・いわお新道の倒木は撤去され歩きやすくなっています。
・中ゴー尾根も通過できるように作業してあります。
・二俣から谷川温泉へも、マーキングテープを増やしました。
登山装備
完全冬山装備。6本爪以上のアイゼン、ピッケル、ビバーク可能な装備ツェルトの他、ヘッドライトも必携。
スタッドレスタイヤやチェーンなどの滑り止めが必要。
注意点
・日没も早く、万一動けなくなった場合、軽装では低体温症で命を落とす可能性が高くなる季節だという事を認識する必要があります。
・日帰り予定でもトラブル発生時などに一晩山中でビバーク可能な装備を持って入山して下さい。
夏山と違い日没も早く、万一動けなくなった場合、軽装では低体温症で命を落とす可能性が高くなる季節だという事を認識する必要があります。ツェルトの他、ヘッドライトも必携。
・登山届もお忘れなく。登山カードを必ず11月29日までは登山指導センター、11月30日沼田警察署に提出してください。
お知らせ
・一ノ倉沢までの乗り合いバスは終了しました。トイレも冬期閉鎖されました。
・谷川連峰の山小屋は営業を終了し、無人の冬期避難小屋となっていますので、火器の取扱いに十分ご注意下さい。
・熊穴沢避難小屋は、まだ出入り口が雪で塞がっていないため、当分の間は利用できそうです。
肩ノ小屋周辺もほぼ雪のため、視界が悪い時は、下山口を間違えないようご注意ください。
・谷川岳指導センターは11月30日(土)に、閉所式を行い今年の業務を終了します。
閉所後の登山計画書は、沼田警察署に提出してください。
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谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
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- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽