毎日雪が降り、現在の積雪185cm。大陸からの季節風をまともに受ける大山は簡単に登れる山ではありません。
天気・気温
13:00の六合目の天候は、雪、気温-3℃、8m/s程度の風。
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
このところ毎日のように少しづつ新雪が降り、今日も昨日からの新雪が10cm程度積もりました。
現在のところ185cmと発表されています。今の時期、積雪185cmは例年よりかなり多いと思います。
登山道の状況
ほとんど山頂まではトレースがついているようですが、これも新雪が降ると特に7合目から上ではトレースが消えてしまいます。
六合目まではストックでも大丈夫ですが、六合目から上はピッケルの方が無難でしょう。
六合目から上に登るときは、時々後ろを見ながら「ここを下れるかな?」と自分で確認しながら登ったほうがいいでしょう。
ここまでで余裕がない方は、むやみに急斜面で後ろを振り返ると危険ですのでご注意ください。それこそ転倒、滑落に繋がります。
登山装備
厳冬期雪山装備必携です。
六合目まではストック。六合目以上はピッケル。
装備はその日の気温、雪質などにより装備が大きく変わってきます。しかし10本爪以上のアイゼンは必要です。
注意点
●アイゼンは10本爪以上のものが必要です。
軽アイゼンでは急斜面で非常に危険となり、滑落等の事故にも繋がりかねませんのでご注意ください。一度滑り始めるとストックではどうしようもありません。
よく問い合わせで滑落停止について聞かれますが、それ以前にアイゼン歩行をしっかりマスターしてください。
冬山は体力も必要ですし、歩行技術をしっかりマスターすることにより、
転倒を防げます。転倒しなければ滑落もないわけです。
すべては基本技術をマスターすることに尽きますので、雪山初心者が気軽に登れる山ではありません。
各団体の雪山教室とか、各都道府県の山岳連盟の講習会などを受けてから、雪山を熟知した方と一緒に登られた方がいいでしょう。
大山は大陸からの季節風をまともに受ける厳しい山ですので、積雪期は不慣れな方が簡単に登れる山ではありません。ご注意ください。
●避難小屋
・六合目の避難小屋
入り口から少し下るぐらいまで雪が溜まり、ここが埋まるのもあと何日かだと思います。
・山頂避難小屋
1階と2階の窓が積雪で埋まっていますので、小屋内はほとんど暗くなっています。ヘッドライト等をすぐに取り出せるところに入れておいてください。アイゼンは必ず外ではずしてください。
●大山寺周辺は積雪・凍結があります。タイヤ等の冬対策をしてから気をつけてお出でください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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