赤岳鉱泉周辺の残雪は70cm。残雪は例年より多いですが、日を追うごとに残雪は減っています。まだ冬山装備必要。
天気・気温
山と周辺の状況
赤岳鉱泉周辺の残雪は70cm。残雪は例年より多いですが、日を追うごとに残雪は減っています。
アイスキャンディは落氷や倒壊の危険性が高まっているので、バリケードがありますが、敷地内には絶対に入らないでください。
朝晩は±0℃前後ですが、寒気が入るとー4~5℃に下がります。
登山道の状況
・通行止めや崩落個所は特に無し。
・美濃戸口~赤岳山荘は、残雪なしでノーマルタイヤで入山可能です。
但し、道が少し荒れていますので、車高の低い車はお腹を擦る可能性がありますので、ご注意ください。
・赤岳山荘~堰堤広場は、日陰などの残雪が5cmほどあります。
・堰堤広場~赤岳鉱泉は、全体的に残雪10~15cm。
・ふたご橋付近(下から5つ目の橋が連続している所)からは上は雪がほとんど減ってなく、朝晩の気温が低い時は凍結しアイスバーン状になり滑りやすく、日中の気温が高い時はザクザクの雪になり、トレースがあるところでも踏み抜きがあり、少し歩きにくい状況です。
・赤岳鉱泉から上の登山道は、稜線上の残雪は少ないですが、樹林帯の残雪は例年の1.5倍あります。最低限ピッケルと10本爪アイゼンが必要になります。
登山装備
・鉱泉までなら6本爪くらいのアイゼンとストック。鉱泉以上を行く方は10本爪アイゼンとピッケル必携。
・軽装の方を見かけます。まだここは春ではありません。防寒はしっかりと。ヘッドランプは忘れないようにしてください。
・これからミゾレや雨になるので、濡れ対策も忘れずに。
注意点
・朝晩はまだ0℃前後になることがありますので、防寒着をお忘れなく!
・早めの行動を心掛け、無理のない登山計画を行ってください。
・文三郎尾根で滑落事故が発生しましたが、事故原因は装備不足です。ピッケルなしで軽アイゼンで赤岳を登ろうとしたという常識では考えられないものでした。
麓は春ですが、八ヶ岳では2月の大雪の影響で、残雪が例年の1.5倍、気温も例年の4月ほど上昇してないという現状です。
・この時期になると装備不足や経験の浅い方が多く見受けられます。
・良識のある装備でご自身の技量に合った登山計画をお勧めいたします。
お知らせ
・行者小屋のGW営業:4月29日(祝・火)~5月5日(祝・月)宿泊まで。
29日(火)以前の宿泊予約は赤岳鉱泉直通電話09048249986までご連絡をお願いいたします。
29日(火)以降は行者小屋直通電話09047403808が通じます。
・上記営業日以外で行者小屋に幕営される方は、お手数ですが、北沢を経由し赤岳鉱泉で受付をしていただくか、管理人が幕営料の徴収に伺いますのでよろしくお願いいたします。
・当日予約でも構いませんので、090‐4824‐9986までご予約お待ちしております。
・鉱泉のお風呂営業は4月26日(土)から開始します。宿泊者無料、テントと日帰りの方は1名1,000円
・生ビール800円も始めます。
赤岳鉱泉周辺の過去の様子
赤岳鉱泉
- 現地連絡先:
- 0266-62-8100
- 電話番号:
- 090-4824-9986
- 連絡先住所:
- 長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716