大江湿原の木道の雪は消えて、ミズバショウやリュウキンカがきれいに咲き始めています
天気・気温
山と周辺の状況
日中の気温は20度を越える日もあり、すっかり初夏の気分です。大江湿原の雪はすっかり消えて、大江川の岸辺や釜堀湿原などでは、
ミズバショウ
ミズバショウ
や
リュウキンカ
リュウキンカ
の花がきれいです。
ただ、今年の
ミズバショウ
ミズバショウ
の苞(白い部分)は霜のせいでボロボロになってしまっているものがあり、残念です。
ミズバショウ
ミズバショウ
のほかにも、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、ビジターセンター近くでは
シラネアオイ
シラネアオイ
が開花。また、林内を歩くと新緑が美しい季節です。
ただ、樹林帯には、まだ多く雪が残っているのでご注意ください。
登山道の状況
尾瀬はまだ深い雪に包まれている箇所が多く残っているます。場所によっては、雪山に対する装備が必須です。
沼山峠~尾瀬沼へに登山道は、林の中にはまだ雪があります。ピンクテープや木の幹の赤いペンキを目印に道迷いに注意するとともに、踏み抜きに注意してください。
尾瀬沼の周回道も、北岸・南岸ともにまだ雪に包まれています。北岸のほうがわかりやすくなっているので、三平下方面に行く場合はできるだけ北岸の道をご利用ください。
御池から三条の滝方面へ行く裏燧林道にも、まだ所々に雪が残っています。雪に対する装備を行ってください。途中の御池田代では
ミズバショウ
ミズバショウ
がきれいです。
燧ヶ岳への登山道(御池新道、長英新道、ナデックボ)は、いずれも雪が多く残っています。
・御池新道
御池付近は雪が溶けてところどころ木道がでています。踏み抜きに注意してください。雪解け水が登山道を流れているところもあります。森林限界を超えたところでは目印がつけきれていないので、ガスが出た場合は上り下りともルート外の沢に迷い込まないように注意してください。
・長栄新道
ところどころ道がでていますが、概ね雪に覆われています。目印はかなり細かくピンクテープなどがついていますが、ガスが出た際など、見失わない様に気をつけてください。
・見晴新道
現在平成25年の台風により登山道が流出してしまっているため現在通る事は出来ません。
・ナデッ窪
このルートはまだ雪が多く、一般向けではないので通行をご遠慮頂いています。
柴安嵓(しばやすぐら、2,356m)ー 俎嵓(まないたぐら、2,346.0m):柴安嵓にはとても急なところがあります。滑落などに十分注意してください。
初心者向きの状況ではないので、単独行動はさけてなるべく経験者の方と行く様にしてください。
軽アイゼンなどあると歩きやすいと思います。
良い登山をお楽しみください!!
■見晴新道の通行止め情報
尾瀬ヶ原の見晴と燧ヶ岳の柴安嵓を結ぶ登山道「見晴新道」は、平成25年台風18号の影響により登山道が流失しているため、平成26年9月まで(予定)通行止めとなります。10月以降につきましては、改めて情報をお伝えします。
登山装備
雪に対する装備が必須です。
お知らせ
尾瀬沼ビジターセンターでは、平成26年度スタッフを募集しています。
詳細は、以下URLを確認のうえ、ご応募ください。
http://www.yamakei-online.com/job/job_detail.php?id=1117
昨年の今頃の様子は?
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ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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