ニッコウキスゲが湿原をオレンジ色に染め始めました。満開までは「もう少し」の状況です
天気・気温
山と周辺の状況
本日、尾瀬沼周辺は本格的な雨となっています。
尾瀬沼周辺も、いよいよ
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
のシーズンを迎えています。少しずつ、湿原がオレンジ色に染まってきていますが、開花状況は、満開までもう少し、といった状況です。日毎に、オレンジの数が増えていますが、最盛期までももう数日かかりそうです。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の季節ですが、湿原はほかにも様々な花が咲いています。
ワタスゲ
ワタスゲ
の花穂をはじめ、池塘に咲く
ヒツジグサ
ヒツジグサ
、オゼ
コウホネ
コウホネ
、
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
、ハナニガナ、林内に目を向けると
ギンリョウソウ
ギンリョウソウ
も見られます。
また、沼尻の湿原ではモウセンゴケが沢山出てきています。本州では尾瀬でしか見られないナガバノモウセンゴケも沼尻平で見られます。虫を捕まえているものも見られるので、皆さんも探してみてください。
虫といえば、オバボタルの成虫の発見しました。そろそろ幼虫も姿を現す頃です。夜のオバボタル観察会も開催する予定です。
登山道の状況
尾瀬周辺の残雪は、ほぼ雪が消えました。雨で木道が滑りやすくなっているので、ご注意ください。
燧ヶ岳へは、まだ残雪が残っている箇所もあります。
■見晴新道の通行止め情報
尾瀬ヶ原の見晴と燧ヶ岳の柴安嵓を結ぶ登山道「見晴新道」は、平成25年台風18号の影響により登山道が流失しているため、平成26年9月まで(予定)通行止めとなります。10月以降につきましては、改めて情報をお伝えします。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
ミズバショウのシーズン、もうしばらく楽しめそうです。木々は芽吹きはじめ、湿原の緑が濃くなってきました。2023.05.31
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: