飯豊山の各山小屋は8月末で常駐期間を終えます。天狗平ロッジは予約制になります。梶川尾根はスズメバチ注意
天気・気温
山と周辺の状況
8月も残すところ数日となりました。天狗平ロッジは8月末で常駐期間を終え、9月1日からは予約制になります。
また、稜線の梅花皮小屋も8月末で常駐期間を終えます。9月1日からは随時管理になります。管理人が不在でも利用できます。清掃協力費は階段に備え付けてある箱に投入下さい。
三国小屋も8月末で常駐期間を終え、9月1日からは土日祝日のみ管理人が入ります。
なお、先週お知らせした飯豊連峰合同保全事業は、皆さまの協力で資材の荷上げを終えました。8月30日に梶川尾根で実施されます。
登山道の状況
●大日杉(福島県側)から
通行可能です。浮岩が多いので落とさないように注意してください。
●稜線
残雪はほぼ消えました。滑落するような箇所はないと思います。
●御沢登山口(川入~)
登山口へのアクセス道は昨年の集中豪雨で途中流失しています。車で入れるのは分校跡(川入寄覧所館)までです。車はここに駐車してください。林道の崩落地点箇所は、仮設通路ま設けられていて徒歩でのみ通過できます。ここから本来の登山口(川入)までは徒歩で2時間となります。
最近、工事が始まり、来春には開通のみ込みが出てきました。
●弥平四郎登山口は、車道は通行規制がありますが祓川山荘への橋は通れるようになったようです。また弥生から鏡山への車道も被害を受けています。詳細は、以下リンクを確認して下さい。
http://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/%E9%A3%AF%E8%B1%8A%E5%B1%B1%E7%99%BB%E5%B1%B1%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%88H26.7.10%E7%8F%BE%E5%9C%A8%EF%BC%89.pdf
●湯の平登山道(オオイン尾根)
赤谷林道は昨年の集中豪雨のため、湯の平避難小屋付近(下流50m)の登山道が飯豊川の濁流に流され損壊し、通行することができません。土砂災害が発生する危険性があるため、絶対に入山しないでください。
また、北股岳から湯の平を経由して新発田側へ下山することもできません。なお、湯の平避難小屋は利用できますが、管理人不在となります。
●足ノ松尾根(奥胎内ヒュッテ~)
問題なく通行可能です。異常の連絡はありません。
●石転び沢
石転ビ沢は、この時期としては良い状態です。黒滝から上の踏跡(夏道)が露出しましたが、迷い込みなど事故も多いので充分に注意してください。アイゼン・ピッケルなどの装備が必要です。
●ダイクラ尾根
オンベ松尾根などの道刈りが終了しました。問題なく通行できます。
●梶川尾根
問題なく登山できますが、トットバノ頭上部で新たな崩壊が起きていました。先日、下山中の滑落事故がありました。疲労、熱射病に注意して下山してください。
また、登山道中にクロスズメバチかシダクロスズメバチと思われる巣があります。巣の場所はロープ掛けした箇所の下、徒歩5分ほどの位置で、登山道左側の地中です。詳細は以下URLをご確認ください。
http://www.iideasahi.jp/1819.html
登山装備
石転び沢を利用する場合は、アイゼン・ピッケル技術が必須となります。
お知らせ
天狗平ロッジを利用する場合は、9/1以降は事前予約をお願いします。山小屋仕様ですので素泊まりです。宿泊料は1,500円(高校生以下無料)、寝具を利用される方はシーツ洗濯料として500円をいただきます。
詳細は以下URLをご確認ください(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/rojji.html)
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町