鹿島槍・爺ヶ岳 | 冷池山荘

初雪!残ってないと思いますが北斜面は注意。爺ヶ岳稜線など周辺の紅葉は今週見頃になりそうです。防寒注意。

数日前にはピークと思われた、爺ヶ岳南西斜面はさらに色を増しました。(2014.09.29 冷池山荘 )
数日前にはピークと思われた、爺ヶ岳南西斜面はさらに色を増しました。(2014.09.29 冷池山荘 )
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天気・気温

09/18(木) 昼間一時的に小雪、夕方晴れ。
富山市の天気予報
明日
雨のち曇
15℃
12℃
明後日
晴時々曇
18℃
10℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
曇のち雨
16℃
9℃
明後日
晴時々曇
20℃
8℃
日本気象協会提供 2024年4月30日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

9/18 初雪が舞いました。
天気図から雪降りになるのかなあと心配してたところ、案の定12時半頃から、小雨が雪混じりになってきて、小雪が舞いだしました。
幸い小雪は小一時間ほどで上がってよかったですが、鹿島槍ヶ岳周辺としては、平成に入ってからはもっとも早い初雪となりました。
雪は積もることなく、夕方には上空には青空も広がりました。
頂上の積雪はないと思われますが、岩陰とか、鹿島槍ヶ岳北斜面の状況などはわかりません。
小雪は冷池山荘で観測しただけで、種池山荘や新越山荘では観測していません。おそらく北アルプスでも舞ったところ、なんの気配もなかったところと、様々だったことでしょう。

今秋は、いたって寒さが順調にやってきているというのか、冬のおとずれが早いというのか、とにかく秋の深まりが早い感じです。
まだまだ秋山シーズンもこれからが本番ですが、これからは今まで以上に、気象情報をしっかりと確認して登っていただきたいと思います。
雪が降った後や、雨の後でも冷え込んだ時などは、凍結が心配されますので、けっして無理はなさらないで下さい。今夜はすでに0℃まで下がってきています。

9/17
例年よりやや早めの、敬老の日三連休頃から紅葉がはじまっています。爺ヶ岳南峰南西斜面の紅葉前線も早めのスタートです。
最近では珍しいくらいの、連日のほどよい冷え込みで、順調すぎるぐらいに、色付きが進みそうです。このあと1週間の麓の大町の予想最低気温をみても、連日10℃前後。標高2450mの種池山荘周辺では連日2℃ぐらいに冷え込みそうです。
幸い今秋は、いまのところ、超強烈な降霜がないので、このままいけば、とっても素晴らしい紅葉シーンが期待できそうです。秋分の日飛び石連休から来週末にかけて、爺ヶ岳稜線は、かなりの見頃になりそうな気配です。
周辺では、いつも爺ヶ岳の南西斜面が一番先に、色付き始め、鹿島槍ヶ岳方面はやや遅れて始まります。人気の柏原新道の中間帯「包優のもみじ」や、赤岩尾根の高千穂平などの紅葉はその後です。
10月上旬までは、登山口から主稜線までのどこかで、素敵な紅葉が皆さんを待っていてくれるはずです。

●三連休はテントサイト大混雑
敬老の日3連休は、冷池と種池のテント場も大混でした。
当方で考えている快適な一夜を過ごしていただける張り数を、はるかに超えるテント数で、足の踏み場もないような状況でした。
なお満杯状態のなか、小さなスペースしか残らず、大き目のテントが張れなかったグループの方などで、小屋泊まりに変更していただいた方も、何名もでてしまいました。テントブームも続くなか、いろいろと研究、検討していきたいと思います。

登山道の状況

鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳登頂に関しては、登山道に支障報告はありません。
初雪となりました。岩陰とか、鹿島槍ヶ岳北斜面は注意しましょう。
最新情報を得て無理ない登山をしましょう。

●柏原新道
・「ガラバ」付近では落石に注意してサッと通過してください。集中豪雨時には、土砂崩れに注意です。下山時は、特に滑落に注意して、慎重に通過してください。
・下部の「ケルン」付近も前後がガケになっていますので、注意が必要です。

●赤岩尾根も支障ありません。やや急登ですが、整備されており、問題はまったくありません。

●鹿島槍ヶ岳~五竜岳の間
お客さま情報では特に支障はないようです。
・鹿島槍南峰を越えると、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳南峰までの間のような比較的なだらかかつ穏やかな稜線歩きとは違い、岩場が多くなり高度感も格段の違いです。アップダウンも多いので健脚者、経験者向けです。「キレット」だけでなく、各所に岩場やガケの上部を通過するところがありますので、慎重に歩行してください。

●針ノ木大雪渓
・まだ中間帯に残雪がありますが、場所によっては、危険を避け「秋道」登山道を通行するように、針ノ木小屋でルート指示をしていますので、指示に従って通行してください。

●赤沢岳の頂上直下、南側下り(スバリ側)
崩れやすい岩と、土がミックスした少々悪い場所が、80mぐらいありますので、気をつけて下りてください。また間違った踏み跡もあるので、ペンキ印を見落とさないようにして下さい。

●全般
雨や地震等による登山道被害報告等はありませんが、浮石への乗り上げや、落石等には十分に注意をはらってください。また大雨が降っても登山道の全線の状況をすぐに把握することは不可能です。登山道に被害等があったときには引き返して小屋や警察署等にご連絡くださるようお願い申し上げます。

●車道 
・大町から扇沢駅までの大町アルペンラインや大谷原および西俣出合登山口までの道路もまったく問題ありません
・大町から扇沢駅までの大町アルペンラインは大雨等の際には、事前に通行規制が行われ車両の通行ができなくなる場合があります。

●ヘルメット貸し出し
冷池山荘とキレット小屋の間で貸し出していますので、ご利用下さい。一回1000円。

登山装備

3000m級の雪やみぞれを想定した登山装備が必要です。防寒防水対策等に気をつけてください。

注意点

初雪となり、油断は禁物です。

岩場やガケ上ではくれぐれも、足元に注意しながら、ゆっくりとバランスを取りながら慎重に通過してください。また体調管理には十分に注意していただき、寝不足や摂水不足等にもしっかりと配慮ください。

●北アルプス北部の参考になる天気予報
NHKテレビの天気予報では、「新潟」の天気が類似しています(「長野」ではなく)。さらに「金沢」も参考にすればよいでしょう。この3箇所が晴れマークなら、北アルプス北部も大体晴れるでしょう。

●マイカー駐車
・週末を中心に柏原新道登山口の扇沢出合付近は駐車車両で混みあいます。絶対に路上駐車や、はみ出し駐車をしないでください。
・新駐車場完成 柏原新道登山口から200mほど扇沢駅方向に向かった先に、新しく大町市営第2駐車場が完成。9/13(土)より供用開始。黒部ダム観光の方々も使用されます。

●アプローチのバスダイヤ+タクシー
こちらをご参照下さい。http://www.kasimayari.jp/bus.zikokuhyou.htm

お知らせ

●冷池山荘と種池山荘、新越山荘 営業中です。
HPはこちら http://www.kasimayari.jp/index.htm
・ご予約をお願いいたします。
・予約はキャンセルされても、キャンセル料等はかかりません。雨の日や体調の悪いときには、当日キャンセルでも構わないので、絶対無理はしないで下さい。
・冷池山荘、種池山荘、新越山荘ともに個室の予約は承っておりません。宿泊状況によってはお受けできる時もありますので当日に現地にて受付時にご確認ください。

※冷池山荘も種池山荘も、9月末~10月上旬の、紅葉シーズンは、土曜日がやや込み合うくらいで、平日に関しては至って空いています。

●テント場混雑予想
例年9月の連休は、テント場が相当に混み合います。冷池テント場も種池テント場も、到着の遅い方はテントを張る場所がなくなって、小屋泊まりにしていただく場合があります。指定場所以外での違法テントなどがないよう、ご協力お願いします。なおテントの予約は承っておりません。

●今季の営業最終日(宿泊可能日)
新越山荘 9/23(火)*注意
冷池山荘と種池山荘は、10/18(土)
※最終営業日近くは、必ずご予約ください。

昨年の今頃の様子は?

2023年GW営業はありません(冷池山荘、種池山荘、新越山荘)。夏山営業7/1~(5/15から予約受付)2023.04.27

冷池山荘と種池山荘は営業7/1~、新越山荘は7/15~。7月泊の予約受付は5/15~(テント6/1~)2023.05.10

冷池山荘周辺の過去の様子

  • 爺ヶ岳も鹿島槍ヶ岳も主稜線の雪庇の張り出しも気持ち小さい感じがします。
  • 鹿島槍ヶ岳。手前の里山の雪ももうじき無くなってしまいそうです
  • 鹿島槍ヶ岳の頂上稜線では30cm近い積雪でしょうか。吹き溜まりは場所によっては1mあっても不思議でありません。
  • 鹿島槍ヶ岳も全容を現してくれました。頂上付近に雪が残っているのが見えます
  • 日当たりの少ない針ノ木岳や蓮華岳の北側斜面には雪が残っているのがわかります
  • 昨日そして今日の雨で小屋前の雪もほぼ消え去りました。種池山荘前
  • 前日の雪も上がって好天下、爺ヶ岳を皆さん目指します。爺ヶ岳南峰まででしたら主稜線も危険なところはほぼありません。
  • 15時 冷池横の黄葉の木々が白く染まりました
  • 種池山荘前も白の世界へ
  • 前線通過の雨に洗われて、いちだんと紅葉は輝きを増しました。
  • いい感じでにぎわった、種池山荘前庭。
  • 今年も「初氷娘」の登場する季節到来! 初氷で鹿島槍ヶ岳に乾杯(種池山荘)

冷池山荘

電話番号:
0261-22-1263
連絡先住所:
長野県大町市平5328

地図で見る
http://www.kasimayari.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

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鹿島槍ヶ岳 標高 2,889m

 この山は、後立山連峰の中央部に位置し、名実ともに後立山の盟主という存在である。  端麗と表現される南北2つの峰と、それを結ぶ吊尾根がつくるこの山の姿は、どこから眺めても美しい。この山に魅せられた岳人たちは、同時にこの山が内懐に秘める荒々しさのとりこにもなったのである。それは山麓からではうかがい知れない、北壁や荒沢奥壁などのバリエーション・ルートである。これらのルートの開拓は大正末期から昭和の初期に、学校山岳部を中心に華々しく行われ、それは日本におけるアルピニズムの歴史に、貴重な一頁を記しているのである。  鹿島槍ヶ岳への登路は、縦走路のほかには、東面・信州側から短くて急峻な赤岩尾根1本のみである(鹿島から所要9時間)。この尾根の途中の高千穂平は、鹿島槍ヶ岳のよき展望台ともなっているが、そこから眺める大冷(おおつべた)沢の源頭には、残雪期に獅子やツルの雪形が現れる。そこから昔は、山名をシシ岳とかツル岳、あるいは双耳峰からの連想で背比べ岳などとも呼ばれていた。現在の鹿島槍ヶ岳の山名は鹿島集落の背後にある槍ヶ岳といった意味である。山体は信州側は急崖、西面・越中側はなだらかな非対称山稜の典型である。  西面には、支稜の牛首尾根を挟んで東谷と棒小屋(ぼうごや)沢が、西面の水を集めて黒部川に注いでいる。この棒小屋沢と、剱岳東面を流下する剱沢とが、黒部峡谷に対して対向から合流する、有名な黒部の十字峡を形成している。  東面を落ちる白岳、大冷の各沢は、源頭部にバリエーション・ルートを提供している。その1つ、カクネ里はU字谷をなし、平家の落武者が隠れ住んだという(隠(かく)れ里(さと))伝説をもつ、ロマンを秘めた圏谷である。もちろんここに人が隠れ住むというのは不可能だが……。  南峰から主稜を南へ下ると、肩といった存在の布引岳(残雪が布を敷いたように見えるのでこの名がある)で、付近には船窪地形が散見される。その南の小平地には冷(つべた)池があり、冷池山荘が建っている。また吊尾根の雪田付近から北峰を巻いて北へ下ると、両側の谷からの浸食によって、主稜線に深いⅤ字形の切れ込みの入った八峰(はちみね)のキレットに出る。その北側にキレット小屋がある。  登山口の鹿島集落は昔から戸数11戸しかなく、集落の人々は平家の落武者の子孫といわれている。ここで民宿を営んでいる狩野氏宅には、近代登山以降の鹿島槍ヶ岳の登高記念帳が保存され、それがそのまま鹿島槍ヶ岳の登山史ともなっている。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

爺ヶ岳 標高 2,670m

 後立山連峰の南部にあり、3つのピークからなる。北から一直線に南下してきた後立山の主稜線は、この爺ヶ岳で西方へ大きく湾曲し、越中側にすり鉢を半分に切ったような、ハイマツの見事な大斜面をつくっている。一方、東面には大きな白沢天狗尾根を張り出している。この天狗尾根や扇沢にはかつて登山道があったが、現在は廃道となり、種池山荘の柏原正泰氏が拓いた柏原新道がある。新道は扇沢出合から爺ヶ岳南稜をたどって種池に登るもの(扇沢出合から所要3時間30分)で、2つの廃道の欠点を取り除いた、後立山連峰の主稜線へ登るものとしては、最も容易なコースである。  爺ヶ岳の山名は、南峰と中央峰との間、白沢の上部に、残雪期に種子蒔き爺さんの雪形が現れることから付けられたもので、爺さんが蒔く種を漬ける種池だ、というおまけまでついている。種池は主稜上の池塘で、そばには種池山荘があり、幕営地にもなっている。この西方にも棒小屋沢乗越の池がある。種池から南峰にかけて、またその南斜面も広大なお花畑である。  積雪期の爺ヶ岳東面は、ヒマラヤひだが発達して壮観で、いくつかのバリエーション・ルートが拓かれている。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

岩小屋沢岳 標高 2,630m

飛騨山脈北部、富山県と長野県の県境にそびえる山。西側には種池小屋、東側には新越乗越山荘がある。

ユーザーの登山記録から

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