「春一番」が吹き山頂を含め20cmほど積雪は減りましたが、冬の戻りには注意。10本以上のアイゼン装着推奨。
天気・気温
12:00の山頂の天候 晴れ 気温-5℃ 風力5~8m/s
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
立春も過ぎて春分までの間に初めて吹く南よりの強い風を「春一番」と言うようですが、2/22はかなりの南風が吹き、昨年よりも22日早い観測となったようです。
登山道の様子は気になるところですが、この二日間で山頂含めて平均約20cm程度の積雪減となったようです。
しかし今週半ばからは冬型の気圧配置に戻るようで、逆に春一番が吹く前よりも寒くなりそうです。
ただ真冬並みに氷点下の日が何日も続くといった寒さではないと思われます。
徐々に登山道も春の様相ですが、雪はしっかりと締まっていて、6合目付近から上は10本以上のアイゼン装着が安全と思われます。
ストックを使用される登山者が非常に増えましたが、6合目から上に登る際はピッケルの方が安全でしょう。ただピッケルで滑落停止が出来ることが最低条件です。
登山道の状況
装備、服装ともに完全冬山装備が必要です。
アイゼンは10本以上のものをお持ちください。
登山装備
装備、服装ともに完全冬山装備が必要です。
アイゼンは10本以上のものをお持ちください。
注意点
●アイゼンについて
10本以上のアイゼン装着が安全です。
6本爪の軽アイゼンでも登ることはできます。ストックでも登れます。しかし下山を考えたときとか、最悪を想定したときに、より安全に山を楽しむための目安として、その日の雪質に応じた装備を身につけたほうがいいと思います。
「今日の雪質で、いまここで転んだ時にストックで止められるかな。」とか、「今日は下りでもアイゼンが必要だな。」とか「今日の装備で、この斜面を下れるかな。」とか色んな場面を想定して登りで確認しながら登った方がより安全に雪山を楽しむことが出来ると思います。
特にアイゼン歩行とピッケルの使い方(滑落停止)は、雪山での最低条件ですので、必ず本を読んだだけの知識でなく、基本からしっかり学んでください。
●山頂避難小屋
・周りが積雪で埋まり、内部が暗いです。
・一部の有志の方で、明り取りの窓を2ヶ所ほど掘り出してもらっています。
ザックのすぐ取り出せるところにライトを入れておいてください。
・アイゼンは小屋の外で外してお入りください。もちろん出る際も外でアイゼンを履いてください。
・この他にも山頂避難小屋の使用に関するお願いが、入り口と小屋内部に掲示されていますので、よく読んでご使用ください。
●大山寺周辺の道路
一応除雪してありますが、場所によっては圧雪があり冬用タイヤだけでは動けなくなる恐れがあります。必ずチェーンもあわせてご用意ください。
お知らせ
登山について、また他のコースなどで詳しいことを聞きたい方、あるいは登山ガイドの依頼など、「大山レークホテル」(電話0859-52-3333)久保までお気軽にお問合せください。
何人かのグループでの登山教室などでご利用ください。登りながら、楽な登山の方法や、長続きのできる登山の歩き方なども教えます。
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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