唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

本日から営業開始。GWは5/7泊まで。八方尾根は尾根通しの登下降でアイゼンピッケル必携。強風と変化する雪面に注意。広い斜面ではルート確認を。

今シーズンも 安全登山の願いを込めまして唐松岳頂上山荘の鐘を掛けました。(2016.04.25 唐松岳頂上山荘 )
今シーズンも 安全登山の願いを込めまして唐松岳頂上山荘の鐘を掛けました。(2016.04.25 唐松岳頂上山荘 )
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天気・気温

04/29(金) 山荘前 06:00 曇り 視界不良 風速10~15m 気温-5℃
富山市の天気予報
明日
雨のち曇
21℃
17℃
明後日
雨時々曇
16℃
11℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 6:00発表
松本市の天気予報
明日
雨時々曇
23℃
14℃
明後日
曇一時雨
17℃
8℃
日本気象協会提供 2024年5月6日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

4月29日(金) 唐松岳頂上山荘は本日より営業いたしております ●

今シーズンも皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
天候06:00 雪はやんでいますが、風速10~15m 山荘周辺は視界不良です。 気温-5℃ (06:00)です

4/28の天候は、朝は雪、次第に雨 11:00の気温2℃で雨。雪面はシャーベット状になっています。 
夜は吹雪となりました。
※気温により雪面状況が大きく変化しますので 登下山時はくれぐれもご注意なさってください。



2016年の営業
・春の連休期間 4月29日(金)~5月7日(土)泊
・休業閉鎖 5月9日(月)~6月17日(金)※休業閉鎖期間中は山荘施設は利用できません。
・営業再開 6月18日(土)~10月15日(土)泊まで営業予定
(冬期閉鎖は閉鎖となり、営業期間外の冬季小屋はありません。)

登山道の状況

●4/29情報 八方尾根は尾根通し(冬道です)
八方尾根上部 冬季尾根ルートの新雪は、風で飛ばされていますが、新雪が積もっている広い雪の斜面ではルートをよくご確認ください。

気温が低い時間帯は、雪面やまた新雪下の雪が 固く凍っています。突風にはくれぐれもご注意なさってください。
(気温により雪面状況が大きく変化します。)
登山計画・冬山装備 (ピッケル・10本爪以上のアイゼン)・防寒対策をお願い致します。 

(4/26状況)
トラバースはありません。南斜面に道が見えても、尾根通しの登下降をして下さい。
稜線の積雪は例年よりも少なめです。気温の低い時間帯には、雪面が結氷しています。
尾根上は岩と雪の混ざり合うルート歩行となりますので。尾根道が出ているこで、足がひっかかることもあり、滑落することも。足元には要注意。
日中は 気温が上昇し、雪面が柔らかくなります。雪の踏み抜きに特に注意。大変雪が腐っています。
天候が急変した場合には、穏やかな春山から厳しい冬山へと状況が変わります。

※アイゼン、ピッケルは絶対に必要です。雪が少ないからアイゼン不要ではありません。
※人のトレースについて行ってはいけません。スノーボードや山スキーの方が多数入っています。尾根の左右に向かって多数のトレースがありますが、辿っていくのは危険です。

●唐松岳頂上山荘~牛首~五竜岳
牛首付近には雪庇があります。
五竜山荘へと向かうには稜線ルートとなります。滑落に注意。

●唐松岳~不帰の嶮~天狗の頭~白馬三山方面
一般ルートではありません。
雪庇の張り出しは小さいですが、視界の悪い時には注意が必要
前爪のあるアイゼン、ピッケル、ロープなどが必要です。

●2016年 八方尾根のゴンドラ・リフト 運行
八方尾根スキー場からのアクセスは、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘までお越し下さい。
ゴンドラとリフト5月8日(土)まで運行。その後運休し
6月4日(土)~10/30(日)まで運行予定です。
http://www.happo-one.jp/

登山装備

GW連休期間の登山では、 ピッケル・10本爪以上のアイゼン・防寒用品・冬山装備が必要です。

注意点

想定以上に時間がかかることのある時期です。ゆとりをもって行動して下さい。

●ヤマケイオンライン 追加情報
・長野県警山岳情報で不帰~五竜岳のヘリコプターからの動画や注意点などがあります。
ご参照下さい。
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/

・オリンピック道路は5/3(火)全面通行止め 11時~16時
小川村の小根山地区にある小川神社の御柱祭は、GW5月3日(火)に里曳きの大祭が行われます。

諏訪大社との規模の違いはあっても、ほぼ同じ方式で執り行い、北信随一の祭りです。

この大祭りによりオリンピック道路は、GW5月3日(火)全面通行止めとなります。
※ 長野IC・長野方面よりおこしのお客様は、戸隠・信州新町からの迂回路へお回り下さい。
※ 関東・東京方面からおこしのお客様は、中央道・安曇野ICをご利用ください。
詳しくはコチラ
http://www.hakuba-happo.or.jp/news/2016/04/53-1.html
http://www.vill.ogawa.nagano.jp/?p=369

・第37回・信州千国街道塩の道まつり
5月3日・4日・5日の3日間開催
http://shionomichi-matsuri.com/wp/history

お知らせ

●唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/

4月29日(金)~の営業開始 
現在 唐松岳頂上山荘周辺・山荘内の電波状況が大変不安定となっております。
山荘直通のお電話は繋がらない場合が御座います。
GW春の連休中・営業期間中のご来山・ご宿泊は、ご予約を頂かなくても当日にお泊まり頂けます。

・個室のご予約についてのお知らせ
個室のご予約は5月10日(火) AM10:00~ 電話にて受付をスタート
個室のご用意は、夏山シーズン~9月末頃までとなります。
(9月末は積雪によりご利用可能日が変更となる場合があります )
電話090-5204-7876 唐松岳頂上山荘です。

●山荘スタッフ募集のお知らせ
ご希望につきましては、ご相談ください。

昨年の今頃の様子は?

2023年のGWは4/27~5/6迄営業(要予約)。前爪のあるアイゼン、ピッケルなど雪山登山装備が必要2023.04.27

2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11

2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

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富山県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

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