尾瀬沼VCは5/21に開所しました。雪は記録的に少なく、1~2週間早くミズバショウシーズンのピークとなっています。
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬沼ビジターセンターは5/21より開所しました。今年度も元気に明るく「楽しく美しい尾瀬」を精一杯、発信していきたいと思います。
ビジターセンター周辺は、今年は雪がすっかり融けていて、雄大な燧ヶ岳と湿原の愛らしい春の花々の彩りが美しく見えています。
釜ッ堀湿原では、今年はもう
ミズバショウ
ミズバショウ
のピークを迎えています。全体としては、先日、霜が降りた影響で花に黒ずみが目立つようになってきています。尾瀬沼周辺では、大江湿原でその影響が見られています。
ミズバショウ
ミズバショウ
は、山ノ鼻地区にある植物研究見本園がまだ綺麗に見られるとのことですので、尾瀬ヶ原方面にお越しの際には、ぜひ散策してみてください。
また、
ミズバショウ
ミズバショウ
シーズンに咲く
リュウキンカ
リュウキンカ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、オオ
タチツボ
スミレ
スミレ
タチツボ
スミレ
スミレ
、コミヤマ
カタバミ
カタバミ
なども、例年より早めですが咲き誇っています。
また、湿原のイメージが強い尾瀬ですが、今の林内はブナなどの新緑が綺麗です。森林浴を楽しむにも良い時期です。
尾瀬沼ビジターセンターの壁には「イワツバメ」たちの姿が見えます。また、対岸の林の向こうからは微かではありますが、「エゾハルゼミ」の鳴き声も聞こえます。
登山道の状況
今年は非常に雪が少なく、例年は雪が残っている箇所も、まったく消えている箇所も多くあります。ただし、燧ヶ岳は、まだまだ雪対策が必要ですので、アイゼン・ピッケルを携行してください。各登山道の様子は以下のとおりです。
・沼山峠~尾瀬沼は、まったく雪は残っていません。例年はかなり多く残っているのですが・・・。
・沼尻~見晴間も、雪は消えています。例年は白砂峠に多く残るのですが・・・。峠周辺には、まだぬかるみがあります。
・燧裏林道も、すでに雪は消えていました。途中の横田代などの湿原では、
ミズバショウ
ミズバショウ
が見頃を迎えつつありました。
・大江湿原・小淵沢分岐~小淵沢田代間の林内は、まだ一部で残雪が残っていますが、例年に比べて非常に少なくなっています。踏抜きに注意してください。
◆燧ヶ岳について
・見晴新道は通行止めです。ナデッ窪(沼尻~山頂)も残雪のため現在は通行止めです。
・長英新道(浅湖湿原~山頂)は、2合目過ぎから残雪が出てきます。踏抜きには十分に注意してください。
・柴安嵓山頂手前の急斜面には、残雪が多く残っています。アイゼン・ピッケルがないつ通過できません。
・御池新道は、まだ確認できていませんが、アイゼン・ピッケルは必須です。
登山装備
今年の尾瀬は非常に雪が少なく、雪の心配のある登山道は限られています。ただし、燧ヶ岳登山に行く場合は、しばらくの間はアイゼン・ピッケルは必須です。
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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