6月中は昼食(手打ちそば)と日帰り入浴は予約のみとなります。ルートによってはアイゼンピッケル必要。渓流釣りで35cmのイワナが!
天気・気温
山と周辺の状況
6月中の昼食(手打ちそば)及び日帰り入浴は平日・土日ともに事前予約の場合のみの利用とさせていただきます。ご利用を希望の場合には2日前までに朝日鉱泉へお電話ください。
●お花の情報 5/24の状況です。
稜線上では
シラネアオイ
シラネアオイ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、シロバナノヘビイチゴ、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
イワカガミ
イワカガミ
、
カタクリ
カタクリ
、コメバ
ツガザクラ
ツガザクラ
、ミネザクラなど、全体的に時期としては少し早い花々がたくさん見られます。
●渓流釣り情報
5/31(火)は猿渡取水堰堤より下流において、イワナ成魚の放流
5/27は今年最初の35cmのビックサイズ!!が出ました。
何年も通っている常連さんが今年度最初の尺超えも大超えの35㎝の大物を釣り上げました。
前日も31.5㎝を上げたそうですが「33㎝以上ではないと魚拓は取らない!」と今朝も早朝からのトライでした。夜から朝にかけて雨が降っており、川は濁っていたそうですが、今朝の一本目でこのビックサイズを上げたそうです。春のこの時期にしてはお腹もパンパンで、マスのような迫力でした。一緒の相方さんも尺超えを上げたそうですが、こちらにはかなわなかったそうです。それにしてもお二人とも2日続けて尺超えとはさすがです。ご満悦で帰っていきました。
先週から道路が開通し、徐々に朝日鉱泉付近まで釣り人が入ってくるようになりました。今年は小雪で雪解けも早く、いよいよ渓流釣りの季節到来といった感じです。今年は最初にして35㎝の大物があがりましたが、はたして今日のサイズを超える大物はあがるでしょうか?楽しみです!!太公望のみなさん、ぜひお越し下さい!!
登山道の状況
5/24の状況です。
大朝日岳への登山ルートは中ツル尾根直登コースは雪はありません。アイゼン・ピッケルなしで登頂可能です。
そのほかのコースでは残雪の上を歩きます。
軽アイゼン・ピッケル(もしくはダブルストック)は必ず持参しましょう。
特に鳥原山→小朝日岳途中の北側斜面は約1.5kmほど急な残雪斜面上を行かなければなりません。
水場は、鳥原小屋前、銀玉水、長命水が給水可能です。
●5/23にブナ峠→鳥原山→小朝日岳→大朝日岳→中ツル尾根登山ルートチェックに行きました。
この時期は一年でも最も日の長い時期で、朝4時には歩き始めることが可能な貴重な期間です。
23日は30℃近くまで気温が上昇し暑くなる予報が出ていましたので、早朝の涼しい時間帯にできるだけ登ってしまおうと朝3:30に朝日鉱泉を出発しました。
今回は朝日鉱泉から月山ICへ抜ける大規模林道の一番標高の高い700m地点に登山口のあるブナ峠から鳥原山を経由して大朝日岳へのルートをチェックすることにしました。
登山口は杉の植林地でここ2年ほどその杉を切り出す作業が大規模に行われており、登山道の周辺は切り出しの重機のための林道が縦横無尽に走っており、あまり見た目の良いものではありません。朝日鉱泉からも登山口まで車で30分はかかります。ただ、ブナ峠ルートから鳥原山までは2時間程度で着き、傾斜も比較的優しいので、登り安さでいえば一番かもしれません。今年は雪も少なく、少しは雪を踏みますが2時間弱で鳥原山頂上近くの木道にでました。
ここから鳥原山山頂→小朝日岳山頂までは、まだまだ残雪がたっぷりです。アイゼン、ストックは必須です。特に小朝日岳山頂近くの北斜面は例年通りかなりの距離(1.5km~2kmほど)急斜面を残雪上を歩かなければなりません。
このルートで一番の難所の小朝日岳への登りを終えると、ご褒美の小朝日岳山頂からの絶景を楽しめます。360°の大パノラマで、朝日連峰を一望できました。大鳥池方面の寒江山や以東岳はまだまだ雪をたっぷりかぶっています。
小朝日岳から熊越まで下り切ると、
シラネアオイ
シラネアオイ
が咲き乱れ、疲れを癒してくれます。
そして最後の残雪斜面となる銀玉水からの500m程度の登りになります。例年より雪は少ないものの、まだまだたっぷりと雪がありました。ただ、奇跡的に銀玉水が給水可能(雪渓上部の噴出場所で汲めます)で朝日連峰一(日本一?)の水をたっぷり堪能できたことが最高に幸せでした。
銀玉水前の残雪斜面は登りであれば、雪も柔らかいのでキックステップで十分登れますが、下りの場合にはそれなりに傾斜もありますので、慎重に、できれば軽アイゼンを装着して進むことをお勧めします。
残雪斜面を越えるとあとは山頂までの最高の眺めを楽しみながらの山行です。
山頂からは、月山、飯豊連峰、蔵王などの山形県の名立たる山を拝むことができました。雪が残っていることでその輪郭もより一層くっきりとみることができます。
山頂から中ツル尾根での下りでは実にたくさんの花々が目を楽しませてくれました。
時期としては少し早いものもありましたが、この中ツル尾根では本当に花が多いことを実感しました。
また、この中ツル尾根での下りでは南向きということもありますが、すでに雪を踏むところはほとんどなく、あっても特に危険なところではありませんので、この中ツル尾根直登ピストンでの登山の場合にはアイゼン・ピッケルは必要ありません。
水場は長命水は雪の切れ間から給水可能でした。
出合から朝日鉱泉までの渓谷沿いは登山道の整備は済んでいますので歩くのに支障はありません。14:30無事にルートチェックを終え帰着することができました。
今回見ることができた花々は、
ミズバショウ
ミズバショウ
、
カタクリ
カタクリ
(群落)、シロバナノヘビイチゴ、ミネザクラ、コメバ
ツガザクラ
ツガザクラ
、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
(群落)、コ
イワカガミ
イワカガミ
などです。
●朝日鉱泉への車道
朝日鉱泉への車道は全線開通しています。
ただし、朝日鉱泉手前約500m地点の「のぞくら橋」が橋台破損のため通行できず車両通行止めとなり、この橋の手前までの通行となります。橋は徒歩で通行可能です。朝日鉱泉はこの橋から林道を徒歩約7分です。車はのぞくら橋手前が広場になっていますので8台程度駐車可能です。
※詳しくは朝日鉱泉(090-7664-5880)へお問い合わせ下さい
登山装備
雪が異常に少ないとはいえまだ1000m以上の登山道上では結構な残雪があります。軽アイゼン、ピッケル(もしくはダブルストック)は必ず持参しましょう。
注意点
各避難小屋の管理人は下山しており無人ですが利用可能です。
利用は可能です。管理協力費¥1500/人です。
避難小屋の「以東小屋」は解体されました。利用できません。
●(朝日連峰は火山ではありません)
朝日連峰は花崗岩質の隆起山地であり、その誕生は5000万~6500万年前とされている古い地質です。
火山の噴火によってできた山地ではありませんので、朝日連峰のすべてのピークにおいて噴火するということは絶対にありえません。朝日鉱泉をはじめとして朝日連峰に「温泉(噴出温度が高温)」がなく「鉱泉(噴出温度が低温)」のみが存在するのはそのためです。
また、火山ではありませんので、気象庁等のいわゆる「火山情報」等には朝日連峰および朝日連峰内のすべての山の名称すら出ておりませんのでご了承下さい。
お知らせ
●朝日鉱泉ナチュラリストの家ホームページ
http://www.asahikosen.com/
昨年の今頃の様子は?
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1