大朝日岳への登山ルートは中ツル尾根直登コースを除き残雪歩行がありアイゼン、ピッケル必携。花も咲きだし雪も少なく登山に良い時期です。
天気・気温
山と周辺の状況
東海地方までが梅雨入りしましたが、東北地方は梅雨入り前で晴天が続いています。
比較的気候も安定し、日が長く(午前4時~午後7時)、花も咲きだし、水場もしっかりしているこの時期は、今年は特に雪も少なく登山には最も適した時期といえます。
●お花の情報 6/6の状況です。
稜線上では
シラネアオイ
シラネアオイ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、シロバナノヘビイチゴ、
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
イワカガミ
イワカガミ
、
カタクリ
カタクリ
、コメバ
ツガザクラ
ツガザクラ
、ミネザクラが見られます。
登山道の状況
大朝日岳への登山ルートは中ツル尾根直登コースは雪はありません。アイゼン・ピッケルなしで登頂可能です。
そのほかのコースでは残雪の上を歩きます。軽アイゼン・ピッケル(もしくはダブルストック)は必ず持参しましょう。
特に鳥原山→小朝日岳途中の北側斜面は約1.0kmほど急な残雪斜面上を行かなければなりません。
水場は、鳥原小屋前、銀玉水、長命水が給水可能です。
●朝日鉱泉への車道
朝日鉱泉への車道は全線開通しています。
ただし、朝日鉱泉手前約500m地点の「のぞくら橋」の補強工事のため車両通行止めとなり、この橋の手前までの通行となります。橋は徒歩で通行可能です。朝日鉱泉はこの橋から林道を徒歩約7分です。
車はのぞくら橋手前が広場になっていますので8台程度駐車可能です。
※詳しくは朝日鉱泉(090-7664-5880)へお問い合わせ下さい。
登山装備
基本的な登山装備が必要です。
中ツル尾根直登コースを除き、登山道上で残雪があります。軽アイゼン・ピッケル(もしくはダブルストック)は必ず持参しましょう。鳥原山→小朝日岳は必携です。
注意点
各避難小屋の管理人は下山しており無人ですが利用可能です。
利用は可能です。管理協力費¥1500/人です。
避難小屋の「以東小屋」は解体されました。利用できません。
●朝日川および支流での渓流釣り
渓流釣りをされる方には結構知られている「朝日川」。大朝日岳をその水源とし、朝日連峰の水脈として、美しい流れが最上川まで続いています。
毎年たくさんの太公望が尺イワナを求めて全国から訪れます。もう何十年も毎年来ている常連さんもいらっしゃいます。
※朝日川での渓流釣りに関する詳しい情報は朝日川を管轄する【最上川第一漁協】のHPにも掲載していますので、併せてご覧ください。
最上川第一漁協ホームページへ http://www.yfn-net.jp/mogamigawa-dai1/index.htm
●(朝日連峰は火山ではありません)
朝日連峰は花崗岩質の隆起山地であり、その誕生は5000万~6500万年前とされている古い地質です。
火山の噴火によってできた山地ではありませんので、朝日連峰のすべてのピークにおいて噴火するということは絶対にありえません。朝日鉱泉をはじめとして朝日連峰に「温泉(噴出温度が高温)」がなく「鉱泉(噴出温度が低温)」のみが存在するのはそのためです。
また、火山ではありませんので、気象庁等のいわゆる「火山情報」等には朝日連峰および朝日連峰内のすべての山の名称すら出ておりませんのでご了承下さい。
お知らせ
●朝日鉱泉ナチュラリストの家ホームページ
http://www.asahikosen.com/
6月中の昼食(手打ちそば)及び日帰り入浴は平日・土日ともに事前予約の場合のみの利用とさせていただきます。ご利用を希望の場合には2日前までに朝日鉱泉へお電話ください。
昨年の今頃の様子は?
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。雪は少なく7~10日ほど早い季節感です2023.04.19
2023年は4/29~営業開始(宿泊要予約、予約受付中)。林道は4/末に一部開通予定。山はまだ雪山2023.04.26
ブナの新緑が美しいです。登山道整備中。今年は倒木が多め。ルート上には残雪、雪渓あり十分な装備2023.05.16
朝日鉱泉ナチュラリストの家周辺の過去の様子
朝日鉱泉ナチュラリストの家
- 現地連絡先:
- 090-7664-5880
- 電話番号:
- 0237-67-3589
- 連絡先住所:
- 山形県西村山郡朝日町宮宿1905-1