ニッコウキスゲに代わり、ヤナギランやオゼミズギクが目立ってきました。ぎやかな夏と共に、秋の足音も聞こえてきています。
天気・気温
山と周辺の状況
ニッコウキスゲが鮮やかに咲き誇る時期はもう終盤。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
に代わる花達も目立ってきました。
ヤナギラン
ヤナギラン
の丘には
ヤナギラン
ヤナギラン
が咲き始めています。また、
ノアザミ
ノアザミ
の数が増え、オオウバユリが目立ちます。
オゼミズギクも花を開き始め、
キンコウカ
キンコウカ
も咲き始めています。そのほか、
コオニユリ
コオニユリ
、
コバギボウシ
コバギボウシ
、
オトギリソウ
オトギリソウ
など咲き始め、にぎやかな夏と共に、間もなく訪れる秋の足音も聞こえてきています。
登山道の状況
・尾瀬沼周辺はすべて安全に通行できます。南岸は、やや歩きづらくなっています。
・燧裏林道(段吉新道)は、一部、木道の破損やぬかるみ、岩道があります。足元に注意して通行してください。
・沼山峠~尾瀬沼間は、とくに問題箇所はありません。
◆燧ヶ岳・見晴新道について
見晴新道は土石流の影響で通行止めとなっていましたが、7/13より開通します。今までのルートは廃道となり、南側に付け替えています。以下、簡単に説明いたします。
・山頂から8合目付近までは以前の見晴新道と同じ道になります。岩場が続きますので、捻挫等にご注意ください。
・8合目付近から新しい見晴新道に入ります。沢の岩場を避けて、苔むした樹林帯に入って行きます。滑りやすい場所が多いのでご注意ください。
・新道では約100mおきに何合目か分かるような目印が樹に付いています。また、登山道沿いにはピンクテープが張られています。外れて歩くことのないようにお願いします。
・新道下部は笹薮の中を歩きます。4合目付近から少しずつなだらかになってきます。見晴に近くなると小さな岩が出てきます。
全体を通して、森の中を歩いていきます。滑りやすいところがありますので、注意しながら通行してください。
◆燧ヶ岳について
・ナデッ窪(沼尻~山頂)は通行できるようになっていますが、上級者向けのコースです。
・長英新道(浅湖湿原~山頂)は、今の時期はぬかるみが多くなっているのでご注意ください。
・御池新道は、とくに問題かよはありません。
注意点
渋沢温泉小屋は、平成28年度の営業を休止しています。
また、天神田代~渋沢温泉小屋ルートは笹などで道が分かりにくいため通行禁止です
昨年の今頃の様子は?
尾瀬沼ビジターセンターは5月13日に開所しました。残雪が少なく、大江湿原ではミズバショウが咲き始めています2023.05.17
尾瀬沼ビジターセンター周辺の過去の様子
尾瀬沼ビジターセンター
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