本谷橋を渡り本沢上部の雪渓をトラバースして涸沢へ。涸沢より上は12本前爪のあるアイゼン+ピッケル必携。
天気・気温
山と周辺の状況
昨日は雨。まとまった降雨量があり、風もありました。
この雨もあり、みるみる草木が顔を出しています。
ここ2~3日で急に新緑モードとなりました。
北穂への急斜面など、日当たりの良い急斜面では地肌が見えてきたところもあります。
(涸沢から上部へは、現在12本前爪のあるアイゼンやピッケル必要)
涸沢カールの底(テント場)などは、まだ全面雪。7月にテント泊を予定されている方は雪の上に張ることになるかもしれません。
気温は、日中に日が差して晴れると20℃くらいまで上がりますが、朝夕など冷え込むとまだ氷点下近いヒトケタの気温になることもあります。
●近頃の天気と気温
・平均気温は朝晩+1~+10℃ 日中+5~23℃
・モルゲンロート
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。
モルゲンロート(朝焼け)の見頃時刻 04:40頃(6/20)
登山道の状況
・横尾~本谷
夏道沿いに歩きます。
本谷付近はところにより雪上を歩きます。
・本谷~涸沢
橋を渡り、夏道沿いに登って来てください。
※現地での指導に従って下さい。橋から沢に降りるルートはロープを張って閉鎖してあります。沢の上は一見すると雪の上のため歩きやすそうに見えるかもしれませんが、雪が薄くなってきており危険です。沢に下らないようにしましょう。
本谷上部(ヒュッテより500m下)は沢づたいに雪渓を登ります。雪のトラバースになります。
※不安な方は、軽アイゼンやストックを携行してください。
・涸沢~上部
前爪付きアイゼン、ピッケルなどの冬山装備とそれらを使いこなす技術が必要です。
ヘルメット着用奨励山域です。
・パノラマコース
涸沢~獅子岩下部 雪上です。
新村橋~涸沢 残雪のため閉鎖しています。
※最新情報を得てご入山下さい。
登山装備
基本はまだ冬期雪山装備です。
涸沢まででも6本爪程度のアイゼンがあると安心。
涸沢から上は12本前爪のあるアイゼンやピッケル必要。
サングラスなど紫外線対策の用意も。
注意点
●2016年7月1日より「長野県安全登山条例」が施行されました。
各登山口にて「登山計画書」の提出をお願いします。
詳しくは、コチラ→http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/tozanjorei/tozanjorei.html
お知らせ
涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
03-3211-1023(東京事務所)
●2017年営業
期間 4月27日(木)~11月4日(土)泊まで
※5名様以上の場合はご予約をお願いいたします。
●2017年度レンタルテントについて
7月15日~10月8日までご利用できます。
ご予約は利用日の3ヵ月前の同日午前8時から電話(090-9002-2534)のみで受け付けます。
但し、7月分は5月1日午前8時からとなります。
料金(1泊):テント¥7000 シュラフ¥2000 マット¥700
6/22現在、以下の日にちはレンタルテントの予約受付は終了しました。
7月15(土)・16(日)・21(金)・22(土)・28(金)・29(土)
8月3(木)・5(土)・6(日)・11(金)~14(月)・19(土)・26(土)
9月16(土)・17(日)
昨年の今頃の様子は?
入山しました。本日降雪中。今年の営業4/27~(宿泊要予約)。4/27~5/25分予約受付は4/25朝8時~2023.04.18
昨日迄の降雪で新雪40cm。雪崩に注意が必要。涸沢までトレース消失(4/29迄に目印付ける予定)2023.04.27
一昨日降雪。本谷橋は未設置のため雪上踏み抜き注意。涸沢からの下り不安な方は爪の多いアイゼンで2023.05.10
一昨日降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須です2023.05.16
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F