尾瀬は夏を迎え、様々な種類の植物が見られるようになりました。ニッコウキスゲは、まだチラホラ咲き始め
天気・気温
山と周辺の状況
昨日の昼間は強い雨が降り、山の鼻ビジターセンターが位置する片品村には大雨・洪水注意報が出ていました。このような天気の変化に対応出来るように、雨具や水分を持参の上お越しください。
尾瀬は夏を迎え、様々な種類の植物が見られるようになりました。
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
の開花が気になると思いますが、尾瀬ヶ原では木道付近でちらほら咲いています。蕾も多く見られたのでこれから、どんどんと咲きはじめることでしょう。まとまって咲いている場所は少ないですが、尾瀬ヶ原各地で見られます。
現在尾瀬ヶ原各地で
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
とカキツバタが見頃を迎えています。黄色の
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
、紫色の
ヒオウギアヤメ
ヒオウギアヤメ
とカキツバタのほか、白色では池塘に咲く
ヒツジグサ
ヒツジグサ
、ツルコケモモ、
ワタスゲ
ワタスゲ
(花穂)など、湿原は色鮮やかな季節です。
登山道の状況
鳩待峠から山の鼻までは、とくに問題なく歩けます。
尾瀬ヶ原は木道でのスリップに注意してください。
長沢新道~アヤメ平~鳩待峠間は、長沢道の林内は大変ぬかるみが多く木道上は滑りやすい状況です。標高が尾瀬ヶ原に比べ400mから500m高いアヤメ平付近では、尾瀬ヶ原で見頃を終えた花が、少し遅れて見頃を迎えています。
ワタスゲ
ワタスゲ
や
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
、
イワカガミ
イワカガミ
が今はきれいです。
至仏山は7/1より登山可能となっています。登山道にはまだ残雪があり、アイゼンが必要です。オヤマ沢田代~小至仏山間の階段などでは、少しずつ道が出てきていますが、急斜面に残雪が残っている場所もまだあるので、アイゼンを用意してください。
見通しがきかない時には、ルートからはずれてしまう可能性があります。ピンクテープの、表示を見逃さないようにしてください。
登山装備
至仏山に登る場合は、しばらくはアイゼンが必須です。
注意点
シカの植生被害度を調査するための柵を設置をしました。近年、尾瀬ではシカの問題が起こっています。シカがミズバショウを荒らしたり、ミツガシワの根、ニッコウキスゲの新芽や蕾等を食べます。
花が咲く前に食べられてしまうと言うことは、種(子孫)を残せなくなるので、次の年には数が減少してしまいます。
シカ柵設置作業への、ご理解ご協力を、お願いいたします。
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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- 連絡先住所: