奥多摩 | 東京都奥多摩ビジターセンター

山麓の紅葉も名残となり、すっかり晩秋の趣です。雲取山など標高2000m程度の山岳は凍結あり軽アイゼンなどの携行を。

氷川渓谷(2017.12.21 東京都奥多摩ビジターセンター )
氷川渓谷(2017.12.21 東京都奥多摩ビジターセンター )
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天気・気温

12/01(金) 曇
千代田区の天気予報
明日
晴時々曇
29℃
15℃
明後日
曇時々晴
26℃
17℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 6:00発表
甲府市の天気予報
明日
31℃
14℃
明後日
晴のち曇
28℃
16℃
日本気象協会提供 2024年4月27日 6:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

今日は曇。10時頃は青空がのぞくところもありますが日が射ささず寒いです。朝方の方が暖かかったように感じるしくらいです。これからも気温が上がる気配はありません。
すっかり晩秋の趣となり、冬を待っている気配です。

●紅葉
・奥多摩むかし道にあるいろは楓の巨樹も散り始め(2017/11/30)

※標高別、山域別 11月30日現在
・2000m付近 雲取山など  落葉
・1800~1500m 鷹ノ巣山、三頭山など 落葉
・1400~1200m 御前山、大岳山、川苔山など 落葉
・1000m付近 御岳山、奥多摩周遊道路など 落葉
・800~600m 奥多摩湖周辺、日原鍾乳洞など 落葉
・500~300m むかし道、氷川渓谷、鳩ノ巣渓谷、散りはじめ

●クマ目撃情報 引き続きご注意下さい。奥多摩はクマの生息地です。
2017年は7月末までに31件、8月は10件、9月3件 10月以降も目撃が続いています。
10月 5日 檜原村小沢
10月10日 ヨコスズ尾根
10月27日 御岳山~大楢峠
11月14日 雲取山荘~雲取山巻道
11月21日 日の出町岩井 成獣1、幼獣1
11月22日 御岳山 長尾平~奥の院口便所

人の気配をクマに伝えて下さい。単独の方は鈴やラジオなど音を出しましょう。
食べ物のごみなどは放置せず、必ず持ち帰るようにお願いします。

●雲取山に登られる方へ
雲取山はすっかり冬山です。凍結があり軽アイゼンやチェーンスパイクや冬の登山装備が必要です。

今年は雲取山の標高2017mにちなみ「雲取山Year」といわれて「雲取山へ日帰りで行きたい」という問い合わせをよくいただきます。
雲取山は一般的なコースタイムでは日帰りできません。
雲取山荘などへの宿泊をオススメしています。
インターネット上には「雲取山日帰り」などの記録がありますが、一般的なコースタイムは1泊2日です。
JR奥多摩駅から朝一番のバスに乗り、登山口から山頂、山小屋までで歩くと一日行程です。
信頼性のある情報を得て、無理のない登山をお願いします。
もう冬の装備が必要です。地図やライト、雨具、防寒具といった登山装備も必ず携行しましょう。
日没も早くなりました。

登山道の状況

●落葉時の注意
落ち葉で登山道が隠れてしまい、道迷いの危険性が増します。
さらに、崖に面した登山道においても落ち葉を踏み抜き、谷側へ滑落してしまう危険性もあります。

●登山道の状況は、先週からの変更
・水無尾根が整備され通行しやすくなりました。
・川乗林道の閉鎖期間を更新しました。
・奥多摩湖いこいの路が冬期閉鎖期間に入りました。
・鋸山林道が通行止めとなりました。

●先週からの引き続き
【川乗林道 通行止め】
 平成29年8月6日に大規模な落石が発生したため、林道入口から細倉橋間は通行できません。
行止め 林道から百尋ノ滝方面に向かうことは出来ませんのでご注意ください。

【かたらいの路羽村草花丘陵コース 区間通行止め】
台風21号の大雨による土砂崩落のため大澄山方面から浅間岳の区間が通行止め

【登山道】
くわしくまとめはこちらの記事をご覧ください。最新情報もこちらに出ます。
https://www.okutama-vc.com/登山道-道路状況一覧/

●雲取山
・大ダワ林道 通行止。土砂崩落のため 平成22年4月30日~当面 
・日原林道~唐松谷林道・富田新道分岐 通行注意 足場悪いため。
・三条ダルミ~雲取山荘の巻き道 通行止。
・唐松谷林道 通行注意 登山道上に土砂が流入し、足場が悪くなっているため。
・水無尾根 通行可 ← NEW
・後山林道 通行注意 片倉谷より先、車両通行止め、歩行者のみ通行可。土砂崩れ部分の通行要注意。

●高丸山
 七ッ石山~鷹ノ巣山の巻き道 通行注意 登山道崩落、。

●鷹ノ巣山
・稲村岩尾根 通行可。

●三頭山
・風張峠~山のふるさと村 一部通行止。迂回路あり。

●御前山
・栃寄沢沿いの登山道 通行可。 

●蕎麦粒山
・蕎麦粒山南分岐~踊平北の巻き道 通行注意。尾根筋の登山道をご利用ください。足場悪い、

●川苔山 
・川乗橋ゲートより百尋ノ滝方面 通行止め 落石のため。平成30年3月31日まで ←NEW
・踊平~獅子口小屋跡 通行止 土砂崩落。  
・大丹波川登山口~獅子口小屋跡 通行注意 木橋老朽化
・大ダワ~足毛岩 登山道崩落、通行止。
・大ダワから北東に向かう登山道 通行注意 幅員狭い

●大岳 通行可

●棒ノ折山
白谷沢上部にある東屋付近 通行注意 階段損壊のため

●御岳山
大楢峠~鳩ノ巣方面 通行止め。林道工事のため3月末まで 城山経由で迂回できます

●日の出山 通行可。

●浅間嶺
・浅間尾根~藤倉バス停 法面工事のため通行止。
・浅間嶺~人里峠 通行可。
・浅間嶺~小岩林道 通行可。

【ハイキングコース】
●氷川渓谷遊歩道 全線 通行可   
●奥多摩むかし道 通行可
●大多摩ウォーキングトレイル 通行注意 鳩ノ巣渓谷は大雨で増水
●海沢三滝  通行注意  増水のため
・海沢林道情報 井戸沢上流で山林伐採作業を行っているため、 工事車両に注意。(2017年12月まで)
●見はらしの丘散策路 全線通行可
●奥多摩湖いこいの路 冬季通行止め 2018年4月第二木曜日まで ←NEW

【その他道路】
・小川谷林道 全面通行止め
・日原林道 歩行者通行可 林業工事関係者のみ通行可 
・鋸林道  全面通行止め 林業工事関係者のみ通行可 ←NEW
※詳しくは東京都林業事務所 多摩林業出張所 電話0428-83-2150

登山装備

ハイキング装備、ルートにより秋から冬登山装備等が必要です。防寒具必携です。
登山靴を履きましょう。
雨具は忘れずに。朝夕や、天気急変で気温が下がることもあります。
ライトは日帰りでも必携です。地形図・コンパスなどは基本的装備。
天気の急変に備えた準備もお願いします。

雲取山など標高2000mの山岳では凍結があり軽アイゼンやチェーンスパイクの携行を

注意点

立冬をすぎ、日の入り時間も早まり、16時には薄暗くなってきます。ライトは必ず用意しましょう。
おでかけの際は早めに活動し安全登山を心掛け、奥多摩の秋を楽しみましょう。

●雲取山登山口公衆トイレ(無料駐車場内トイレ)※ヤマケイオンライン付加情報
12月~翌年3/15、水道凍結のため使用不可。

●登山届け、登山計画書の提出を
春先には事故が続きました。バリエーションルートの滑落、行方不明もありました。くれぐれもご用心下さい。
必ず登山届けを出しましょう。
JR奥多摩駅前には交番があります。またJR奥多摩駅と駅から徒歩5分の奥多摩ビジターセンタ内には届け用のポストがあります。雲取山登山口の鴨沢バス停付近にもあります。

●「東京都自然公園利用ルール」
ぜひご一読下さい。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2015/03/70p3u400.htm

お知らせ

●ビジターセンター
http://www.okutama-vc.com/

・奥多摩ビジターセンター館内において雲取山の「いま」と「むかし」を撮影した今昔写真展を開催中です。
展示している写真の数はまだ少ないですが、徐々に増やしてまいります。ぜひ、お立ち寄りください。(入館無料)

【イベント】
https://www.okutama-vc.com/イベント/

【ビジター周辺情報】
給水トイレ JR奥多摩駅で可能
コンビニは7時から営業

昨年の今頃の様子は?

晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14

朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21

今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28

5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11

氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19

氷川の三本杉でセッコクが見頃。麓と山上の気温差が大きい時期。衣類の着脱で体温調節しましょう2023.05.25

東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子

  • 白丸湖の新緑
  • キビタキ いこいの道にて
  • オオルリ いこいの道にて
  • ヤマツツジの赤と新緑の薄緑のコントラスト むかし道にて
  • 氷川渓谷のチゴユリ
  • 氷川渓谷の白(ニリンソウ)と黄(ミヤマキケマン)
  • のんびり食事するカモシカ 登計トレイル 
  • 見はらしの丘では、満開のミツバツツジの下に、カモシカが寝ていました
  • 奥多摩湖のサクラが見頃
  • 海沢カタクリ山 見頃を迎えています
  • 海沢カタクリ群生地
  • カタクリ群生地へは、海沢の信号から斜面を上がっていくと看板があります。この看板の手前にもたくさんの株があります。

東京都奥多摩ビジターセンター

電話番号:
0428-83-2037
連絡先住所:
〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1

地図で見る
http://www.okutama-vc.com/

施設の詳細を見る

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 三頭山は自然豊かな美しい山。山頂付近は3つのピークからなる。主要登山口は「都民の森」として、登山者のみならず観光客も多く訪れる。  日帰りも可能であるが、できたら山麓の数馬に1泊してみたい。都民の森から登るコースのほか、笹尾根の西原峠から尾根通しに三頭山に登り、西にある鶴峠に下るコースもお勧め。そこには美しいブナ林が残っている。

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 早春、カタクリの花が咲き、それを見に訪れる登山者の多い山で、大岳山、三頭山とともに奥多摩を代表する山である。  北側の栃寄(とちより)の近くに森林公園がある。一帯は観光客によるカタクリその他の野草の乱掘が気になる。ここも自然災害により三頭山の二の舞にならなければよいが。  さて、この山へは北面から登っていくのが人気だ。山頂近くになると雑木林の下生えにピンク色に咲くカタクリの花の群れが見られる。御前山山頂からは展望は余りよくないが、下山路を南方の湯久保(ゆくぼ)尾根へと下ってゆくと、丹沢方面の山々が見えてくる。すぐ眼前の山稜は浅間(せんげん)尾根で、春は浅間嶺一帯の桜が美しい所である。  奥多摩駅で下車、境橋から御前山山頂、湯久保ノ頭から北秋川へ下り、武蔵五日市駅まで約5時間の行程。

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ケーブルカー(御岳登山鉄道)の利用で、簡単に登れることから、首都圏のハイカーに人気の山。 山頂には、武蔵御嶽神社があり、元旦には、初日の出客と参拝客とで特に賑わう。また、4月にはヤマザクラやカタクリ、6月はアジサイ、8月はレンゲショウマの花が咲き、賑わいを見せる。 ケーブルカー御岳山駅から神社へ続く参道には天然記念物の「神代ケヤキ」がある。

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