湿原は少しずつ緑色が広がってきています。引き続きミズバショウやリュウキンカが見頃を迎えています。
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬ヶ原では、
ミズバショウ
ミズバショウ
シーズンの到来で、週末は終日ハイカーで賑わっています。湿原は
ミズバショウ
ミズバショウ
、
リュウキンカ
リュウキンカ
、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
など、この時期のお花がやくさん見られます。
また、湿原は徐々に緑が広がってきていて、これからは
チングルマ
チングルマ
、ウラジロヨウラク、ミツガシワ、カキツバタなどが芽を出して、もうすぐ花を付けるでしょう。
林内にも
シャクナゲ
シャクナゲ
やムラサキヤシオツツジ、キバナコマノツメなど大小様々のお花が咲いています。
また、尾瀬内で見る鳥についても少し紹介したいと思います。
おなじみのカルガモは、尾瀬ヶ原では池塘や川を泳ぐ姿をよく目にします。
昆虫やカエルなどを捕まえる小型の猛禽のモズ(百舌鳥)は、餌を探す為に低いところにいることも多いらしいので見つけやすいのではないかと思います。
また、木道を歩いたり尾を上下させる姿が可愛らしいのはハクセキレイで、尾瀬ヶ原はもとより山ノ鼻や見晴の山小屋近くでもよく姿を見ます。
今の尾瀬はまだ湿原の草や木々の葉が少ないため、鳥がよく見える状態です。様々な鳥たちを探してみてください。
登山道の状況
鳩待峠~山ノ鼻間、および尾瀬ヶ原の雪は消えています。なお、木道の傍を流れる水は、飲み水には適していませんのでご注意ください。
八木沢道(見晴~富士見峠)は、まだ残雪があり、ぬかるみが多くあるので通行に注意してください。
★至仏山登山について
至仏山は残雪期の植生保護のため、5月7日(月)~6月30日(土)まで登山道を閉鎖します。残雪状況で前後する可能性があります。なお、解除後も、雪渓を避けるために、指定された登山道から外れて植生の上を歩行することのないようにしてください。
例年通り、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂) は「上り」専用 (山ノ鼻~森林限界は除く)となります。
登山装備
尾瀬は高山ですので平地に比べて天候によっては気温がぐっと低くなります。上着などの防寒具や雨具を必ず準備して下さい。
また、場所によっては雪に対する装備が必要となります。
お知らせ
★「尾瀬子どもサミット」の参加者を募集します!
尾瀬に関わりの深い新潟県・福島県・群馬県では、小中学生を対象にした三県交流事業「尾瀬子どもサミット」を毎年、夏に開催しており、今年も参加者を募集しています。
尾瀬の貴重な動植物の観察や自然保護のための施設の見学、参加者同士の意見交換や交流などを通じて、自然・環境について学ぶとともに、次代を担う三県の子どもたちの交流を深めます。以下をご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/84082/
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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