稜線の梅花皮小屋~御西小屋間の残雪は、まだ数箇所で残雪を通過。雪慣れしていない人はアイゼン必要
天気・気温
山と周辺の状況
飯豊山は夏山シーズンを迎えていますが、まだ残雪が多く残っている箇所もあります。場所によってはアイゼンなどを用意する必要のある箇所もあります。
現在、飯豊山・天狗平ロッジは常駐管理となっています。予約なしでも利用できますすが、管理人が所用のため不在の場合があります。可能であれば事前におおよその到着時刻を連絡いただければ幸いです。
また、稜線の小屋、梅花皮小屋・御西小屋・頼母木小屋・門内小屋・三国小屋・本山小屋でも常駐管理が始まっています。
そのほか詳細は、飯豊朝日連峰の登山者情報を御覧ください。
https://www.ic-net.or.jp/home/iide/
登山道の状況
飯豊山で、現在、わかっている範囲内での登山道の状況は以下のとおりです。
●石転ビ沢の状況
・石転ビ沢(7月23日現在)は、石転ビノ出合で右岸の水場に向かい雪渓を横切りますが、付近が今後薄くなってきますので注意してください。
・黒滝に亀裂が入り始めました。上部では絶対に滑落しないでください。
・黒滝の上部、左岸側の小尾根の踏み跡はまだ使用できません。
・中ノ島(草付き)直下の雪渓は薄くなり始め亀裂も出てきました。十分に注意してください。
・中ノ島(草付き)最上部のトラバースは、7月23日に踏み跡が露出しましたが、付近は落石の恐れがあるので、休憩はせずに一気に横断してください。
・中ノ島(草付き)最下部から梅花皮小屋までは雪を踏まずに登ることができます。
※詳細は以下URLも参照ください
http://www.iideasahi.jp/2135.html
・ダイグラ尾根は7/19に刈払が終了して、歩きやすくなっています。
・足の松尾根は、 奥胎内ヒュッテから足の松尾根取付きまで乗り合いタクシーの運行が行われています。大石山までの登山道中に残雪はありませんでした。
・オンベ松尾根の登山道刈り払いも終了しました。まだ作業中の登山道もあるので、作業者に近づく時は注意してください。
・梅花皮小屋~御西小屋間の残雪(7月25日現在)は、まだ数箇所残っていますが、殆どの箇所で残雪上部の踏み跡を辿ることができるようになりました。残雪の上を歩く箇所では滑落に十分留意してください。雪に慣れていない方は軽アイゼン等を持参したほうが良いでしょう。
・また御西小屋から大日岳山頂までの登山道は問題なく通行可能です。
・大日杉コースは、7月15日現在では、御沢(雪渓)コースは薄くなり通行できません。トラバースコースは切合小屋直前の残雪が急斜面となって張り付いています。急斜面を安全にトラバースする自信のない方は、大日杉コースを通行しないようにお願いします。
・大日杉小屋から五段山に登るコースの吊橋は、踏み板がないので通行できません。
・加治川治水ダム→湯ノ平→おういんの尾根→北股岳は、林道が土砂崩れで埋没し、徒歩も含めて通行禁止です
登山装備
飯豊山への登山は、まだ雪に対する装備が必要な箇所もあります。
お知らせ
7月1日からバス路線が天狗平ロッジ(飯豊山荘)まで延長になりました。バス時刻表は以下URLです。
→http://www.town.oguni.yamagata.jp/life/life/road/bus/2018/south_s.pdf
その他詳細は「飯豊朝日連峰の登山者情報(http://www.ic-net.or.jp/home/iide/)」へ。
昨年の今頃の様子は?
4月28日に倉手山登山口と大日杉小屋までの車道が開通予定、開通時刻にも留意ください。2023.04.27
足ノ松尾根のアプローチ道路が通行止め、足ノ松尾根登山道は当面の間、通行不可2023.05.11
飯豊山・天狗平ロッジ周辺の過去の様子
飯豊山・天狗平ロッジ
- 電話番号:
- 090-5846-1858
- 連絡先住所:
- 山形県西置賜郡小国町