稜線の紅葉は終わり、現在は標高1300〜1500mが見頃です。11月に林道の補修工事を予定
天気・気温
山と周辺の状況
久しぶりに山頂まで青空となりましたが、山頂からの景色が見えたのは一時で、徐々に雲が増えていく一日でした。
稜線上の紅葉は終了。今は標高1500〜1300m付近の紅葉が見頃です。
11月1日から11月14日のまでの間、天神平〜熊穴避難小屋間の林道の補修工事が行われる予定です。資材運送のためにヘリも飛ぶ予定。通行はもちろん可能ですが注意ください。
秋は遭難が多くなります。下山遅れによりヘッドランプを持っておらず行動不能になることも、ビバークをした際に低体湿症になることもあります。過去には、入山後すぐに体調不良により救助要請された方もいます。
事前の計画、体調管理をしっかりとしましょう。
●谷川岳ロープウェイ、観光リフトが運休します
11月15日〜22日までの間、点検・整備のため、谷川岳ロープウェイと観光リフトが運休となります。ご了承ください。
登山道の状況
旧道の一ノ倉沢出合、マチガ沢出合、新道の西黒沢出合いは台風の影響もあり、石が土管をふさいだため、強く雨が降ると道が冠水する可能性があります。その他、登山道に大きな変化のあるところはありません。
谷川温泉から二俣へ向う登山口から2つ目の沢が、上部から大きく崩落し、登山道も崩れています。
再崩落の可能性が高く、危険な状態です。いわお新道や中ゴー尾根なども通行は控えてください。
保登野沢コースは、土砂崩れにより登山道が崩落している所があり、大変危険です。
コースを熟知しているベテラン以外の利用は控えてください。また山ビルも多く生息していますので併せてご注意ください。
登山装備
朝晩は気温が低く、天候によっては山頂付近は10℃を下回ります。初雪が降ってもおかしくない時期です。防寒・防水対策をしっかりと行い、天候の変化に気をつけてください。
秋になり、日が短くなりました。日帰り登山でもヘッドランプは必ず携行するようにしましょう。
注意点
群馬県谷川岳遭難防止条例に基づき、危険地区への立ち入りは入山10日前までに登山届を提出してください。
一ノ倉沢など、群馬県谷川岳遭難防止条例に基づく「危険地区」に一般コース用の登山カードで入山する違反者が増えています。
危険地区に入る場合は事前に届出が義務づけられています(日本山岳スポーツクライミング協会、または日本勤労者山岳連盟所属の山岳会を除く)ので厳守して下さい。
条例違反をした場合は、罰金となる可能性もありますのでご注意ください。
不明の方は当センターまでお問合せ下さい。
一の倉沢までの国道291号線は、全面マイカー規制となっています。
一般車は、通行できませんのでご注意ください。
お知らせ
・小屋の情報
肩ノ小屋は有人営業をしています。蓬ヒュッテは利用できます。白崩避難小屋、笠ヶ岳避難小屋も利用可能です。
・水場の情報
8月19日現在、茂倉岳避難小屋の水場は利用可能です。朝日岳の水場も取水できます。
大障子避難小屋の水場も利用可能でリボンテープ先に水場あり。
清水峠の水場はJR巡視小屋の建物裏の斜面(七つ小屋山側)を2m位降りた所に小屋に引いた沢水のオーバーフローがパイプから出ています。
指導センター先のゲートから先は、一般車両は通行出来ません。
昨年の今頃の様子は?
ロープウェイは4月17日から24日まで点検運休中。ベースプラザも休業のため駐車場も利用できません2023.04.18
雪が解けはじめ、急な斜面のトラバースが増えてきました。岩場などでは踏み抜きに注意2023.04.25
状況変化に対応できる装備と技術が必要な季節であることを意識して入山してください2023.05.02
残雪と夏道が混在しています。滑落事故も多く発生しているのでアイゼンの着け外しの判断は慎重に2023.05.09
登山指導センターから先の冬季閉鎖は5/19解除。翌日からは一ノ倉沢出合までの電気バスも運行開始予定2023.05.16
例年より早く雪解けが進み歩きやすくなってきました。山頂直下の急斜面には残雪があり滑り止めが必要です2023.05.23
天気予報を確認し、余裕をもった登山計画を2023.05.30
谷川岳登山指導センター周辺の過去の様子
谷川岳登山指導センター
- 電話番号:
- 0278-72-3688
- 連絡先住所:
- 〒379-1728 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽