今週から来週にかけては季節の逆戻りが感じられ、高温週間になりそうです
天気・気温
午前11時の山頂の天候 晴れ、気温6℃、無風
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
まもなく二十四節気で言うところの「立冬」です。
秋が深まり冬の気配が立ち始める日という意味ですが、今週から来週にかけては季節の逆戻りが感じられ、高温週間になりそうです。
山も同じ状況で、例年だといつ雪が降ってもおかしくない時期で、山頂も寒くてじっとしていられないぐらいですが、今日の場合はプラス6℃で風がほとんど無いために、外で食事をしても問題ない程度の暖かさでした。
紅葉の状況ですが、さすがに多少は残っているものの1合目付近から下、標高900m付近から下が、やや終わりがけになっています。
米子方面からだと観光道路の大山寺手前辺りが見ごろのようです。
10月半ばからさほど強い風が吹くことがなかったために、どちらかと言えば、よく残っているほうだと思われます。
登山道の状況
登山道での危険ヵ所はありません。
登山装備
これからの大山は冬山装備と考えてください。
万が一のためにヘッドライトは必ずお持ちください。
予備の電池も必要ですし、ザックの中で点灯しないように、乾電池を1本だけ逆に入れておく等の工夫もしてみてください。
ライトを使うかどうかというよりも、持っているだけで精神的に余裕が出てきて、焦らずに安全に下山が出来ます。
注意点
昨年の今頃は7合目辺りから山頂にかけて雪化粧でしたが、今年は随分と暖かくなっています。
比較的に安定した気候が続くようですが、注意事項としては、やはり山の天候は変わりやすいということです。
特に多少の天候の急変にも対応できるだけの装備が必要ですが、服装にはご注意ください。
早朝は気温が低いためにどうしても厚着で登りかけますが、登山の基本は寒いぐらいでのスタートです。
山頂で気温が高くても風が吹けば体感温度は一気に下がってきます。
その時にアウターが汗で濡れていると、さらに体感が下がってしまいます。
地元の言い伝えですが、山が三回白くなると根雪になると言われています。
今回は積雪といえるほどの雪ではなかったようですが、これからの時期は一晩で50cm以上積もることがありますので、ご注意ください。
今日の場合も遅い時間帯から山頂を目指す方が結構居られました。
「秋の日はつるべ落とし」と言われるようにどんどん日が暮れるのが早くなりつつあります。
夕方は遅くとも17時には下山できるように、余裕を持って登山計画を立ててください。
お知らせ
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