小屋より上は冬山装備(前爪12本歯以上のアイゼン+ピッケル)で。凍結によりお水は一部有料。
山と周辺の状況
12/18、19と七丈小屋周辺はお天気が良くなかったのですが、12/19は朝から良いお天気です。
一年の内で最も日の短い時期ですが、小屋から日の出を拝めるのは朝06:50頃です。
きれいな朝日を見ることが出来ました
■冬季はお水が一部有料になります。
12/19朝9時の気温は-1℃。
小屋の水道は、冬季凍結のため給水を停止しました。(これからは、秋のうちに貯めておいたタンクの水が頼りです)
お水が必要な方はスタッフにお声掛け下さい。
小屋、テント泊の方は、2Lまで無料でお水をお分けしております。
宿泊以外の方、又は宿泊のお客様でも2Lを越えて必要な方は、0.5L毎に100円で販売致します。
お湯は0.5L毎に200円で販売致します。
貴重なお水なので、ご理解とご協力を宜しくお願い致します。
■七丈小屋への営業について
通常営業を再開しました。
冬の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根は、誰もが登れる世界ではありません。
しかし、しっかり経験を積み上げた方には、ぜひ挑戦していただきたいと思っております。
厳しい登山であるからこそ、七丈小屋では少しでもほっこりと過ごしていただけますようご用意しております。
■山梨県における登山計画書の提出が義務化
山梨県では冬の南アルプスを登山する場合は、登山計画書の提出が義務化されました。
登山前に登山計画書の提出と、家族や友人への共有をお願いいたします。
登山道の状況
■黒戸尾根 12/15
・小屋までの登山道情報
下部の樹林帯は、木々の葉もすっかり落ちて、冬の里山の風情
刃渡りに雪はほとんどなし
五合目への下りには、大きく凍結した箇所あり(12/15は避けて通る事ができます)
六丈橋を過ぎた辺りから、うっすら雪や凍結箇所あり
小屋の手前はかなり凍結していますので、特に下山時には軽アイゼンやチェーンアイゼンのご使用をおすすめします。
・小屋から上には雪の量は少ないものの、ピッケル、前爪ありのアイゼンは必要な状況(登山者情報)
※黄蓮谷(12/15 登山者情報)
黄連谷のアイスクライミング目的の登山者も増えてきました。
右俣、左俣共に登れる状況ですが、氷は薄く、水が多く流れている箇所もあり、特に左俣は登られるラインも限られ、まだもう少し待った方が良い状況だそうです。
■黒戸尾根五合目は復旧工事完了
台風19号により黒戸尾根五合目で大きく崩落がありましたが、すでに復旧工事が完了し、通行が可能となっています。
登山装備
3000m級山岳の雪山登山装備が基本
小屋から上は前爪のある12本歯以上のアイゼン、ピッケル等の本格的な冬山装備が必要
注意点
■お知らせ
11月1日より北杜市のふるさと納税返礼品として、「弊社ツアーもしくは甲斐駒ヶ岳七丈小屋でのお支払いにご利用いただけるクーポン券」が掲載されました!
寄付額1万円、2万円、3万円で設定させていただいております。ご確認ください!(リンクは3万円)
https://furu-po.com/goods_detail.php?id=477682
■冬の甲斐駒ヶ岳黒戸尾根ツアー
冬の黒戸尾根ツアーの募集開始
12月より各月2回づつの開催とさせていただきます。
全日程花谷がメインガイドを務めさせていただきます。
皆様ぜひご一緒しましょう!
https://first-ascent.co.jp/tours/kuroto-winter/?fbclid=IwAR2J5kgCQFOdC3dLT22e6zmhVJVWXr1ka4yLsMLiSygijFY8AITnAKYuaLc
お知らせ
■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
予約と問い合わせ 090-3226-2967
※電波不良時や作業中などの場合は、電話に出られないことがあります。
・宿泊は予約制です。
昨年の今頃の様子は?
小屋から上はピッケル&アイゼン必要。雪質変化あり確実なアイゼンワークで一歩一歩、慎重に2023.04.27
昨朝0℃。まだ残雪凍結あり万全の雪山装備(アイゼン、ピッケル)で。状況に応じ着脱など臨機応変に2023.05.10
今朝5℃。一部まだ雪があり心配な方はアイゼンの用意を。小屋付近でサクラ開花。山麓は新緑2023.05.19
まだ氷点下の日あり。残雪箇所あり滑り止めの用意を。イワカガミが咲き始め、クモイコザクラも開花。2023.05.25
雨により地盤が緩んでいるので注意。小屋から上の残雪も少なくなりアイゼンなど不要2023.06.02
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25