尾瀬はシーズン最終盤。朝は霜が降りて、木道が滑りやすくなります。ビジタセンターは10/31まで
天気・気温
山と周辺の状況
尾瀬では、朝の最低気温が氷点下を下回る日も出てきました。10/25(日)は初雪が降り、うっすらと雪が積もっていました。木道の上も白くなり、とても滑りやすい状態でした。また、見上げる至仏山は森林限界より上が白くなりました。
また、晴れて冷え込んだ朝は、霜で真っ白のなります。10/27は朝、冷え込んで氷点下2.1℃まで気温が下がり、湿原は真っ白になりました。
尾瀬は晩秋で、残っている紅葉はカラマツのみとなりました。ダケカンバやシラカバは落葉して、白い幹が目立ってきました。
尾瀬のシーズンは最終盤です。ビジタセンターも10月31日(土)が最終日となります。また、公衆トイレや山小屋などは、すでに終了している箇所も増えています。詳しくは以下URLをご確認ください。
https://www.oze-fnd.or.jp/archives/105048/
※尾瀬では、利用できない施設、今年度は休業の施設も数多くあるので、事前に営業状況を確認しておきましょう。
・山小屋・キャンプ場の営業(https://www.oze-fnd.or.jp/archives/100847/)
・トイレ/VC(http://ur0.work/Xiqv)
登山道の状況
周辺で、通行止め箇所などはありません。ただし、現在、木道工事を行っている箇所が多いので、通過時はご注意ください。
夕方4時から翌朝7時頃まではツキノワグマの行動が活発になります。特にご注意ください。
■7/1より至仏山の登山が可能となっています
東面登山道(尾瀬ヶ原~至仏山)は上り専用で、下山はできません。
至仏山は地表が隆起して出来た山で、多くは蛇紋岩で形成されています。蛇紋岩は、マグネシウムを多く含む岩石で、植物の生育には適さない土壌のため、森林限界が低く(1700m)なっています。
登山装備
高山である尾瀬は急な天候の変化や気温の低下が起こりやすい地域です。必ず上着や雨具をお持ちください。
尾瀬に入られる方にはマスクの着用を推奨していますが、陽射しがある時はとても暑くなります。くれぐれも熱中症にならないよう、水分を摂ったり、風通しの良い服を着るなどの対策もお願いいたします。
注意点
【ビジターセンター入館者へのお願い】
・発熱など体調不良のある方は入館をご遠慮ください。
・入館時はマスクの着用、手指消毒をお願いします。
・長時間の滞在はご遠慮ください。
※館内での飲食は禁止しています。
※入館者数が多い場合、入館制限を行う場合があります。特に雨天時には休憩場所が不足することが予測されます。
■尾瀬への入山自粛について
①多くの施設が休止しています。
山小屋の開所時期は未定です。公衆トイレなどは、ホームページをご確認ください。
②遭難救助は困難です。
多くの施設が閉鎖されているため遭難救助は困難です。携帯電話は、ほとんどの場所でつながりません。
③登山道に残雪があります。
特に樹林帯は残雪があり、転倒等のおそれがあります。
④福島県側(沼山峠、御池)は入下山できません
沼山峠までは通年マイカー規制/路線。バス・シャトルバスは6/30まで運休。御池駐車場は当面の間休業です。
福島県内の施設(山小屋、キャンプ場、休憩所)は全て休止しています。
⑤群馬県側(鳩待峠・大清水・富士見下)は入山可能です。
鳩待峠までは5/23からマイカー規制(乗合バス運行)
⑥新潟県側は入下山できません
国道352号線は冬期閉鎖中。浦佐駅~沼山峠間、路線バス・遊覧船(尾瀬口コース)、乗合バスは6/30まで運休です(※遊覧船(周遊コース、銀山平コース)は5/28から運行中)
昨年の今頃の様子は?
山ノ鼻ビジターセンターは5月16日に開所予定。鳩待峠への道路の冬期閉鎖解除は4/21(金)より2023.04.19
5月16日に山ノ鼻ビジターセンターは開所。ミズバショウが咲き始めています2023.05.17
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
- 電話番号:
- 連絡先住所: