八ヶ岳・赤岳 | 赤岳鉱泉

赤岳鉱泉周辺の積雪は80cmくらい。美濃戸林道が凍結していますので、チェーンアイゼンの装着を推奨します

林道の様子(赤岳鉱泉Facebookより)(2021.02.05 赤岳鉱泉)
林道の様子(赤岳鉱泉Facebookより)(2021.02.05 赤岳鉱泉)
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天気・気温

02/12(金) 曇り。最近の気温:最低気温 -15℃前後、最高気温 -3℃前後
松本市の天気予報
明日
27℃
3℃
明後日
29℃
10℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
甲府市の天気予報
明日
27℃
7℃
明後日
28℃
12℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

赤岳鉱泉周辺の積雪は80cmくらいです。
1月がとても寒かったので、それに比べると、少し寒さは緩んだ感じですが、厳冬期で朝晩はとても寒いです。
天気が良い日は、気温が上がります。

人工氷瀑「アイスキャンディ」や、周辺の自然氷爆は、順調に成長しています。

週末を中心に、満室の日があります。
宿泊を希望の方は、必ずお問い合わせください。
コロナウイルス対策にもなりますので、ゆったり泊まれる平日泊への分散に、ぜひご協力ください。

赤岳鉱泉の「冬季 withコロナ営業方針」は、赤岳鉱泉・行者小屋のホームページ内「お知らせ」からご覧になれます。
http://akadake.main.jp/news/201201_1/index.html
新たな宿泊料金のお知らせ、お客様にご協力いただきたいこと、小屋として感染防止のために取り組むことを簡潔明瞭に記載しました。

2月1日より、テント泊の料金を1名1泊2000円に値上げさせていただきました。
詳しくは下記をご覧ください。

登山道の状況

登山道の積雪状況

●美濃戸口~赤岳山荘(美濃戸林道)
積雪あり。凍結箇所が点在している状況です。
美濃戸口から歩く際には、林道が凍結していますので、チェーンアイゼンの装着を推奨します。

赤岳山荘まで車で入る際には、4WD車+スタッドレスタイヤの装着が必須です。
FFやFR車では上がれません。また、タイヤチェーンは必ず携帯してください。
氷に対して制動力が高く、耐久性のある金属製タイヤチェーンを推奨します。

●赤岳山荘~堰堤広場~赤岳鉱泉(北沢登山道)
積雪60~80cm+凍結箇所が点在しています。
冬山ウエア+冬山用登山靴が必須。チェーンアイゼンを推奨します。

行者小屋から先、赤岳方面へは、前爪のあるアイゼン、ピッケル、ヘルメット着用です。
今のところトレースはありますが、降雪状況によって変わります。

最新情報は赤岳鉱泉・行者小屋のFacebookをご確認ください。
https://www.facebook.com/akadake1959/

登山装備

冬山の装備でお越しください。寒いので防寒着等をお持ちください。
赤岳鉱泉、行者小屋までは、チェーンアイゼンが有効です。
赤岳鉱泉と行者小屋から上は、ヘルメット、ピッケル、アイゼン(最低10本爪)、冬山ウエア、冬山用登山靴等の厳冬期に適した装備で登ってください。
日帰りでもヘッドライトは必携です。

装備不良・装備不足にならないよう、入念な準備をしてください。
とにかく寒いので防寒対策をしっかりと行ってきてください。

新型コロナウイルス感染拡大のため、マスクはご持参ください。

赤岳鉱泉に宿泊される方には、
・寝袋または寝具に被せるインナーシーツ
・枕に敷く手ぬぐいまたはタオル
の持参をお願いしています。

注意点

早出早着を心掛けてください。
暗くなるのが早いので、15時には山小屋に到着するような計画を立ててください。

グループで登山する際に、グループ内で行動が分かれる場合には、行動予定をきちんと把握してください。
グループ内でフルネームも知らないような登り方はやめましょう。

テント泊の方は、小屋に着きましたら、水場でよく手を洗い、マスクをして受付に起こしください。
山小屋の中では、マスク着用の徹底をお願いします。
マスクを持参されていない方には、1枚100円の不織布マスクをお買いいただき、マスクの着用を行っていただきます。

お知らせ

赤岳鉱泉・行者小屋 ホームページ
http://userweb.alles.or.jp/akadake/

赤岳鉱泉では、12月から3月末まで、営業します。
小屋泊は、引き続き完全予約制です。テント泊は、予約はなく、到着順に受付です。
行者小屋は、引き続きテント場、トイレ、水場のみ使用可能です。

新型コロナウイルス感染拡大による様々な影響ほか、以下3つの理由で山小屋を運営していく上で重要な経費を捻出することが難しくなっています。
 ・ヘリコプターによる物資空輸費
 ・登山道の整備費、維持・管理費
 ・浄化槽トイレ維持・管理費、し尿処理費
そこで、山小屋を健全に運営していくために、お客様には下記3項目にご理解・ご協力をお願いします。

1.宿泊およびテント泊料金を値上げさせていただきます。
 ・赤岳鉱泉及び行者小屋のテント泊新料金
  施行開始日:2021年2月1日(月)
  1名1泊2000円
 ・赤岳鉱泉及び行者小屋の宿泊新料金
  施行開始日:2021年4月1日(木)
  1泊2食 12000円
  夕食のみ 11500円
  朝食のみ 10000円
  素泊まり 9000円
  昼弁当 1000円
  テント夕食 2500円
  テント朝食 1000円
  入浴 1000円
  ※テント泊、日帰りの場合 
  期間:5月上旬~10月下旬
2.赤岳鉱泉の宿泊営業を継続します。
  新型コロナウイルス感染予防対策を講じながら、2021年4月1日以降も営業します。
  予約開始時期、予約方法に関しましては、3月中に明確な方式をお知らせします。
3.行者小屋の夏季営業を期間限定で再開いたします。
  期間:7月3日(土)泊~10月9日(土)泊
  新型コロナウイルス感染予防対策を講じて、完全予約制、定員削減、2食付きの宿泊営業を行います。
  予約開始時期、予約方法に関しましては、5月以降に明確な方式をお知らせいたします。
社会情勢が厳しい中、昨年に引き続きの値上げするという判断をしたくなかったです。
しかし、山小屋を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。山小屋を健全に運営していく為にはやむをえないと考えた末の苦渋の決断です。

■2020~2021アイスキャンディ営業方針
アイスキャンディは、安全登山の啓発およびアイスクライミングの技能向上を目的に造られた訓練施設です。厳しい自然環境の恩恵を受けて人工的に凍らせていく手作りの氷瀑です。
今後の冷え込み状況、スタッフの体調管理および安全作業を最優先するため、営業期間の開始時期、終了時期が前後する場合があります。
営業期間:2020年12月中旬~2021年3月下旬(予定)
使用料金:1日券/1000円 ほか
使用規定、必携装備、レンタル可能アイテムなど詳しくは、赤岳鉱泉・行者小屋のSNSで。

■鉱泉日誌
http://blog.livedoor.jp/akadakekousen/

赤岳鉱泉・行者小屋SNS
Facebook 
https://www.facebook.com/akadake1959/
Instagram、
https://www.instagram.com/akadakekosen_gyojagoya/?hl=ja

来年度の住民税が控除(還付)されて、実質2000円で宿泊できる「ふるさと納税×前売り山小屋宿泊券」販売中!
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/20214/4840363

赤岳鉱泉周辺の過去の様子

  • アイスキャンディが撤去されてテント場は広がりました
  • 北沢登山道上部の様子
  • 鉱泉前からの八ヶ岳連峰
  • 前日に降雪があり、岩稜帯も雪化粧しました
  • 赤岳山荘から堰堤広場までの林道の様子
  • 林道の様子(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉手前の積雪状況(赤岳鉱泉Facebookより)
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • 赤岳鉱泉Facebookより
  • アイスキャンディの様子

赤岳鉱泉

現地連絡先:
0266-62-8100
電話番号:
090-4824-9986
連絡先住所:
長野県諏訪郡富士見町落合桜ヶ丘10716

地図で見る
http://userweb.alles.or.jp/akadake/

施設の詳細を見る

関連する山

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硫黄岳 標高 2,760m

 南八ヶ岳の最北端に位置し、北面は夏沢峠へ深く落ち込んでいる。長野県茅野市と同南佐久郡南牧村の境にあって、北面に火山活動のなごりの巨大な火口壁を残している。南面は緩斜面の岩礫帯で、大ダルミの鞍部にかけてはキバナシャクナゲの自生地として有名で、コマクサ、ウルップソウなどの高嶺の花々が見られる。  眺望は中央・北アルプス、北八ヶ岳の山々、浅間山、奥秩父連峰、富士山、阿弥陀岳、赤岳、横岳など、多くの山々に恵まれている。  山名は火口から硫黄を産したことによるが、佐久地方では箕をかぶせたような山容から箕冠岳(みかぶりだけ)と呼んだ時代もあった。  本沢温泉から夏沢峠を経て2時間強、横岳から1時間、赤岳鉱泉から赤岩ノ頭経由で1時間30分、桜平からオーレン小屋を経て4時間強の行程である。

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横岳 標高 2,830m

横岳は長野県茅野市と同南佐久郡南牧村との境にあって、南北800mほどにおよぶ岩稜の連なりからなる山である。諏訪側、とりわけ柳川北沢上部からの眺めは、小同心、大同心の怪しい岩峰を擁した大岩壁の威容であり、佐久側からの峨々とした山容は赤岳の翼角のようにも見える。横岳は多くの峰塔で形成されており、最高点の奥ノ院、2829mが主峰である。そのほか、石尊大権現を祭る石尊峰、鉾岳、日の神を祭る日ノ岳、二十三夜峰など山岳宗教時代のなごりをとどめるものが連続し、三叉峰(さんじやほう)からは杣添尾根(そまぞえおね)が海ノ口高原へと下っている。最南端の二十三夜峰の南には地蔵尊の石の座像があって、地蔵尾根が行者小屋方向へと下っている。 眺望は赤岳とさして変わらないが、主峰、赤岳北面の雄姿は、八ヶ岳の代名詞ともいえよう。 コマクサ、タカネツメクサ、タカネシオガマ、イワオウギ、イブキジャコウソウ、トウヤクリンドウ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマナデシコなど、稜線上に咲く高山植物は、比較的豊富である。 赤岳天望荘(旧赤岳石室)から横岳主峰までは1時間、硫黄岳から1時間30分、野辺山駅から杣添尾根を経て三叉峰までは7時間の行程である。 2019年1月、標高の改定により1m高くなり2830mとなった。具体的には、「奥の院」と呼ばれる場所が最高地点2830mとなり、これまで山頂とされてきた箇所は2826mとなっている。

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赤岳 標高 2,899m

 赤岳は八ヶ岳連峰の最高峰で、長野県茅野市、南佐久郡南牧村、山梨北巨摩郡大泉村(現・北杜市)との境に位置している。山頂は赤岳頂上山荘のある北峰と、一等三角点がある南峰とに、わずかな距離をおいて分かれている。北峰からは県界尾根が、南峰の南にある竜頭峰からは真教寺尾根が、ともに山梨県側へ延び、縦走路は南方はキレットを経て権現岳へ、北方は横岳へと連続し、西方は中岳を経て阿弥陀岳へのルートも通じている。  その山容は南麓の長坂方面から仰ぐと、ヨーロッパ・アルプスのアイガーに似て、勇壮そのものである。  近代登山の始まりについては別項で触れたが、それ以前の記録としては、明治26年(1893)に陸地測量部の館潔彦が一等三角点を赤岳に選点し、同28年には山崎直方が火山調査のために赤岳に登り、その成果は震災予防調査会報告として発表されている。  赤岳という山名は、酸化鉄による赤い岩肌からきたもので、早朝や夕映えの輝きはひときわ美しいものがある。  山梨側は山頂直下まで緑のハイマツ帯が迫り、諏訪側はイワツバメが舞う、赤岳西壁と呼ばれる岩場となっている。また、南峰から竜頭峰にかけては、鎖場のある鋭い岩稜が続く。  ひとたびその山頂に立てば展望は360度、本邦中央部の山岳をほとんど手中にできる。権現岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳、天狗岳、蓼科山などの近景をはじめ、南・中央・北の各アルプスから上信越の山々、浅間山、奥秩父、富士山と、大パノラマが展開する。  赤岳は、かつて赤岳大神とも呼ばれて人々の信仰を集めていた。柳川南沢の源頭にあたる行者小屋は、昔、赤岳神社の社務所だった所で、夏期には行者が居住していたという。祭神は大山祗命(おおやまずみのみこと)とその娘、岩長姫命(いわながひめのみこと)である。  一般的な登路としては、諏訪側の美濃戸口から柳川南沢を登り行者小屋から地蔵尾根ルート5時間、同じく行者小屋から中岳経由5時間、清里から県界尾根ルート6時間30分、同真教寺尾根ルート6時間弱、縦走路は権現岳からキレットを経て2時間30分、硫黄岳から横岳を経て3時間強の行程である。また、中岳を経て阿弥陀岳への所要時間は1時間強である。美ノ森山との標高差は1356m、幕営指定地のある行者小屋とは550m、キレットとは440mの標高差がある。

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