槍ヶ岳 | 槍ヶ岳山荘

2021年営業は4/27~。GW宿泊予約にはまだゆとりがあります(一人でも予約必要)

槍ヶ岳と小屋開けスタッフ(2021.04.24 槍ヶ岳山荘 )
槍ヶ岳と小屋開けスタッフ(2021.04.24 槍ヶ岳山荘 )
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天気・気温

松本市の天気予報
明日
29℃
10℃
明後日
晴のち曇
24℃
10℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
高山市の天気予報
明日
晴時々曇
26℃
6℃
明後日
22℃
11℃
日本気象協会提供 2024年5月9日 18:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■2021年の営業について
2021年は、新型コロナウィルス感染拡大の状況により影響を受ける可能性はありますが、例年通りのスケジュールで営業を行う予定です。

GWのご予約状況ですが、4月27日から営業を開始する各小屋(槍ヶ岳山荘、槍沢ロッヂ、岳沢小屋)ともに全ての日でまだ余裕がある状況です。

登山道の状況

■4/9 槍沢ロッジまで偵察の状況
横尾山荘過ぎての樹林帯は雪は残っているものの薄く、営業が始まる頃には夏道も出てきそうです。
倒木や掛木も数本ありましたが、またいだり、少し迂回すればいいものなので問題ないでしょう。
これらは早いうちに処理していきます。
一ノ俣橋には雪がほぼありませんでした。
二俣橋も支障ありません。注意して通過して下さい。
大きなデブリを越える箇所は一箇所程度です。

槍沢ロッヂは、半年間厳しい冬を越えても下山時と変わらずの姿でホッとしました。
屋根雪も大部分は落ちており、入山してすぐ除雪に取り掛かれそうです。
4/9の槍沢ロッジ周辺の積雪は約150cm

槍沢ロッジから足を延ばして、ババ平まで行きました。
ここも去年よりも雪は少なく、除雪せずともトイレの冬戸が外せそうです。

現状大曲~槍方面を見た感じでは雪はかなり少ないようです。
踏み抜きによる転倒、スノーブリッジの崩壊など早い段階から気を付けて、ルートファインディングしていかなければならないと思います。
まだ降雪もあってもおかしくない時期です。
毎年お願いしていることではありますが、余裕を持った計画を立てて、万全の装備で残雪期の北アルプスを楽しんで下さい。
今年こそは!コロナで泣かされた昨シーズンですが、受け入れる側の我々スタッフも昨年同様コロナ対策を継続して行ったうえでの入山&営業となります。
山に登られる皆さんもしっかり感染症対策を行っていらしてください。
今シーズンも心よりお待ちしております。

お知らせ

■槍岳山荘
松本事務所 電話263-35-7200(受付時間 09:30~17:00)
小屋HP
http://www.yarigatake.co.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/%E6%A7%8D%E3%83%B6%E5%B2%B3%E5%B1%B1%E8%8D%98%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97-457397191015660/

■2021年 槍ヶ岳山荘と系列の山小屋の営業
https://www.yarigatake.co.jp/information/
利用にあたっては上記サイトを熟読の上、注意指示に従って下さい。
サイトリンクより「ご宿泊受付カード」を予めダウンロードして記入の上、持参くださいますようお願い申し上げます。

以下は、上記サイトより抜粋
・期間
南岳小屋と大天井ヒュッテについては、詳細が決まり次第告知
槍ヶ岳山荘 4月27日~11月3日
槍沢ロッヂ 4月27日各山小屋の営業期間は以下の通り。南岳小屋と大天井ヒュッテは、詳細が決まり次第告知

槍ヶ岳山荘 4月27日~11月3日
槍沢ロッヂ 4月27日~11月3日
岳沢小屋 4月27日~11月3日
南岳小屋 7月上旬~10月中旬
大天井ヒュッテ 7月上旬〜10月中旬~11月3日

・予約について
各小屋1名様より予約をお願いします。
予約は宿泊予定日の1ヶ月前の日の午前9時より、現地山小屋の電話にて受付
槍沢ロッヂの現地電話は、4月27日まで不通のため、それまでは松本事務所へ

・(現地連絡先)
槍ヶ岳山荘 090-2641-1911
槍沢ロッヂ 0263-95-2626 / 若しくは 090-3135-0003 ※4月27日までは松本事務所(0263-35-7200)
岳沢小屋  090-2546-2100
南岳小屋  090-4524-9448
大天井ヒュッテ  090-1401-7884

※現在ウェブ予約についても準備中ですので、運用を開始する際は改めて告知させて頂きます。

・料金
1泊2食 13000円
1泊3食 14500円
1泊夕食付 11500円
1泊朝食付 10500円
素泊まり 9000円
テント泊 2000円(一人あたりの料金)。予約不要

※いずれも税込金額です。個室利用料は別途 
※朝食をお弁当に替えた場合も同料金

・テント泊の注意
当日の混雑状況によってはテントの設営ができないことがあります。(先着順となります)
テント泊の方への館内での朝食夕食の提供はできません。
お弁当のみの提供となりますのでご注意ください。(ランチ営業やカップ麺等の軽食提供は引き続き行います。)

昨年の今頃の様子は?

営業スタート。本日は富士山まで見える快晴。昨日までの降雪と強風のため雪質に注意2023.04.27

昨日降雪(みぞれ)。槍ヶ岳へは前爪アイゼン+ピッケルが必須(チェーンスパイク、軽アイゼンは危険)2023.05.09

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.16

昨日降雪。雪山装備が基本。前爪アイゼン+ピッケル必須(チェーンスパイクや軽アイゼンは危険)2023.05.24

融雪進んでいますが、まだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です。天気の変化が激しい時期です。2023.06.01

台風の雨で融雪進みましたが槍ヶ岳へ道は雪の上が多くまだ前爪のあるアイゼン+ピッケル必要です2023.06.06

槍ヶ岳山荘周辺の過去の様子

  • 連休前半中日の槍の穂先
  • 連休前半中日 槍沢の登山者
  • 連休前半中日 ヘリコプターによる荷揚げ
  • 連休前半中日 山荘前の登山者
  • 朝日が垣間見えました。10時ごろまでは青空もみえておりましたが、昼前からは再び雲に覆われた天気となりました。
  • 稜線から槍沢の様子
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢から槍ヶ岳を見上げて(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 横尾から槍沢ロッヂまでは一部地面が出ているところがありますが、ほぼ雪の上を歩きます。(小屋明け前の偵察に行きました)
  • 槍沢ロッヂ(小屋明け前の偵察に行きました。まだ営業していません)
  • スタッフ全員無事に下山しました!あらためまして2023年、槍ヶ岳山荘をご利用いただきありがとうございました。
  • 夕日に染まる槍ヶ岳

槍ヶ岳山荘

現地連絡先:
090-2641-1911
電話番号:
0263-35-7200
連絡先住所:
長野県松本市埋橋1-7-2

地図で見る
http://www.yarigatake.co.jp/

施設の詳細を見る

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 鋭角に天を突く岩峰でそのものずばりの命名、しかも北アルプス南部の登山道が集中する位置のよさ。槍ヶ岳は北アルプス南部の鎮である。  行政区分からいえば長野県の大町市、松本市と岐阜県高山市との境にそびえている山である。地理的条件も実に絶妙な場所といえる。  南から穂高連峰の縦走路、東から常念山脈や燕岳からの表銀座コース、谷筋では上高地から梓川、槍沢を遡っていく登山道、新穂高温泉から蒲田川右俣、飛騨沢を登るコースと、北アルプス南部のすべてのコースが槍ヶ岳に集中し、中央部へは西鎌尾根が唯一の回廊となって双六岳に通じる、北アルプス南部の扇の要である。  しかも鋭い槍の穂先のような姿は、日本の氷河地形の典型でもある。地質は硬いひん岩で、氷河が削り残した氷食尖峰。東西南北の鎌尾根も氷食地形、槍沢、飛騨沢、天上沢、千丈沢はU字谷とカールという、日本の氷河地形のサンプルぞろいである。  登山史上で初めて登頂したのは江戸時代の文政11年(1828)の播隆上人。4回登って3体の仏像を安置し、鉄鎖を懸けて信者の安全な登拝を可能にした。登路は安曇野の小倉村から鍋冠山を越えて大滝山へ登り、梓川に下って槍沢をつめている。今も残る槍沢の「坊主ノ岩小屋」は播隆が修業した籠り堂だ。  近代登山史の初登頂は明治11年(1879)の英人W・ガウランド。1891年には英人W・ウエストンも登っている。日本人では1902年の小島鳥水と岡野金次郎。穂高・槍の縦走は1909年の鵜殿正雄で、ここに槍ヶ岳の黎明が始まった。大正11年(1922)には3月に、慶応の槙有恒パーティによる積雪期の初登攀があり、同年7月7日には早稲田と学習院が北鎌尾根への初登攀に挑んでいる。早稲田は案内人なしの2人パーティで、槍ヶ岳頂上から独標往復。学習院は名案内人小林喜作とともに末端からと、方式も違う登攀でともに成功した。  その後も北鎌尾根ではドラマチックな登攀が行われ、昭和11年(1936)1月には、不世出の単独行者、加藤文太郎の遭難、昭和24年(1949)1月の松濤明、有元克己の壮絶な遭難が起きている。加藤の遺著『単独行』と松濤の手記『風雪のビヴァーク』は登山者必読の書である。  登山道で直接登るコースは、上高地から槍沢コース経由で槍ヶ岳(9時間30分)と、新穂高温泉から飛騨沢コース(8時間40分)の2本。ほかに穂高連峰からの縦走コース(7時間30分)、燕岳からの表銀座コース(8時間40分)、双六小屋から西鎌尾根コース(6時間)と数多い。

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