大休峠~船上山は小矢筈付近が崩壊のため通行不能。烏ヶ山の登山道はあと一週間ほどは残雪あり
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
登山道の状況
■烏ヶ山
4月11日(日)現在の烏ヶ山の登山道の最新情報をお知らせします。
午前7時に気温0℃でしたが陽が射すにつれ気温が上がり、午前9時のスタート時点では6℃。
大山プロガイド協会の勝部、佐々木、山本と私(久保)で登山道整備にキャンプ場から入りました。
今年は昨年以上に積雪が少なかったんですが、重たい湿雪が多く、かなりの倒木があったようです。
登山口からは杉の植林帯ですが、ここを抜けるまでの間にまだ積雪が残っています。
多分あと1週間もすればほとんど消えると思います。
倒木処理と同時にマーキングテープも無駄な場所は除去しながら登りましたが、冬場のバックカントリーの際の目印に使われていたようです。
植林帯を抜けると残雪はありません。
笹が多く茂り、許可を得て草刈をする予定でしたが、このキャンプ場からのルートは「やぶ漕ぎルート」として残したほうが自然に対して優しいとの思いがあります。
新小屋ルートは登山口から1230ピークの手前まで、昨年に草刈をしたので問題なく歩けると思います。
(大山の夏山登山道は、あの全国的にも評判の悪い階段がさらに延長され、登山道というよりは整備されすぎた遊歩道のようです。
登山道が整備をされることは悪いことではありませんが、その工法についてもう少し自然の地形を生かした方法はないものでしょうか?)
分岐から南峰、さらに北峰の山頂までの尾根筋には雪は残っていません。
分岐から新小屋ルート(別名宇多田ルート)に降りる部分に残雪があります。
1230ピークまでの間にも所々に残雪がありますが、アイゼンを使うほどではありません。
ただ防水性のある登山靴でないと普通の運動靴では厳しいと思われます。
朝露でズボンが濡れてしまうような登山道が全国的にも少なくなっています。
本来の登山道が歩ける山の一つが烏ヶ山だと思いますので、
魅力あるヤブ漕ぎルートをお楽しみください。
山頂付近ではイワナシの花が咲いていました
■大山
・大休峠~船上山 通行不能
大山山系の中で大休峠から船上山に至るルートで小矢筈付近が崩壊しています。
以前から細尾根で不安定な岩場でしたが、今年の雪で潅木が根っこごと岩もろとも崩れており、通行不能な状態になっています。
ロープを張って通れないことはないですが、命を懸けてまでの山遊びは控えたほうがいいでしょう。
こういう場所には大概の場合に良かれと思ってロープを張りっぱなしにする登山者がおられますが、必ず回収をしてください。他人が張ったロープに頼るほど危険なことはありません。
■車道 大山寺に至る道路状況
大山寺から桝水を経由して奥大山までの環状道路がようやく開通しています。
蒜山から鏡ヶ成までの旧スカイラインも開通です。
鏡ヶ成から一向平に至るルートも開通しました。
登山装備
登山装備が基本です。
登山届けも必ずお忘れなく。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
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