熱中症対策として500ミリ☓4本くらいの飲料水を用意。小さい子には特に配慮が必要です
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候、自然
季節の指標である「二十四節気」の12番目の節気「大暑」は夏の暑さが本格的になる頃という意味で、今年の場合は7月22日から8月6日までとなっています。
全国各地で「熱中症警戒アラート」が発令されています。
従来は気象庁より発表されていた気温に対する注意報「高温注意報」でした。
今年より「熱中症予防」としてに気象庁と環境省が湿度が加味し全国を対象に運用を開始した情報です。
8/2 大山の夏山登山道の様子ですが、お花がピークです。
ユートピアも同じ状況です。
山頂台地では「
イヨフウロ
イヨフウロ
」が満開で、そろそろ「
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
」も咲き始めています。
クガイソウ
クガイソウ
がややピーク過ぎ。
シモツケソウ
シモツケソウ
が満開。
8/3大山山系「烏ヶ山」
山の花はかなり秋の花に変わりつつあります。
夏の花が残っている中に「キュウシュウコゴメグサ」「
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
」「ミヤマホツツジ」等が咲き始めています。
登山道の状況
■8/2大山夏山登山道とユートピア方面の最新情報です。
悪評高い丸太階段が延々と伸びており、さらに伸ばそうとしていますが、これは意外に体力を浪費します。
登りではさほど感じなくても、そのツケは下りで足痛、痙攣に出てきます。
またこれだけ丸太階段が続くと、疲れと同時に集中力が途切れてしまうことにより転倒のリスクが高まります。
■2019年秋に新しく開通した「高清水トレイル」の紹介です。
岡山県鏡野町と鳥取県三朝町の県境に位置する人形峠から、伯州山を経由して赤和瀬までのルートです。
標高700m程度から1000mあたりの稜線歩きのコースで、距離が約9km弱。国定公園内を岡山県が整備をしています。
途中で東屋や避難小屋があり、エスケープルートもあるので、自分の体力に合わせてコース作りができますが、縦走なので車が2台必要です。公共交通機関はありません。
初夏には「
イワウチワ
イワウチワ
」の群落がみられるので伯州山は多くの登山者で賑わいます。
しかし登山道そのものを重機で山肌を削り取って作っているために、登山道脇の花とかの見るべきものは、ほとんどありません。
開通当初は作られた登山道にウッドチップが敷いてあり、「ふかふか」だったようですが、すでに平たい場所以外はほとんど流れてしまい、また途中の丸太階段は大きく荒れて、小屋の扉は壊れたままで、みすぼらしい状態になっています。
せっかくなので、維持管理をしていただきたいコースです。
自然散策ということはあまり期待をしないほうがいいと思います。
特に人形峠からの約1kmぐらいはコンクリ舗装なので、ちょっと興ざめします。
■8月3日(火)現在の大山山系「烏ヶ山」の最新情報をお知らせします。
午前9時 鏡ヶ成の天候 晴れ 気温24℃ 無風
午前11時 山頂の天候 高曇り 気温22℃ 無風
ここ鏡ヶ成でも日中に25℃を越える日が続き、例年よりも暑いと思われる日が続いています。
烏ヶ山では先月より登山口に予告掲示をしておりますが、森林整備作業のためキャンプ場よりのルートについて、通行禁止となります。
時期は8月始めよりと掲示されていますが、やや遅れ気味になっており、今月末より工事用道路の整備、来月より森林の伐採に入る予定となっています。また予定が詳しく判明したらお知らせします。
またこのキャンプ場よりのルートですが、先日登山道の笹等が刈り取られる違法伐採が発見されました。
山に限らず、日本全国、土地の所有者がいて管理者がおられます。
その許可を得てからの草刈等なら問題ないですし、たぶん刈り取った方も良かれと思って草刈をされたと思いますが、無許可は駄目ですね。
おまけに笹を出来るだけ根元から刈れば安全なんですが、10~20cm程度残して刈り取ってあるので、非常に危険な登山道になっています。
まずローカットの靴での通行は止めたほうがいいです。スパッツをしたぐらいでは突き破ってしまいます。
転んだり、しりもちをつくとまず大怪我をします。
この現状を国立公園内ですが、環境省様どうすればいいでしょう。
登山装備
登山装備が基本です。
熱中症対策として十分な水分(2リットル程度)と塩分が必要
登山届けも必ずお忘れなく。
注意点
■注意事項
かなり高温多湿の日が続いています。
持参する水分は必ず最低で500ペットで4本、計2リットルはお持ちください。
スポーツドリンク等で塩分の補給も重要です。
お勧めは健康飲料が2本、水が1本、お茶が1本ぐらいが最低ラインです。
これに予備として水がもう1本あればいいと思います。
水分不足は足の痙攣に繋がります。
もちろん計画的に水分補給をしないと、下りでも水分補給は必要ですのでご注意ください。
今年の特徴として、例年に比べて小さなお子さま連れが多いということです。
子供は新陳代謝が激しいので、必ずコマめに水分補給をしてやらないと、危険な状態になる恐れも出てきます。
無理のない登山をお楽しみください。
今までコロナ禍で運動不足であった中での登山は自分が思うよりも体力が落ちていることを自覚してください。
計画段階で体力面だけでなく、暑さによる疲労も考慮してください。
■ヤマケイオンライン付加情報
山入山協力金への協力のお願い(環境省、鳥取県、大山町)
詳しくは以下を参照下さい
https://tourismdaisen.com/info/news/v398/
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
■Facebook「大山プロガイド協会」
Facebook「大山プロガイド協会」にてのよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
連絡先のメールアドレスは daisen.pro@gmail.com
登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。遠慮なくお問い合わせください。
昨年の今頃の様子は?
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
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