今はまだ積雪少なくストック推奨ですが、アイゼンは必須。12月は軽装備での遭難多発時期です
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候 12月6日
午前9時の大山寺の天候 晴れ 気温ブラス5℃ 3~4m/s
お昼12時の山頂の天候 晴れ 気温マイナス1℃ 5~6m/s
12月7日は二十四節気でいうところの「大雪」で、読んで字のごとく北風が吹いて雪が激しく降り始める頃という時期です。
この頃から日に日に寒さが厳しくなり、平地でも雪が降ります。
街中を歩いていても庭先の南天が赤く色づいているのが見られます鳥取県ではスーパーで見かけるハタハタは春が旬ですが、秋田県ではこの12月に旬を迎えるそうです。
・天候記録 10/20初冠雪
登山道の状況
■大山夏山登山道
12月6日(月曜日)現在の大山夏山登山道の最新情報をお知らせします。
・登山道の様子
積雪はまだまだ少なめです。
積もった雪が登山者に踏み固められていて、非常に滑りやすくなっています。
登る時にはアイゼン無しで登れても、下りでは必ず滑ります。
降りられなくなって立ち往生すると既にそれは遭難なんです。
アイゼン等の滑り止めを含めて、特に今年の今の時期に目立つことは、軽装備で登られている方が多いことです。
天候ももちろんですが、山頂では気温も当然氷点下になります。
装備、服装ともに冬山装備を必ずお持ちください。
まだピッケルを必要とするほどの積雪はありませんので、バランス保持でストックを使われたほうが安全に登れます。
新雪が一気に積もってくると、ラッセル時にはピッケルを使いますが、まだもう少し先だと思われます。
週間天気予報とかでみてもまだ当分は寒気団が入ってきませんが、徐々に気温も下がってきています。
山頂で天候が急変することも想定して、安全に登山を楽しんでください。
■烏ヶ山の森林整備工事
一応今期の工事は終了しました。
来春は5月以降からの工事を予定しています。
現在は積雪がありますが、キャンプ場ルートも入れます。
■近辺の道路情報
大山環状道路、旧蒜山大山スカイライン、鏡ヶ成から一向平へのルートは冬期通行止めとなりました。お気を付けください。
登山装備
装備は当然冬山装備が必要です。
毎年のように12月に軽装備で登って下山できなくなった事故が発生しています。
大山寺付近と山頂では標高差およそ1000mあるということは、単純に考えると計算上では7℃から8℃は低くなります。
冬特有の西風または北西の風に吹かれると、体感温度はさらに下がってきます。
携帯カイロを予備として持っているだけで役に立ちます。
寒い場所ではスマホの電池消耗が予想以上に早いです。
予備のバッテリーを持つ、あるいは出来るだけ体に近い場所に入れておく、また携帯カイロを貼り付けておくなどの対策もお忘れなく。
注意点
■今の時期の注意
日没も早くなっていますので、装備のチェック、登山計画は充分に時間的な余裕を持ってください。
お知らせ
登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
■Facebook「大山プロガイド協会」
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大山プロガイド協会周辺の過去の様子
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