甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

黒戸尾根に大きな支障なし。梯子や鎖場ではポールは収納し三点支持で通過を

上層に薄い雲がかかっていますが、周辺の山々を見渡すことができ気持ちの良い朝た。天気の急変のある時期です早めの行動を(2022.07.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
上層に薄い雲がかかっていますが、周辺の山々を見渡すことができ気持ちの良い朝た。天気の急変のある時期です早めの行動を(2022.07.28 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

07/01(金) 05:30 晴れ

山と周辺の状況

■天候と自然
7/1 晴れ、気温は15.0℃(5:30)
青一色の空が広がっています。

6/30 晴れ、気温は14.2℃(4:25)
朝は風が強く吹いていますが気温の高さもあり心地よい日の出を迎えました。
日差しが降り注ぐ一日になりそうです。
昨日は綺麗な夕焼けを楽しむことができました。
彼方の北アルプス槍穂高連峰のシルエットや向かいの八ヶ岳も、ずっと眺めていたくなる景色でした。

6/29 晴れ、気温は13.7℃(5:30)
朝から爽やかな青空が広がっています。
今週は後半も良いお天気が続く予報になっているので活発に人が行き交う黒戸尾根になりそうです。

6/27 朝の七丈小屋の気温は13.8℃(5:30)
美しい朝焼けが見られましたが、山頂方面は雲がかかっています。

■6/28 クマ出没注意
七丈小屋をご利用されたお客様が登山道で熊に遭遇しました。
おじろをスタートして30分ほど進んだところで遭遇とのこと。
威嚇されたようですが熊の方が逃げていき怪我等はなく幸いでした。
ご不安な方は複数人で登ること、熊鈴や熊スプレーをお守りに携帯すると良いかと思います。

■トイレにモノを落とさないで下さい
便槽の中にし尿以外のものが入っていると汲み取り作業が困難になります
七丈小屋ではペーパーの分別も呼びかけておりますが、ポケットの中のものなど、便槽の中に落とさぬよう、充分気をつけて利用いただくようお願い致します。

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagram にあります ホームページからも参照できます)
6/23 黒戸尾根登山道に雪を踏む箇所は無くなりました。滑り止めは不要です。

■6/30 滑落事故発生
五合目の階段梯子で滑落事故がありました。
登山者の方々がいち早く通報、協力して応急処置と救助の手助けをされたようです。
怪我をされましたが命に別状はないとのことです。
岩場、鎖場もそうですが階段梯子を上り下りされる時はトレッキングポールは収納して、手を使ってしっかりと三点支持しながら進むと安心です。
また、鎖やロープがあるからといってそれに対して完全に体を預けるのではなく、あくまで補助的なものとして利用することも大切です。

■マウンテンタクシーの予約が開始
6月1日より、小渕沢駅〜尾白川渓谷駐車場間のマウンテンタクシーの予約が開始
今年も6/17~11/14の期間マウンテンタクシーを運行します。
なお、小屋ではタクシーの受付、予約は行っておりませんのでご注意ください。
以下の公式サイトからご予約をお願い致します。
https://www.mountaintaxi.jp/

■2022年(令和4年)南アルプス林道バス
「戸台口~北沢峠」 令和4年6月15日から11月15日(予定)まで運行
詳細は以下を参照下さい
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

登山装備

3000m級山岳の登山装備が基本です

注意点

最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。
装備を万全に余裕をもった計画でお越しいただくようお願い致します。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■営業
・夏山シーズン期間となりました。
利用にあたりホームページにて詳細を確認下さい
https://www.kaikoma.info/2022summer

・宿泊予約について 夏山シーズン期間 
小屋泊は完全予約制 
テント泊(定員20張30名程度)夏山シーズンは土曜日と連休時のみ予約制

※少人数で運営を行っております。
大変恐れ入りますが、ご予約のお電話は13時~20時の間でご協力をお願いいたします。

■小屋水場の利用できます
小屋宿泊者とテン場利用者は、無料
それ以外(日帰り、縦走等で通過者)は流し横の料金箱に利用代として100円を入れて利用ください。
よろしくお願い致します。

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

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