甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

黒戸尾根に支障の連絡なし。ガスがよく出ており山頂へ向かわれる方は早めの出発が良いでしょう

爽やかな朝。雲海から5時15分位に日が昇りました。朝は一桁の気温になり、そろそろ防寒具が必要です(2022.08.29 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
爽やかな朝。雲海から5時15分位に日が昇りました。朝は一桁の気温になり、そろそろ防寒具が必要です(2022.08.29 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

08/10(水) 05:00 曇り 13.8℃

山と周辺の状況

■天候と自然
8/10 晴れ、気温は13.1℃(4:15)
日差しが気持ち良い朝を迎えました。
日の出から1~2時間の間は展望が期待できる日が続いています。
コースタイムでは七丈小屋から山頂までおよそ2時間となります。
日の出の時間が午前5時頃になりますので小屋泊やテント泊の方は4時頃から登り始めると良いかと思います。

8/9 曇り、気温は13.8.℃(5:00) 23.3℃(11:15)
今日は早朝から山頂付近にガスがかかっていました。
5時頃登頂された方は景色を見ることができたとのことですが、6時頃登頂された方はあたり一面真っ白だったようです。

8/8 晴れ、気温は13.8.℃(6:00)
昨日に続いて晴れ渡る朝を迎えました。
今朝はガスの上昇が早く午前6時の段階で七丈小屋付近までガスが上がってきていました。
6時半になると小屋周辺はガスに包まれました。
山頂付近では雲海の景色が広がっていることと思われます。
日によってガスの発達に違いがありますが山頂へ向かわれる方は早めの出発が良いでしょう。

8/7 晴れ、気温は18.7℃(8:30)
昨日の夕方からお天気が回復していき、今朝は青空が広がりました。
8時頃になると七丈小屋周辺までガスが上がってきました。
山頂付近は10時頃まで展望が期待できそうです。

8/6 気温は14.8℃(6:00)。
今朝は朝からガスに包まれて、視界の限られている七丈小屋です。
今週末はすっきりとしないお天気の予報です。

■自然
8/6  小屋裏のヘリポートの石垣には、タカネビランジが咲き始めました。

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagram にあります ホームページからも参照できます)
大きな支障の連絡はありません

登山装備

3000m級山岳の夏山登山装備が基本です

注意点

最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。
装備を万全に余裕をもった計画でお越しいただくようお願い致します。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■マウンテンタクシーの運行中(要予約)
小渕沢駅〜尾白川渓谷駐車場間のマウンテンタクシー運行中(6/17~11/14)
なお、小屋ではタクシーの受付、予約は行っておりませんのでご注意ください。
以下の公式サイトからご予約をお願い致します。
https://www.mountaintaxi.jp/

■2022年(令和4年)南アルプス林道バス
「戸台口~北沢峠」 令和4年6月15日から11月15日(予定)まで運行
詳細は以下を参照下さい
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■営業
・夏山シーズン期間となりました。
利用にあたりホームページにて詳細を確認下さい
https://www.kaikoma.info/2022summer

・宿泊予約について 夏山シーズン期間 
小屋泊は完全予約制 
テント泊(定員20張30名程度)夏山シーズンは土曜日と連休時のみ予約制

※少人数で運営を行っております。
大変恐れ入りますが、ご予約のお電話は13時~20時の間でご協力をお願いいたします。

■7/5現在 ヘリが飛ぶまで、しばしコーラは売り切れ
先週は暑い日が続きコーラは現在品切れとなってしまいました
間もなく今年2回目のヘリ荷上げの予定です。

■小屋水場の利用できます
小屋宿泊者とテン場利用者は、無料
それ以外(日帰り、縦走等で通過者)は流し横の料金箱に利用代として100円を入れて利用ください。
よろしくお願い致します。

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■小屋販売品(お土産)のニュース
7月から小屋のグッズの一つであるマグカップに、新色のネイビーが加わっています。
オレンジ、ブラウン、ネイビーの3色のラインナップとなっております。
山のお供にお一ついかがでしょうか。

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

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