すっかり落葉。朝晩は氷点下になります。木道が朝霜で滑りやすく足元に注意して下さい
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候 11/17
烏ヶ山の天候 くもり後晴れ 気温3℃ 無風
夏山登山道の天候 くもり 気温1℃ 無風
実況天気図を見ると高気圧に覆われて晴れる予報でしたが、午前中はおよそ上空3000m以下に雲が発生していて、曇りが続きました。
これは大陸に低気圧があり、冷たい空気が流れ込んでいたためです。
一般的に高気圧が大陸から近づいてくるときに、高気圧の前側に日本が位置していると雲がなくて快晴となります。
しかし日本上空から太平洋上に移動して、日本が高気圧の後ろ側になると雲が発生しやすくなります。
登山道の状況
■周辺登山道
11月17日(木)現在の大山山系烏ヶ山と大山夏山登山道の最新情報をお知らせします。
(烏ヶ山の状況)
新小屋峠の往復ですが、ブナの林のほとんど葉が落ちて林内が明るくなりました。
普段夏場では見られないような景色が見られるのも、この時期からです。
登山口から歩き始めるとすぐに左手に烏ヶ山の全容がブナの木越しに見られ、気持ちのいい落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩けます。
山頂付近から蒜山方向を見ると、鏡ヶ成あたりから蒜山にかけてはすっかり晩秋の色合いで、これから訪れる厳しい冬を感じさせます。
森林整備工事も業者の方が寒い中で一生懸命に進めています。
あと少しですので、通行禁止にご協力ください。
土日祝はキャンプ場から入れます。
(大山夏山登山道の状況)
※山岳ガイド 勝部利久様からの情報提供です。
烏ヶ山と同じ状況で1合目辺りから、すっかり葉が落ちて明るくなりました。
先月に初冠雪がありましたが、それ以降は降雪がなく、登山道もまったく無くなっています。
ただ朝晩は氷点下になっていて、木道に降りた霜が朝早くは解けないでそのまま残っているためアイゼンを履くほどではないですが、滑りやすくなっています。
登山装備
■装備
登山装備が基本です。
登山される場合は必ずライトを携行してください。
山ですので途中に何が起きるかが予測できません。その対処のためです。
晴れていても雨具も必携のアイテムです。
これは冷たい風を遮ってくれるので、防寒具の代用として使えます。
防寒具・手袋なども併せてお持ちください。
またテルモス(保温水筒)に熱湯を入れて持参すれば、山頂で暖かい飲み物が飲めます。
最近は保温能力の高い保温ボトルが発売されていますので、色々と情報を集めてみてください。
注意点
■全般に今の時期に注意することは、日没が早いことです。
「秋の日はつるべ落とし」と言われるように釣瓶 ( つるべ ) といって井戸水をくみ上げるために縄や竿などの先につけておろす桶がまっすぐに素早く落ちる様子のように、秋のこれからの時期はたちまち暮れてしまうさまを例えています。
お知らせ
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
休暇村 奥大山
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709-1
電話 0859-75-2300
■Facebook「大山プロガイド協会」
https://www.facebook.com/%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E5%8D%94%E4%BC%9A-105554551132283/
Facebook「大山プロガイド協会」にて山のよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
連絡先のメールアドレスは daisen.pro@gmail.comまたはフェイスブックより。
登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。遠慮なくお問い合わせください。
昨年の今頃の様子は?
今年は登山道の雪は早く融けてしまい、もう歩くのに支障はありません。2週間ほど早めに推移しています2023.05.02
だんだん蒸し暑さを感じる季節になってきました。そろそろ虫除けスプレーが必要な季節です2023.05.15
米子市内でも30℃を越える夏日となりましたが、大山は気持ちの良い風が吹いていました2023.05.23
中国地方は梅雨入り。蒸し暑くなる季節、大山では薄着での行動とこまめな水分補給を2023.05.30
大山プロガイド協会周辺の過去の様子
大山プロガイド協会
- 現地連絡先:
- 090-7999-2931
- 電話番号:
- 0859-75-2300
- 連絡先住所:
- 〒689-4424 鳥取県日野郡江府町御机字鏡ヶ成709-1 休暇村 奥大山 内