山麓と山の上の差が大きい時期。軽装でなく山の装備で入山下さい。山の川乗林道通行止3/26迄。
天気・気温
山と周辺の状況
■青梅警察署山岳救助隊より注意喚起
前年比約160%。この数字は、令和4年奥多摩での遭難事故発生件数(84件)です。
リーダー任せのグループ登山や、体力不足と思われる下山時の転倒事故が増加しています。
グループで行くときにも自分で行程や計画を確認し、安全に登山を楽しみましょう。
■天候
3/24 朝 曇り 13℃ 11時すぎると雲は厚くなりいかにも午後から雨になりそうな気配です。風はほとんどありません。
■自然ほか
3/24 ビジターセンター近くの氷川小学校のサクラがほんの少し咲き始めました
氷川渓谷では、
スミレ
スミレ
が咲いています。今はヒナ
スミレ
スミレ
がたくさんみかけます。
ニリンソウ
ニリンソウ
も咲いています
海沢の
カタクリ
カタクリ
山の
カタクリ
カタクリ
もそろそろ開花していると思います(3/25は工事予定があり注意)
■周辺小屋よりの情報
3月24日(金)9頃頃の雲取山周辺の様子を雲取山荘さんに伺いました。
曇り 気温8.5℃
暖かくなってきて、日の当たる場所は雪もありません。
しかし、北面や山荘からのまき道は凍結が酷く、アイゼン無しでは歩けません。
例年雲取山では、4月中まではアイゼンが必携です。
3月24日(金)9時頃の七ツ石山周辺の様子を七ツ石小屋さんに伺いました。
天気雲り 気温13℃
小屋周辺に積雪、凍結はありません。
足元には
スミレ
スミレ
類の葉が顔を出しました。花を咲かせるのが待ち遠しい!
週末は雨の予報。登山用のレインウェアは、町用の雨具では代用が効きません。ご注意を!
■ツキノワグマ目撃情報
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/559
最新情報はビジターセンターにお問い合わせ下さい
出会わないためにも、クマ鈴など音を立て、自身の存在を知らせる工夫を。
特に雨や霧のときには、音な匂いがクマにわからないことがあります。油断ぜず人の存在を伝えて下さい
登山道の状況
■登山道の情報(全般)3/24
・標高の高いところ(雲取山など)では残雪や凍結がまだまだある状況です
軽アイゼンやチェーンスパイクはお守りです。
特に、雲取山では、山頂から山荘への北斜面や巻き道には凍結があり、軽アイゼンは必須です。
先日もアイゼンを持たないグループが凍結のため雲取山荘に行けずに戻ったそうです
そのほか凍結がない地域でも霜がゆるんでぬかるみも多く足元に注意。
雨後は日の出山、笹尾根などあちこちで足元注意です
・通行止情報(最近発生した情報)
留浦の浮橋 通行止め 3/13~
水位低下のためです。月曜日以降、見学予定であった方、ご注意下さい。
https://waterworks.metro.tokyo.lg.jp/topic/20230310-01.html
麦山の浮橋 通行止 3/6~
奥多摩湖側から三頭山へ登り降りする予定の方は注意
3月6日(月)から奥多摩湖に浮かぶ麦山の浮橋は水位低下により通行止めになります。
水位が回復するまで通れません。
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/topic/20230302-01.html?fbclid=IwAR1UEZfmztxu1YenjNQXMGlBSGcSs9LYV5izDEXxVSpMDE91T_jzXRICrbk
川乗林道 以下の通り車両、歩行者とも通行止になります。
区間 竜王橋~終点
期間 2023年3月6日(月)~26日(日)まで予定
事由 災害復旧工事のため
※川乗橋バス停から百尋ノ滝や川苔山山頂には行けませんのでご注意ください。
https://twitter.com/okutamavc/status/1625310388505178113/photo/1
海沢林道 3/25 橋梁工事のため通行止めの予定があります
※こちらについては最新情報を確認下さい
・登山道の情報は以下を参照
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/52
登山装備
山麓と山の上の環境(気温や凍結ほか)の差を甘くみないこと。
山麓に合わせた軽装(防水性の低いスニーカー、薄手の着衣ほか)での入山は、山に入ってから対応できません。
防水性の高い登山の靴や、登山用の雨具、防寒具などが必要
山麓とは異なる厳しい山の環境に対応する必要があります。
まだ防寒に配慮したハイキング装備、ルートによっては登山装備が基本です。
雲取山はチェーンスパイクや軽アイゼン必須です。
標高の低いところでも軽アイゼンやチェーンスパイクはお守りして携行した方がよいです。
ぬかるみが多くなるためスパッツもあるとよいです
登山用の雨具は必要。ハイキングという気持ちでも防寒防風にもなる雨具は必携です
安全のためライトの用意を 地図とライトはいつでも用意しましょう。
(ライトはちゃんと点灯するか、十分な電池などがあるかなどの確認もお願いします)
行動中は汗をかくので、風をよける雨具やウインドブレーカーの下は少し薄着で
休憩時には体が冷えるので暖かいジャケットなどを羽織るなどして
衣類の着脱で体温調節して汗冷えしないように工夫しましょう
注意点
■この時期
山麓が雨でも、雲取山など標高の高いところはまだまだ雪となることがあります。
事前の最新情報を得て、無理のない計画でゆとりある登山を
■奥多摩の山岳遭難が多発しています。
例年よりかなりハイペースです。入山は慎重に。一層の安全登山を心がけて下さい
■登山届を出しましょう
JR奥多摩駅にポストがあります(奥多摩ビジターのポストは開館時間中の受付)
余裕を持ったプランで安全登山を心がけましょう。
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/662?fbclid=IwAR3dGr7UZ6nLxHtIsrhqb79GjAgkVNtH8qUu94nGZJeFS5Gsvob5ppYOSeE
■ゴミはご自宅までお持ち帰り下さい 奥多摩にゴミ箱はありません
河原や地域の収集場所などに置いていくことはおやめ下さい ※河原での直火は禁止
■避難小屋の緊急時以外での宿泊利用はお控えください。
避難小屋の緊急時以外のご利用はお控えください。また、雲取山周辺を含めた特別地域でのテント設営などはできません。感染症対策含め、登山マナーへのご理解ご協力をお願いします。
■自然保護のルールに協力を 奥多摩には自然公園利用ルールがあります。
■雲取山登山 現在は凍結があり軽アイゼン必須の冬山です
雲取山は東京都最高峰です。通常は早朝出発し山小屋で一泊する行程です。
日帰り登山の方もありますが、無理のない計画でお願いします。
はじめて雲取山に登る方は、インターネットの登山者発信の情報だけでなく、公的な情報にも目を向けましょう。ビジターセンターでも情報提供しています。
■参考になる情報発信(ヤマケイオンライン付加情報)
奥多摩観光協会
https://www.facebook.com/okutamakanko/
お知らせ
■奥多摩ビジターセンター
・お電話でのお問い合せ TEL 0428-83-2037
(月曜日を除く9:00~16:30)
ホームページ
https://www.ces-net.jp/okutamavc/
■SNS 公式SNSにて、周辺小屋などの発信情報を拾っております
https://www.facebook.com/okutamavisitorcenter
https://twitter.com/okutamavc
■イベント【参加者募集中】
・氷川渓谷ガイドウォーク
(1)2023年4月22日(土)10時~11時40分
(2)2023年4月23日(日)10時~11時40分
※1、2共に同じ内容です
参加費 1500円(保険、講師代など)
申し込みはE-mailのみ
詳しくはこちら
https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/2781
2023年度の予定は3月末頃発表予定です
昨年の今頃の様子は?
晴れると春らしい陽気となりましたが、日により、また朝晩の寒暖差大。ウエアの着脱で体温調節を2023.04.14
朝夕は寒く、日中は暑いため衣類の着脱で体温調節をしましょう。氷川渓谷でヒメウツギ開花2023.04.21
今年はフジの花が当たり年。早くも谷あいは花房が長く見頃です。登山は早出早着+ゆとりある計画で2023.04.28
5/13青梅線17:30頃~運休。川苔山でシロヤシオ見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.11
氷川の三本杉でセッコクが見頃。山麓と上の気温差あり衣類の着脱で調節を2023.05.19
氷川の三本杉でセッコクが見頃。麓と山上の気温差が大きい時期。衣類の着脱で体温調節しましょう2023.05.25
東京都奥多摩ビジターセンター周辺の過去の様子
東京都奥多摩ビジターセンター
- 電話番号:
- 0428-83-2037
- 連絡先住所:
- 〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川171−1