唐松岳 | 唐松岳頂上山荘

行動中必要な飲料水は全量持参を(深刻な水不足。販売の限界)。主ルート支障なし。晩夏~初秋の花開花

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天気・気温

08/08(火) 8/8 10:00 快晴
富山市の天気予報
明日
晴のち曇
26℃
13℃
明後日
晴のち雨
21℃
14℃
日本気象協会提供 2024年5月14日 0:00発表
松本市の天気予報
明日
曇時々晴
28℃
11℃
明後日
晴時々曇
23℃
11℃
日本気象協会提供 2024年5月14日 0:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■山と溪谷オンライン付加情報 8/8現在も以下の状況は継続中です
稜線に位置する唐松岳頂上山荘は水源に乏しく水不足が続いています。
行動中に必要な飲料水は全量をご持参頂きたくお願いいたします。
8/8現在、ソフトドリンクのみ(数に限界がありますが)販売しております。

・長野県山岳遭難防止常駐隊 Twitterより引用 8/3 
北アルプス北部では天水不足や登山客の増加により水の補給が制限されていたり、ペットボトルが売り切れになっている山小屋(唐松岳頂上山荘・野口五郎小屋 等)もあります。
飲料水は多めに携行しましょう!
https://twitter.com/Nagano_sotaikyo?utm_source=yjrealtime&utm_medium=search

・白馬山案内人組合 インスタグラムより引用 8/3
暑い日が続いています。唐松山荘は8/3現在、水不足によりペットボトル水の販売や食事時のお茶など制限をしていました。暑い季節は白馬に限らず山小屋によっては水不足となる事もしばしばあります。情報をよくとってから水を充分お持ちの上、登山を楽しんでください。
https://www.instagram.com/p/CvdvsdrvsxO/

・一般社団法人 小谷村観光連盟より引用 8/3
後立山連峰の主稜線を縦走される方へ。
各山小屋では深刻な水不足に陥っています。
【唐松岳頂上山荘】●ペットボトル・天水とも提供なし。●食事時の水も制限されます。
https://twitter.com/otari_kanko/status/1687086883095130112

■天気
8/8 10時 朝から快晴
8/7  晴れ 夕方豪雨

三日連続して夕立、通り雨があります。雷鳴る日もあり 山荘には早めの到着、15時着が安全です

■自然
周辺では高山植物が咲いています。
八方尾根 高山植物が多種多数開花中 涼しげなシャジンなど開花中

登山道の状況

■周辺登山道の状況 
・八方尾根 8/8
大きな支障の連絡はありません。

・五龍岳方面  8/8
大きな支障の連絡はありません 鎖場の通過は慎重に

・不帰キレット方面 破線ルートです  8/8
大きな支障の連絡はありません 鎖場の通過は慎重に。常駐隊も入りました。

・餓鬼、祖母谷方面 8/8
山と溪谷オンライン付加情報
小谷村公式観光サイトより 引用
白馬~祖母谷 ルートに問題なし。草刈りも完了しています。
https://info-otari.jp/2023/08/03/5044/
※山と溪谷オンラインでは唐松岳頂上山荘より毎年このルートに行く方は「山荘で最新情報を得るように」と要請があります

■以下山と渓谷オンライン付加情報 
・白馬村登山情報
/以下に八方尾根の情報があります 7/3版
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/news/2698/

■以下山と渓谷オンライン付加情報
・八方尾根 アプローチ
※グリーンシーズン中、八方アルペンライン(ゴンドラ&リフト)や黒菱ライン(リフト)を利用し、八方尾根登山口の八方池山荘前まで行くことができます。天候等により運行状況が変わりますので最新情報を得て利用下さい
https://www.happo-one.jp/
https://www.facebook.com/hakuba.happo/

登山装備

■山荘で補給しなくても行動中十分な飲料水を持参下さい

3000m級山岳の夏山登山装備が必要です
登山用の雨具や登山用の靴、荷物の防水、登山に適した衣類が必要です
薄手のフリースなどの防寒具は夏でも必要です

晴れて気温が上がれば熱中症に注意。紫外線が強く帽子や日焼け止め、サングラスなど対策必要

注意点

■装備に油断なく。
晴れて気温が上がれば熱中症に注意。紫外線対策も必要
荒天時には濡れ対策、冷え対策必要

■山と溪谷オンライン付加情報 8/8
後立山連峰は、一部で深刻な水不足です。山荘での水補給に限界がきています。
行動中の飲料水は全量を持参した方がよいです
五竜山荘、キレット小屋では飲料水の販売制限があります

お知らせ

■唐松岳頂上山荘
http://karamatsu.jp/
唐松岳頂上山荘は、黒部の深い谷を挟み対岸の立山、剱岳の眺望に優れた小屋です。

■2023年の営業
夏山営業は6/24~10/21
・宿泊、テントサイト利用には予約が必要 
利用、予約前に必ずホームページを参照ください

■予約方法
宿泊予約(個室を除く)、テント泊予約ともにWeb、電話にて受付(利用予定日の1ヵ月前9時から受付)
※出来るだけWEBでのお申し込みをお願いします。予約専用電話予約専用 090-1477-8088

個室予約は電話受付のみ(個室予約受付 10月迄を専用電話090-1477-8088) 

テント予約はwebでお願いします。(利用予定日の1ヵ月前から)

・宿泊、テントサイトの料金や施設の詳細などについては小屋HPを参照下さい

※宿泊にはインナーシーツ・シュラフカバー等は持参ください
インナーシーツは山荘でも販売。布団、枕は用意しています。

■施設利用について
・テント泊利用
テント場の利用は  7月1日~10月15日まで
建物敷内での設営は出来ません。キャンプ敷内でお願いいたします

・自炊設備はありません。全館火気厳禁、禁煙です。

昨年の今頃の様子は?

2023年の夏山営業は7/1~10/21。利用には予約が必要。予約は6月中旬から受付予定2023.05.11

2023年の夏季営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。利用には予約が必要。予約は一ヶ月前から受付2023.05.24

営業は6/24(土)泊~(テントは7/1~)。7/11以降の予約は6/11からWEBほかで受付。7/10まではHP参照2023.06.08

唐松岳頂上山荘周辺の過去の様子

  • (みんなの登山記録 akira さんの投稿から)
  • 山荘裏山より剣岳、立山連峰の眺望
  • 氷点下の寒い朝。快晴の稜線は真っ白な雪に覆われています。
積雪は少なく吹溜りで20㎝ほど。信州側は雲海、雲が切れて時折山麓が見えます
  • 朝の静かな稜線です。遥か遠くに富士山のシルエットが見えました。八ヶ岳の連山と富士山の遠望です
  • 立山連峰と剱岳。稜線のタカネナナカマドは落葉し、枝先に残る赤い葉もわずかとなりました
  • 快晴 唐松岳山頂より山荘方面 
  • 気温1℃と寒い朝を迎えました。 霜柱がたち氷がはっています。
  • ウラシマツツジの草紅葉と唐松岳
  • 牛首登山道より ウラシマツツジと山荘
  • 秋色の稜線と唐松岳
  • 山荘周辺に生息するライチョウ 春はまれたヒナたちがそろそろ親離れの時期を迎えています
  • 雲海と日の出

唐松岳頂上山荘

電話番号:
090-5204-7876
連絡先住所:
長野県北安曇郡白馬村北城6336

地図で見る
http://karamatsu.jp/

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

唐松岳 標高 2,696m

 後立山連峰のほぼ中央に位置するが、地味な存在である。ピラミッド型をしたこの山が大きく美しく見えるのは、主稜線の大黒岳付近からである。  主稜線を振り分けに、長野・富山両県からそれぞれ1本ずつの登山道が通じている。東からの八方尾根は、山岳スキー場として知られるが、途中の八方池は不帰ノ嶮を間近に仰ぐ憩いの場である(八方集落よりリフトなど利用して所要4時間)。西からの南越(なんこし)の道は、黒部渓谷からのもので、難路であったが、昭和61年、大黒鉱山跡まで尾根上をたどる新道に切り替えられた(祖母谷温泉より所要9時間)。  唐松岳北方の主稜線は、両側面からの浸食によって険しいやせ尾根となって、不帰ノ嶮と呼ばれている。ここは白馬岳からの縦走では、電気回路における抵抗のような存在となっているのである。南方への稜線はすぐに牛首岳を起こすが、ここも険路である。  八方尾根と主稜線とのジャンクションをなす小突起の西側に、抱かれるようにして唐松岳頂上山荘が建っている。間に深い黒部の谷を挟んで望む、ここからの剱岳の眺めは、後立山八景の1つに数えられよう。

富山県 長野県 / 飛騨山脈北部

鑓ヶ岳 標高 2,903m

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五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

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