甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

いつ降雪してもおかしくない時期。今は山頂方面積雪なし、朝晩の地面&岩肌は凍結。紅葉は下降

小屋のヘリポートからは、しっかりと雪の付いた北アルプスの山並みがきれいに見えていました(2023.10.24 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
小屋のヘリポートからは、しっかりと雪の付いた北アルプスの山並みがきれいに見えていました(2023.10.24 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

10/13(金) 05:30 晴 -0.3℃

山と周辺の状況

■2023〜24年冬期営業について
11月1日よりご予約の受け付けを開始
以下を参照下さい
https://www.kaikoma.info/winter
冬期営業期間 2023年11月27日(月)〜2024年5月26日(日)のご宿泊まで​(予定)

■天候と自然
10/13 晴れ、気温は-0.3℃(5:30)。
昨日よりも冷え込んだ朝です。
上空に雲が無かったので、放射冷却で気温は氷点下まで下がりました。
日が昇ると気温は少しずつ上昇し、6時には2℃まで上がってきました。
これから先はいつ降雪があってもおかしく無い時期となってきました。
お天気の確認をしっかりしてお越し下さい。

10/12 晴れ、気温は2.1℃(5:30)。
今朝も冷え込んだ朝となりました。
小屋の周りや山頂方面はモヤが掛かっていますが、上空には青空が広がっています。日中はスッキリと晴れそうです。
山頂方面に積雪はまだありませんが、朝晩は地面や岩肌の凍結に十分ご注意下さい。

10/11 晴れ、気温は2.3℃(5:30)。
昨日夕方に雨が上がってから気温は急降下。寒い朝を迎えました。
昨日の朝との気温差は7℃程ありました。
小屋から見上げる山頂方面は、紅葉も終盤で大分冬枯れの感じになってきました。
紅葉のラインはこれからだんだんと麓に向かって下りて行きます。
寒暖差が激しいので、防寒対策万全にお越し下さい。

10/10 雨、気温は8.9℃(5:30)。
一昨日の昼過ぎから弱い雨が降り続いていますが、今日はこの後一旦雨は上がってお天気回復しそうです。
気温はかなり上がって暖かく感じます。
寒気が抜けて一旦気温が元に戻りそうです。
昨晩は気温が高かったので、山頂方面も雨が降ったと思われます。

10/9 雨、気温は5.7℃(5:30)。
冷たい雨が弱く降る朝を迎えています。
昨日のお昼過ぎから雨が降り始め、一時はみぞれ混じりの雨となりましたが、日付が変わる頃から気温が少し上り、今現在は冷たい雨が降っています。
山頂方面はガスで見えませんが、もしかしたら雪化粧しているかも知れません。
これからの季節はお天気が悪い時には積雪の可能性が出てきます。
使わないにしても、チェーンアイゼンや軽アイゼン等の滑り止めをご用意頂いた方が安心です。

・以下山と溪谷オンライン付加情報
2022年は10/14ベンチに薄氷 10/20に8合目で霧氷 10/25雪

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagram にあります ホームページからも参照できます)
10/13 現在 大きな支障の連絡はありません
山頂方面に積雪はまだありませんが、朝晩は地面や岩肌の凍結に十分ご注意下さい。
これから先はいつ降雪があってもおかしく無い時期です

■2023年(令和4年)南アルプス林道バス 
詳しくはこちら
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
「戸台口~北沢峠」運行は11月15日まで

■マウンテンタクシー 
2023年6月1日より予約開始予定 ※利用は要予約
運行期間  6月15日(木)~11月15日(水) の 毎日​(予定)
ルート 尾白川線「小淵沢駅~尾白川渓谷駐車場」
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

登山装備

3000m級山岳の晩秋の登山装備が基本
天候急変に対応できる装備で。防寒具必要
日没早まりライトは必携。

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■夏山営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

・予約受付中
必ず事前に小屋HPのトップを参照下さい
※「予約時に事前決済(クレジットカード使用)することで予約の完了」ほか、オンライン予約に当てはまらないイレギュラーな対応についても詳しい説明があります。

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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