甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

11/15山頂へはチェーンスパイク必要。11/17~18雨&雪&強風と荒れ予報。入山は慎重に万全の装備で

朝6時 降雪中。小屋前積雪8cm(2023.11.30 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
朝6時 降雪中。小屋前積雪8cm(2023.11.30 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

11/16(木) 06:00 晴 -4.3℃

山と周辺の状況

■2023〜24年冬期営業について
11月1日よりご予約の受け付けを開始
以下を参照下さい
https://www.kaikoma.info/winter
冬期営業期間 2023年11月27日(月)〜2024年5月26日(日)のご宿泊まで​(予定)

■天候と自然
11/16 晴 気温-4.3℃(6:00)
晴れ渡る朝を迎えました。
今日も穏やかですが夕方頃からお天気下り坂で明日、明後日は雨、雪、強風と荒れた予報になっています。

11/15 晴 -5.8℃(5:00)
小屋周辺では昨日から無風が続きとても穏やかです。積雪2cmほど残っていますが大部分が溶けて凍結状態へと変わっています。山頂を目指される方はチェーンスパイクを必ずお持ちください。

11/14 晴 -4.3℃(7:00)
昨日は甲斐駒ヶ岳が初冠雪となりました。
日中から夜中にかけて強風が吹き荒れ、気温も-3〜-7℃とプラスになることがなくひと月先の寒さとなっています。
山頂付近の積雪は5cm程度とのことです。今のところチェーンスパイクで登り降りできると聞いていますが不安な方は12本爪アイゼンをお持ちください。

11/13 雪 気温-3.7℃(9:00)
昨日のお昼頃から雪がチラチラ降り始め、その後も一晩中降り続いたようです。
夜が明けると3~5cmの積雪となっていました。小屋から山頂にかけても同じくらいの積雪と思われますが風が強いので吹き溜まり箇所ができていると思われます。
雪線は標高2000m付近のようです。
冷え込みも一層強まり、午前5時の時点で-5.4 ℃となっていました。
凍結防止のため外水道を流したままにしていましたが凍結してしまい、やむなく水源からの水道切り離し作業となりました。外水道は利用できません。
ご不便をかけますが水をご利用される場合は小屋スタッフまでお声がけ願います。

11/12 曇り 気温-0.6℃(5:00)
昨夜は星が綺麗に見えていましたが深夜に雪がチラチラ降ったようです。
夜が明けると小屋周辺は雪景色となっていました。積雪は1cm程度です。
今日から週半ばにかけて冷え込みが強まる予報になっています。
登られる方は防寒対策万全でお越しください。

11/11 晴れ、気温0.8℃(5:30)。
昨日1日は気温が高く、昨晩遅くまで気温は5℃前後ありましたが、雨が上がると気温はだんだんと低下して、今朝は0℃近くまで下がりました。
昨日は山頂付近まで雨だったようで、ヘリポートから見上げる山頂方面に雪は見当たりません。
今年はなかなかしっかりと冠雪しません。
この週末から来週に掛けて、強い寒波が入り気温が急降下しそうです。
防寒対策しっかりでお越し下さい。

■記録
・2023 初雪 10/15
・2022 初冠雪 10/25

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagram にあります ホームページからも参照できます)
11/15 山頂を目指される方はチェーンスパイクを必ずお持ちください。

■2023年(令和4年)南アルプス林道バス 
詳しくはこちら
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
「戸台口~北沢峠」運行は11月15日まで

■マウンテンタクシー 
2023年6月1日より予約開始予定 ※利用は要予約
運行期間  6月15日(木)~11月15日(水) の 毎日​(予定)
ルート 尾白川線「小淵沢駅~尾白川渓谷駐車場」
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

登山装備

3000m級山岳の晩秋~初冬の登山装備が基本
チェーンアイゼンや軽アイゼンの携帯をお願いいたします。
天候急変に対応できる装備で。防寒具必要
日没早まりライトは必携。

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

・予約受付中
必ず事前に小屋HPのトップを参照下さい
※「予約時に事前決済(クレジットカード使用)することで予約の完了」ほか、オンライン予約に当てはまらないイレギュラーな対応についても詳しい説明があります。

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■七丈小屋泊「冬の甲斐駒ヶ岳ツアー情報」 この冬、まだ見ぬ世界へ!
詳細はファーストアッセント HPよりご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/
※ツアーのお問い合わせ&お申し込みは七丈小屋ではお受けしておりませんのでご注意ください。

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
ぜひあなたの力を活かしてください!ご応募お待ちしております!
詳しくは以下を参照
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報