11月13日に大山で初冠雪。登山口の大山寺付近まで積雪しました。
天気・気温
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山と周辺の状況
※大山は佐々木淳一ガイドからの情報です
11月13日に大山で初冠雪が観測されました。前日夜半から一気に冷え込んできて、13日も降り続き、初冠雪というよりも積雪で、大山寺付近まで初積雪となりました。昨年よりも19日遅く、平年よりも9日遅い初冠雪です。
ただ地元の年配の方の話によると11月に一気にこれだけ降ると、その年は積雪量は少ないと言われていますが、果たしてどうでしょう。
登山口付近の道路には除雪をしてあるために積雪はありませんが、登山道に入ると積雪があり、5合目を過ぎるあたりまではシャーベット状の雪質。6合目辺りからは雪が締まってきて、安全のためにアイゼンを装着したほうがいいと思います。
キックステップが出来る方はアイゼンは不要です。まだまだピッケルよりもバランス保持のためにストックを使った方がいいようです。装備はもちろん冬山装備でお越しください。
毎年今の時期に、軽装備で行けるところまで行ってみるという方がおられますが、既に大山は冬山となりました。ただこの雪が根雪になるかどうかは不明です。
いずれにせよ、根雪にならないとしても冬靴で、あるいは防水性のある登山靴でないと、厳しいと思います。くれぐれも軽装備での登山は控えてください。
いざという時の対処が出来ません。登りながら時々後ろを振り返ってみて、ここを下山できるかどうかの判断をしながら登ってください。
同じ大山隠岐国立公園内にある投入れ堂で有名な三徳山はまだ入山できます。三佛寺で標高300m、投入れ堂で標高500mほどですので、まだ積雪はありませんが、積雪が根雪になると、来春まで入山禁止となります。特に、いつから入山禁止とは決まっていませんが、ご注意ください。
またここは一人では入山できませんし、雨天時も同様に入れません。
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登山道の状況
登山道で通れない場所はありません。また崩壊ヵ所もありません。
登山装備
晴れていても雨具の上着だけは持っていた方が防寒具として使えます。
また時期的には「ブト」(ブユとも言われる)が出てくる頃ですので、虫よけスプレーは必要です。
お知らせ
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド (自然公園指導員) 久保昌之
電話 090-7999-2931(携帯)
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