甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

気温上昇予報、体調と補給に注意。JR小淵沢発のシェアタクシー運行6/15~(完全予約。予約受付6/1~)

無風快晴の爽やかな朝。麓には朝霧の雲海が広がっています。(2024.05.30 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
無風快晴の爽やかな朝。麓には朝霧の雲海が広がっています。(2024.05.30 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

05/24(金) 05:00 晴 8.1℃

山と周辺の状況

■天候と自然
5/24 朝の七丈小屋の気温は8.1℃(5:00)
風もなく穏やかな朝を迎えました。
鳳凰三山の奥に見える富士山の雪もだいぶ少なくなりました。
気温が上がる予報となっています。こまめな体温調節と水分補給を行ってご安全にお越しください。

5/23 8.1℃(5:00)
日々、日が長くなっています。昨日は19:00ごろに幻想的な夕焼けと見事な雲海が見られました。
今朝も素晴らしい雲海が広がっています。
今週いっぱいは安定したお天気が続きそうです。

5/22 4.6℃(5:00) やや雲の多いお天気となっています。
テント場周辺の掃除作業を行いました。
第一テント場を中心に、使用済みのトイレペーパーのゴミが多く見られました。
テント場からトイレまでの距離があるのが理由でが、積雪期は雪に隠れるペーパーも春になれば出てきます。
登山のマナーとしてペーパーの持ち帰りを徹底していただきたいものです。シーズンを通して皆さんにに気持ちよく利用していただくために、ご協力をお願いします。

5/21 6.9℃(5:00)でした。
甲斐駒山頂下の北沢峠側ではキバナ シャクナゲ シャクナゲ も早くもつぼみが膨らみはじめ、山頂の手前で雷鳥が現れ、サービスをしてくれました。

5/20 7.4℃(5:00)
昨日の午前中から小雨が降り出し、今朝は雨足が強まっています。
この雨で、山頂方面の雪解けがまたすすみそうです。部分的に残雪が残りますので、滑り止めはお待ちいただくようお願いします。

■ご連絡
水道が開通。日帰り、通過の方もご利用いただけます。(有料100円)

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

5/21 甲斐駒山頂下の北沢峠側のガイドロープを張りに行ってきました。
山頂方面の登山道の様子を参考にされてください。公式インスタに画像があります
7合5尺までの樹林帯はまだ残雪が残ります。
また8合より上からサメ岩の区間も雪が残る箇所があります。
8合半ルンゼの手前の雪渓は黄蓮谷へ滑落する危険性もありますので注意が必要です。
融雪もすすみ、チェーンスパイクとストックがあれば安全に歩ける状態になってきました。
登山道の割合の方が多くなっていますので状況に応じて滑り止めを使用してください。

■マウンテンタクシー 2024シーズンの営業決定
「JR小淵沢駅」と南アルプスと八ヶ岳方面への「登山口」とを結ぶシェア型登山タクシー
運行予定 2024年 6月15日(土)~11月15日(金) の毎日 予約必要
予約受付開始 ​6月1日(土)昼12時より開始予定
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

登山装備

3000m級山岳のまだ登山装備が基本
山頂を目指す方はお守りとしてチェーンスパイクあると安心
体温調節できる服装
充分な補給用水分

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

・2023~24年冬期営業 5月26日(日)のご宿泊まで​

■夏営業期間の予約受付中
5/27(月)からの夏営業期間の予約受付中
七丈小屋の公式サイトからのオンライン、電話での予約どちらも可能
 オンライ予約の場合→事前カード決済、
 電話予約の場合→宿泊当日小屋で現金支払 
グリーンシーズンの黒戸尾根に是非お越しください!
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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