甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

週末は好天予報。山麓の気温が上るとガスが湧き易くなり、局地的にわか雨(雷)に注意。雨具は必携

今朝は少しひんやり。
晴れてカラッとしているので清々しく爽やかに感じます。(2024.06.27 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
今朝は少しひんやり。 晴れてカラッとしているので清々しく爽やかに感じます。(2024.06.27 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

06/14(金) 05:00 晴 9.7℃

山と周辺の状況

■天候と自然
6/14 晴 9.7℃(5:00)。
晴れ渡る清々しい朝です。
今年は梅雨入りが遅れていて、週末から来週半ばまでは良いお天気が続きそうな予報です。
麓の気温が高いので、お昼になるとガスが湧きやすい状況です。
局地的なにわか雨もありますので、雨具のご用意忘れずにお越しください。

6/13 曇 10.1℃(5:30)。
高曇りの朝を迎えています。
昨日は夕方から霰混じりの雨が降りました。
幸い雷は発生しませんでしたが、これからの季節は急な雷雨に注意が必要ですね。

昨日は第2小屋のテラスの再塗装を行いました。
ここからは正面に鳳凰山をきれいに眺める事が出来ます。
鳳凰山を眺めながらお弁当を食べたり、お酒を飲んだり自由にご利用出来ます。
是非ゆっくりとお楽しみください。

6/12 晴 8.4℃(5:00)。
昨日に引き続き清々しい朝です。やや靄が掛かっていますが、きれいな朝日でした。
小屋周りの イワカガミ イワカガミ が見頃を迎えています。
今年は花が咲くのが早く、例年に比べて10日前後早い印象です。
五合目~六合目にかけては、登山道の両脇にたくさん咲く イワカガミ イワカガミ を眺めながらの登山が楽しめます。

6/11 晴 8.4℃(5:30)。
快晴の清々しい朝を迎えています。
遠くには北アルプス、小屋の正面には鳳凰山、その奥には富士山がきれいに見えています。
昨日はスタッフが山頂まで登山道の様子を確認しに行ってきました。
通行に支障がある箇所は無く、雪も無くなったので滑り止めは不要です。
最近はライチョウに会ったというお話をお客様からもよく伺います。
昨日登ったスタッフもライチョウに会えたようです。

6/10 曇 7.1℃(5:00)。
6時前まではパラパラと雨が降っていましたが、今現在雨は止みました。
西の空には所々に晴れ間が見えてきました。お天気はこの後回復してくる予報です。
例年よりも梅雨入りが少し遅れそうですね。
晴れ予報でもにわか雨に見舞われる場合が多々ありますので、雨具お忘れなくご用意ください。

6/9 曇 7.8℃(5:00)
高曇りの朝です。山頂方面はガスもなくきれいに見えています。
今日の日中は曇り空が続きそうです。
昨日はたくさんの登山者の皆様にお越しいただきました。
今朝も皆様元気に小屋を出発されて行かれました。
登山道は山頂まで滑り止めは不要になっています。
6月の甲斐駒に是非お越しください。

6/8 晴 5.1℃(5:00)。
清々しい朝を迎えています。今日は良いお天気の土曜日となりそうです。
登山道脇には イワカガミ イワカガミ をはじめ、 ギンリョウソウ ギンリョウソウ やイチヨウラン、 キバナノコマノツメ キバナノコマノツメ やシロバナノヘビイチゴ、クモイコザクラ等が咲いていて、長く厳しい黒戸尾根の一時の慰めとなるのではないでしょうか。
登山道は山頂まで滑り止めは不要となり、目立った崩落等も無く歩きやすい状況です。
お気を付けてお越しください。

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

6/7 黒戸尾根登山道に大きな支障の連絡はありません
雨後は足元に注意して下さい

■マウンテンタクシー 2024シーズン
「JR小淵沢駅」と南アルプスと八ヶ岳方面への「登山口」とを結ぶシェア型登山タクシー
運行予定 6月15日(土)~11月15日(金) の毎日 事前予約必要
予約 受付開始中
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

登山装備

3000m級山岳のまだ登山装備が基本
雨具は必携。充分な補給用水分
最低気温は10℃以下です。体温調節できる服装で。

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

夏営業中
七丈小屋の公式サイトからのオンライン、電話での予約どちらも可能
 オンライ予約の場合→事前カード決済、
 電話予約の場合→宿泊当日小屋で現金支払 
グリーンシーズンの黒戸尾根に是非お越しください!
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer

・給水
日帰り、通過の方も利用可(有料100円)

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

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甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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