甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

黒戸尾根に支障なし。枝道を閉鎖しました。踏み跡に立ち入らないように。雨具など万全の装備で

早朝は青空が広がりますが、次第にガスが出て雷雨を伴うことがあります。小屋公式インスタでは次第にガスっていく山の様子が見られます(2024.08.01 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
早朝は青空が広がりますが、次第にガスが出て雷雨を伴うことがあります。小屋公式インスタでは次第にガスっていく山の様子が見られます(2024.08.01 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

07/12(金) 05:30 雨 11.4℃

山と周辺の状況

■天候と自然
7/12 雨 11.4℃(5:30)。
しとしとと雨が降り、肌寒い朝を迎えています。
梅雨空が戻ってきてしまいましたね。

7/11 雨 12.1℃(5:30)。
昨日の午後から断続的に雨が降り続き、今朝も時折しっかりと雨が降っています。
日差しがないので肌寒く感じる朝です。
今日の日中は雨が降り続く予報となっています。

今週末の海の日連休から、いよいよ本格的な夏山シーズン開幕といった感じですが、梅雨空が戻ってきてしまいましたね。
雨具の携行お忘れなくお越しください。

7/10 曇 13.1℃(5:00)。
昨日に引き続き曇り空の朝となりました。
所々に青空が見えますが、空の大半はどんよりとした雲に覆われています。

7/9 曇 14.5℃(5:00)。
日の出の頃は青空が見えましたが、だんだんと雲が広がり現在はどんよりとした曇り空となっています。
今日の午後からはしばらく梅雨空が戻ってきそうな予報となっています。

昨日はスタッフが山頂まで行って来ました。
最近雷鳥に会ったというお話をお客様からよく伺いましたが、昨日も九合目付近でつがいの雷鳥に会うことができたようです。

小屋のヘリポート周りではハクサン シャクナゲ シャクナゲ が花を咲かせ始めたました。
今年は去年よりも大分花が少ないですが、しばらくの間は シャクナゲ シャクナゲ の花を楽しめそうです。

7/8 曇 14.3℃(5:00)。
薄曇りの朝を迎えています。
昨日と気温はほぼ同じですが、日差しが弱く涼しく感じます。

7/7 晴 14.2℃(5:00)。
カラッとした爽やかな朝を迎えています。
今日は日中良いお天気の予報となっています。
昨日はお昼すぎから夕方まで雨がしっかりと降りました。
これからの時期は天気予報が晴れでもお昼くらいからは急な雨や雷に注意が必要です。
気温も高いので、涼しい朝のうちの出発がおすすめです。
麓と小屋の温度差も大きいので、熱中症や脱水に十分お気を付けください。

■クマの目撃情報
※仙丈ヶ岳周辺、仙水峠、双子山周辺でクマの目撃情報があります
黒戸尾根でもクマを見掛けたというお話も最近聞きました。
熊鈴やラジオを鳴らす等して、自分の存在をアピールしてクマに遭遇しないようお気を付けくださ

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

7/12 一昨日、昨日と弊社代表花谷と北杜山守隊の皆さんが、小屋泊まりで黒戸尾根登山口から山頂まで登山道の調査に入りました。
所々作業をしながら、時間を掛けてくまなく調査をしてもらいました。
ご存知の通り黒戸尾根は長く険しい道ですので、登山道整備も時間的、体力的な制約が大きく、なかなか難しい面がありますが、今回の調査を皮切りに、着実に計画は進んでいくのではないでしょうか。

口ノ摩利支天様の下(刃渡りの手前)の登山道は複線化が進んで大分登山道が荒れていたので、木の枝等で複線化した枝道を閉鎖してあります。閉鎖された踏み跡には立ち入らないようよろしくお願いいたします。

7/8 登山道には特に通行の支障になりそうな倒木や崩落は無い状況です。

■マウンテンタクシー 2024シーズン
「JR小淵沢駅」と南アルプスと八ヶ岳方面への「登山口」とを結ぶシェア型登山タクシー
運行予定 6月15日(土)~11月15日(金) の毎日 事前予約必要
予約 受付開始中
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/

■2024年(令和6年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、新たに路線名が「南アルプスクイーンライン」となりました。
仙流荘周辺が「戸台パーク」としてリニューアルされました
南アルプス林道バスの発着場所及びバス停が仙流荘前に移転
ほか、戸台パークまでのアクセス、マイカーの駐車場、運行期間など
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
※7月2日(火曜日)始発より運行再開 (7月1日の大雨により運休していましたが運行を再開します)

登山装備

3000m級山岳の登山装備が基本
雨具は必携。充分な補給用水分
最低気温は10℃以下の日もあります。体温調節できる服装で。

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer

夏営業中
七丈小屋の公式サイトからのオンライン、電話での予約どちらも可能
 オンライ予約の場合→事前カード決済、
 電話予約の場合→宿泊当日小屋で現金支払 
グリーンシーズンの黒戸尾根に是非お越しください!
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer

・給水
日帰り、通過の方も利用可(有料100円)

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■売店から
黒戸尾根手ぬぐいのご紹介
Tシャツと同じく、切り絵作家の後藤郁子さんのデザインで、八合目と九合目の間の烏帽子岩に立てられている二本の鉄剣がモチーフとなっており、まさに黒戸尾根を象徴するデザインとなっています。
山小屋の手ぬぐいというとほとんど横デザインなのですが、こちらの手ぬぐいは縦のデザインとなっています。
黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳登頂記念に是非お求めください。
黒戸尾根手ぬぐい1本1500円となっています。
※こちらもオンライショップでもお求めいただけます。

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

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